館長の朗読日記2352/大田「くすのき」の「朗読おさらい会」

館長の朗読日記2352  (戦後74年05月23日 新規)

 

 

〇大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」(1)

 一昨日(5月21日)の13時00分開場、13時30分開演で、大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」を開催した。会場は「大田文化の森」の第2集会室(4階)である。私は10時00分に、朗読するサークル会員はそれ以前に、この会場に集合して、会場の準備や直前のリハーサルなど「朗読おさらい会」のための準備をおこなった。

 ただし、椅子を並べたり、机の配置換えをするなどの会場設営は、事前に配置図を渡しておくと「大田文化の森」のスタッフがやっておいてくれる。また開催後の片付けも同じようにスタッフがやってくれる。こんな親切な公的施設は初めてである。今回の「朗読おさらい会」の来場者は10数人。大部分は品川朗読サークル「あやの会」の関係者だった。

 その他は、出演者の近親者とその友人の2人、および、遠路から千葉朗読サークル「わかば」の会員が1人であった。会場の椅子には、それに加えて出演するこのサークルの会員7人と指導者の私の8人。それらを合わせて20数人。消防法の関係で観客用には36席しか並べられなかったので、観客数の合計が20数人くらいがちょうど良い案配だった。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」(2)

 会員の皆さんの朗読の出来栄えは、やはり本番パワーというのであろうか、リハーサルよりも数段良くなっていた。斎藤隆介原作「モチモチの木」は、レッスン歴4ヶ月の会員が朗読したが、初心者にしては堂々たる朗読であった。斎藤隆介原作「東・太郎と西・次郎」もレッスン歴4ヶ月であるが、朗読経験者らしく落ち着いた実に上手な朗読であった。

 斎藤隆介原作「一ノ字鬼」はレッスン歴1年弱の会員2人に読み継いでもらったが、レッスン歴1年にしてはかなりの朗読をしていた。休憩後は、レッスン歴2年の会員が朗読した。向田邦子原作「耳」は、初心者としてレッスンを始めたにしては見事な朗読であった。宮澤賢治原作「おくなぐさ」は、なかなか個性的な語り口で、聴かせる朗読であった。

 藤沢周平原作「山桜」は前半のみの朗読であったが、語りの経験者(約30年)らしく、とても聴かせる朗読表現であった。前の出演者が後の出演者の作品と原作者と朗読者を紹介するのだが、それもスムーズにいった。全体の司会進行役をやった副代表も、最後の挨拶をした代表もなかなか良かった。最後に私も挨拶したが、その出来映は果たして如何。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2351/習志野「茜」の立ち稽古

館長の朗読日記2351  (戦後74年05月22日 新規)

 


○習志野朗読サークル「茜」の立ち稽古(1)

 一昨昨日(5月19日)の9時30分から、習志野朗読サークル「茜」の立ち稽古をおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第19回目。今回は6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの第7回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演するが、1人当たりの朗読時間は15分以内としている。

 立ち稽古は、習志野市東習志野コニュニティーセンターの講習室でおこなった。朗読発表会の本番は、このコミュニティーセンターの多目的室でおこなう。今回の立ち稽古では、その多目的室が確保できなかったので、その隣の講習室でおこなったのである。まず、司会進行役の開会のアナウンスから全体を通しでやってみる。

 会員の皆さんは、それぞれの朗読表現をかなり仕上げて来ていた。かなり仕上げてくると、逆に、いろいろと要改善点が浮き出てくる。この段階の指導は楽である。今の段階での要改善点が、限定的にはっきりと絞り込まれてくるし、会員の皆さんも納得しやすくなる。会員と私との間でレッスンがかみ合ってくる瞬間である。

 


○習志野朗読サークル「茜」の立ち稽古(2)

 今回の朗読会は、東習志野図書館と東習志野コミュニティーセンターが共催する一般講座として開催される。その一般講座に習志野朗読サークル「茜」が出演者として参加するわけである。司会進行役はサークルの会員がおこなう。共催者の代表として、東習志野図書館の館長さんに開会の挨拶をしてもらうことになっている。

 司会進行役が図書館館長さんを紹介する場合、敬語を使うべきか否かでちょっと議論した。司会進行役が共催者側の人間として、その代表である図書館館長さんを来場者に紹介する場合には、敬語を使うことはもちろんおかしい。しかし司会進行役は思わず敬語を使っていたし、無理に敬語を使わないとやはり不自然であった。

