館長の朗読日記3145(西暦2026年6月03日 新規)/品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会『坊っちゃん』
館長の朗読日記3145(西暦2026年6月03日 新規)
○品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会『坊っちゃん』
今月の6月02日(火)には、通常の時間と場所でレッスンをした。今回は5月下旬に開催した朗読発表会『坊っちゃん』の直後のレッスンであったから、その朗読発表会についてのサークル会員の感想と意見、および、彼等の知人友人の観客から聞いた感想と意見を訊いた。
概ね好評だったようであった。なかにはとても感動してくださった方もいたようである。ベテランの会員は、改めて、長いしっかりした内容の作品を、会員全員で読み継ぐ形式の舞台朗読の良さを実感した、と語っていた。その言葉に他の会員も賛同していたようであった。
次の台本は太宰治「黄金風景」である。今回のレッスンは「語る」ことに重点を置くと私は宣言した。そのレッスンのなかで新たな発見があった。これを「発見」というのはおこがましいが、作品を「語る」ためには、その作品を深く解読する必要があるということである。
従来の私は、作品を深く解読することと、その作品を上手く語って朗読することとを、別のこととしてレッスンしてきた。しかし、それは誤まり、ないしは不十分なレッスンであった。正しく十分なのは、深く解読することによって上手く語るというレッスンなのであった。


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