 そこで、こういう考え方をすることにした。司会進行役はあくまで習志野朗読サークル「茜」の会員という立場をとる。すると、今回の朗読会の共催者は「茜」に出演を依頼してくれた依頼主である。当然、敬語を使うべき対象である。もちろん、来場者は二重に敬語を使うべき対象である。それに応じて、敬語を使い分ける。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2350/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2350  (戦後74年05月20日 新規)

 

 

○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 一昨日(5月18日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第11回目、6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンの6回目である。この「小さな朗読館・ちば」は毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演している。

 今回で第20回「小さな朗読館・ちば」に向けた通常のレッスンは最後となる。今後は、リハーサルを6月01日に、朗読会本番を6月01日におこなっていく。次はリハーサルといっても、本番の会場でおこなうわけではない。通常のレッスンをおこなう鎌取コミュニティセンターの一室が会場である。立ち稽古と言っても良い。

 このサークルには長期休会中の会員が2人いる。今回はその2人に加えて3人が欠席した。計5人の欠席である。それでも参加した会員数は10人を超えていた。私のレッスンは参加者が10人を超える方が効果が上がる。逆に10人以下だとレッスンの効果が下がってしまう。グループ・レッスンの良さが発揮されないのである。

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 第20回「小さな朗読館・ちば」の上演作品のなかに、夏目漱石原作『夢十夜』のうちから「第三夜」を選んだ会員がいる。その同じ「第三夜」を習志野朗読サークル「茜」の会員が朗読する。その習志野「茜」の会員が「第三夜」を上演するのは、千葉「風」の会員が上演するちょうど1週間前の6月02日(日)のことである

 これら2人の「第三夜」を両方とも聴きに来る観客が何人いるか分からないが、もし1人でもいればその両方を聴き比べることになる。これは、上演者にとってプレッシャーであろう。両方を指導する私にとってもプレッシャーである。しかも、この「第三夜」はむずかしい。朗読するのもむずかしいし、指導するのもむずかしい。

 以前に、夏目漱石原作『夢十夜』のうちから「第一夜」を選んで朗読した会員がいた。その指導はうまくいったし、その会員の朗読は画期的で素晴らしかった。その「第一夜」は「愛情」と「切なさ」を表現するが、今回の「第三夜」は「恐怖」を表現しなければならない。しかも、静かな「恐怖」である。これが実にむずかしい。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2349/船橋「はなみずき」のリハーサル

館長の朗読日記2349 (戦後74年/西暦2019年05月19日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」のリハーサル(1)

 一昨昨日(5月16日)の10時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」のリハーサルをおこなった。リハーサルといっても本番の舞台でやるわけではない。本番の会場(船橋市きららホール)は、混んでいてなかなか使用できない。そこで立ち稽古と同じ会場を使った。まあ立ち稽古をくり返し2回やったようなものであった。

 もちろん、くり返して2回もやった効果はあった。本番に備えた実際の流れを改善し、その雰囲気を十分に確認することができた。また、バック音楽の改善をはかり、改めて会員の朗読表現とバック音楽の相性をチェック&確認することができた。最終的には、本番当日の午前中におこなう直前リハーサルで確認しなければならないが。

 本番では、バック音楽の音入れは私が担当する。前回までは、舞台袖の幅調席でモニターの音を聴きながら音入れをした。しかし、それでは今ひとつ朗読表現とバック音楽の音のバランスが分からない。そこで、今回は客席の後方に臨時の音響コーナーを設けてもらい、会場の音を直接聴きながらバック音楽の音入れをすることにした。

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」のリハーサル(2)

 本番のバック照明の操作は家人が担当する。意外なことに、家人はこういう機械的な操作が嫌いではないようである。バック照明の操作は、客席後方の幅調室でおこなう。もちろん最初の色彩づくりは専門の会場スタッフにやってもらうのだが、その後の場面に合わせたバック照明と朗読者用スポットの操作は家人がおこなうのである。

 今回の菊池寛原作『恩讐の彼方に』は、完全ノーカットである。時間的にも内容的にも、読み継ぎ形式の朗読上演にピッタリの作品である。全体に無駄も緩みもない優れた物語展開であり、優れた場面構成であり、人物造形でもある。今回の朗読発表会では、前半(約40分)と後半(約60分)の2部構成の読み継ぎ形式で上演する。

 第1部と第2部のそれぞれを「はなみずき」の会員の全員が順々に読み継いでいく。したがって、会員全員が1回づつ、計2回の朗読をおこなう。そのどのパートもそれぞれに朗読表現的に面白く、工夫のし甲斐がある。第1部と第2部ともに、終始、緊迫した、そして起伏に富んだ面白い展開の連続で、面白い朗読公演になると思う。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2348/品川「あやの会」のリハーサル

館長の朗読日記2348  (戦後74年05月15日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」のリハーサル(1)

 昨日(5月14日)の9時30分から品川朗読サークル「あやの会」のリハーサルをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第20回目、朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」の第8回目のレッスンでもある。今回はリハーサルであるから、9時30分から17時00分まで、午前から午後までほぼ1日をかけたリハーサルであった。

 会場は朗読発表会と同じ小山台会館である。午前中は音楽室、午後は朗読発表会をおこなう大ホールであった。まず午前中に、全体を通しでおこなった。この音楽室はアプライトピアノしかないので音が良くない。ただでさえ朗読の声はピアノの音に負け気味なのだが、アプライトピアノのキンキン響く音は、朗読のバック音楽には合わない。

 それにもかかわらず、その音楽室でピアノのバック音楽を入れたのは、音楽を入れるタイミングを確認するためである。タイミングが合わないと、変なところでバック音楽が終わってしまう。会員の朗読は、それなりに仕上がってきていた。ただし、改善されたところもあったが、まだ直っていないところもあったので最後のダメ出しをした。

 


○品川朗読サークル「あやの会」のリハーサル(2)

 午後の大ホールでは、再度、全体のリハーサルをした。このときは朗読終了後の舞台挨拶まですべてリハーサルした。大ホールのピアノはフルコンではないが、それに準じたかなり立派なグランドピアノである。さすがに音がまったくちがう。このピアノで静かな曲を最弱の音で弾けば、かろうじて朗読のバック音楽として使えるようになる。

 午前中のダメ出しが効いたのか、午後の朗読表現はさらに改善されていた。ピアノで生演奏するバック音楽は、前半と後半ともに、最初と最後と中間の3ヶ所に短く入れただけだが、なんとか全体をもたせることができそうである。中間にもう1ヶ所入れた方が良いような気もしているので、演奏する家人とさらに相談しようかと思っている。

 大ホールでは、残余の時間を使って、舞台への出入りや待機の方法、会場設営の方法、会員の皆さんの朗読会運営上の役割分担などを確認したり、検討したりした。さらなる改善策も試してみたが、いろいろの事情で必ずしも最善を望めない部分もあった。やはり、こういう場合は次善でも確実な方が良いと思う。次は、いよいよ本番である。

 

 

 

 

 

 

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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第192版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第192版

                  (戦後74年05月13日 更新)

 

 

【カレンダー】

 


●戦後74年(西暦2019年)

 


5月21日(火)大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会
 /大田朗読サークル「くすのき」

5月22日(水)船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」
 /船橋朗読サークル「はなみずき」主催

5月29日(水)品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」
 /品川朗読サークル「あやの会」

6月02日(日)「小さな朗読館『ならしの』」
 /東習志野図書館・東習志野コミュニティセンター共催
 /一般講座

6月09日(日)第20回「小さな朗読館・ちば」
 /千葉朗読サークル「風」主催

7月30日(火)第15回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会主催

9月28日(土)「新・みちの会」朗読発表会「博士の愛した数式」 NEW!
 /八千代朗読サークル「新・みちの会」主催

 

 

【くわしいご案内】

 


●戦後74年(西暦2019年)

 


大田朗読サークル「くすのき」朗読おさらい会

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月21日(火)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕大田文化の森 第二集会室

〔交通〕JR京浜東北線/大森駅下車 徒歩10分
                  池上駅行バス5分

〔プログラム〕

 開会         総合司会    向田敏子
1「モチモチの木」斎藤隆介原作     松田俊恵
2「東・太郎と西・次郎」斎藤隆介原作  原 則子
3「一ノ字鬼」斎藤隆介原作       斉藤正子 蓬田敦子  
          <休憩>
4「耳」向田邦子原作          仲亀庸子       
5「おきなぐさ」宮澤賢治原作       星野祐子
6「山桜」藤沢周平原作         向田敏子
          <舞台挨拶>
 サークル代表挨拶           仲亀庸子
 朗読指導者挨拶            東 百道

〔企画・構成〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕大田朗読サークル「くすのき」

〔参加〕入場料無料(全席自由)

 

 

船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会「恩讐の彼方に」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月22日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)/フェイスビル6階

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩3分

〔演目〕菊池寛原作「恩讐の彼方に」

〔プログラム〕

【第1部】「恩讐の彼方に」第1部
       <休 憩>
【第2部】「恩讐の彼方に」第2部

〔出演〕

 御代川裕子、谷千和子、鳥海治代、田中幸子、黒田裕子、直井三枝子、井上みつ江、小林いさを、飯野由貴子、村木ひろみ、遠田利恵子、中山慶子、昌谷久子、亀田和子、久保田和子(朗読順/船橋朗読サークル「はなみずき」の会員)

〔朗読指導・構成・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋朗読サークル「はなみずき」

〔参加〕入場無料

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
    047-487-3721 (東)

 

 

品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)5月29日(水)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕小山台会館大ホール

〔交通〕東急目黒線/武蔵小山駅下車 西口より徒歩3分

〔演目〕三浦哲郎原作「ユタとふしぎな仲間たち」

〔プログラム〕

【第1部】「ユタとふしぎな仲間たち」第1部
        <休 憩>
【第2部】「ユタとふしぎな仲間たち」第2部

〔出演〕

 川崎玲子、松倉美那子、藤本敦子、福永尚彦、岡林和子、佐々木澄江、白澤節子、末次眞三郎、片桐瑞枝、山本淑子、赤塚弘子、山本扶美子、志村葉子(朗読順/品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)

 

 

「小さな朗読館『ならしの』」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)6月02日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕東習志野コミュニティセンター3階 多目的室

〔交通〕京成本線・実籾駅より徒歩7分

〔プログラム〕

「なんむ一病息災」斎藤隆介原作       小野 洋子
「ひいふう山の風の神」斎藤隆介原作     渡邊 久子
「ねこのおんがえし」中川季枝子原作     中村美津江
「夢十夜」(第一夜・第三夜)夏目漱石原作  三浦 邦子
「桃太郎」芥川龍之介原作          平野かほる
           <休 憩>
「よだかの星」宮澤賢治原作         今関研一郎
「春雨の夜」永井荷風原作          松本  恵
「世界でいちばんやかましい音」
  ベンジャミン・エルキン原作       伊東 佐織
「小僧の神様」志賀直哉原作         土田 和子       

〔出演〕習志野朗読サークル「茜」

〔朗読指導〕 東 百道

〔共催〕東習志野図書館・東習志野コミュニティセンター共催/一般講座

〔参加〕定員100名(中学生以上)/入場無料(全席自由)

〔申込〕東習志野図書館カウンターおよび電話受付(先着順)
    047-473-2011

 


第20回「小さな朗読館・ちば」

〔日時〕戦後74年(2019年)6月09日(日)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市ハーモニープラザ・3Fイベントホール

〔プログラム〕

1 「梅津忠兵衛」小泉八雲原作/奥田裕子翻訳  森本 依里
2 「奄美の画家と少女」高倉健原作       金附ひとみ                
3 「電車を降りて」永井龍男原作        小田志津子
            <休 憩>
4 「第三夜」(『夢十夜』より)夏目漱石原作  松尾佐智世
5 「子供たちの夜」向田邦子原作        杉山佐智子                
6 「夜の雪」藤沢周平原作           助川 由利
7 「吉野山」太宰治原作            吉永裕恵子
                               
〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043(400)8034/細川

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047(487)3721 (東)

 

 

第15回「小さな朗読~感動をつくる朗読をめざして~」

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)07月30日(火)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市民文化創造館(きららホール)

〔交通〕JR総武本線・船橋駅/京成本線・京成船橋駅より徒歩2分(フェイスビル6階)

〔プログラム〕

1「千葉の民話二題」              仲田 紘基
  「へったれ嫁」高野つる話者/仲田紘基採集
  「国本の観音様」永野利枝原話/仲田紘基再話)
2「お時儀」芥川龍之介原作           山本 淑子
3「伸ちゃんのさんりんしゃ」児玉辰春原作    飯野由貴子
            <休 憩>
4「よなき」三浦哲郎原作            内田 升子
5「穴」岡本綺堂原作(岡本綺堂シリーズ2)    東 百道
  
〔司会進行〕飯野由貴子

〔主宰〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
    出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047-487-3721(東/ひがし)

 


八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会「博士の愛した数式」 NEW!

〔日時〕戦後74年(西暦2019年)9月28日(土)
    開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕八千代市勝田台文化センター 3階 ホール

〔交通〕京成本線/東葉高速線 勝田台駅より徒歩5分

〔出演〕

阿波理江、渡辺澄子、山村弥生、関 百子、山上さつき、小畑勝彦、倉林成年、中島浩美、吉﨑瑠璃子、江本なつみ(朗読順/八千代朗読サークル「新・みちの会」会員)

〔プログラム〕

第1部 第1部「博士の愛した数式」前半
        <休憩>
第2部 第2部「博士の愛した数式」後半  

〔朗読指導・演出〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔主催〕八千代朗読サークル「新・みちの会」

〔後援〕八千代市教育員会

〔問合せ先〕043-253-4977(小畑勝彦)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)

 

 

 

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館長の朗読日記2347/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2347  (戦後74年05月12日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月11日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第12回目、今回から今秋9月に開催する朗読発表会「博士の愛した数式」のレッスンに入る。この台本は2部構成で、それぞれを会員全員で読み継いで上演する。今回は第1部をレッスンした。

 この作品には数式が出てくるが、その数式の数字の読み方について議論した。例えば「220」について「ニー、ニー、ゼロ」と読むか、あるいは「二百二十」と読むかという問題である。どうも、統一的に決めるより、ケース・バイ・ケースで決める方が良さそうな感じである。この手の問題はサークル会員の総意に拠ることにしている。

 単なるこういう読み方の問題だけでなく、数式にまつわる登場人物の会話(セリフ)の朗読表現も問題である。観客は、台本を見ることなく、耳だけで朗読を聴き、内容を理解しなければならない。少しでも複雑な数式にまつわる朗読表現は、よほど丁寧に分かりやすいものでないと、観客にその内容をイメージしてもらうことはできない。

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 さらに、この作品は、斬った張ったというような派手なストーリーや場面展開がない。どちらかというと地味な、心理的な展開が主なのである。ストーリーの起伏や山場がないわけではないが、それらもどちらかというと心理的なものといえる。それを朗読表現で120分間前後の長時間、観客を舞台に引きつけつづけるのは容易ではない。

 よほど豊かなイメージと深刻な心情を心に抱いて朗読表現しなければ、観客に作品世界のイメージと心情を共有してもらえないし、感動を共有してもらうこともできない。そういう意味で、非常にむずかしい作品である。前回の「星の王子さま」もむずかしかったが、今回のこの「博士の愛した数式」はまた別の意味でむずかしいのである。

 特に、主人公の博士の記憶が80分しかもたないという設定がむずかしい。今回は初回であるからまだまだであるが、今後は、記憶が80分しかもたない人間の心理・心情、あるいは、そういう人間のイメージがどのようなものかを、会員の皆さん1人1人が自分事(わがこと)として想像・創造的にイメージしていって欲しいものである。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2346/千葉「わかば」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2346  (戦後74年05月11日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(5月09日)の13時30分から千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2のレッスンの第5回目のレッスン、宮澤賢治原作「紫紺染について」の第5回目のレッスンでもある。この「紫紺染について」は朗読的に非常にむずかしい。会員はそれぞれ苦労してとり組んでいる。

 その成果は、朗読レベルの向上という形で今回のレッスンであらわれてきた。何人かの会員は、朗読する言葉の1つ1つが従来に比べてはっきりと立ってきた。声も聴き手に向って語りかけるような意思がこもってきた。ある会員は朗読する声がはっきりと明るくなってきた。従来のしっとりしているが沈むような声が変わってきた。

 ある会員は、もともと演技的なセンスはあったが、それが自分の世界の内側に閉ざされたような朗読表現であった。ところが今回は、聴き手の方に開かれたような朗読表現に変っていた。言葉の1つ1つが立ってきたばかりでなく、声出しも距離感が出てきた。これらができるようになれば鬼に金棒である。今後の伸びが期待される。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2

 どうしても助詞や述語部分が下がってしまっていた会員たちも、かなりそれらが改善されてきた。これは語りかける語り口の基本なのだが、これができるようになっただけで朗読表現がかなり違ってくる。それに加えて、言葉の1つ1つが立つようにもなってきたら、朗読表現がさらに格段に飛躍する。会員は着実にその道をたどる。

 この宮澤賢治原作「紫紺染について」は、レッスン台本として、そういう会員たちの上達に確実に役立ったと実感している。そういう朗読表現だけでなく、その土台となる作品世界の解読の仕方ついても、この「紫紺染について」は大いに役立ったと思っている。この作品世界の解読は、あくまで論理的におこなわなければならない。

 さらに、その解読に基づいて、その文学作品に書かれた文字言語の背後にどのようなイメージを想像し得るか。さらに、原作者や登場人物の心情をどのように想像し得るか。このイメージや心情の想像は、朗読者のイメージや心情の新たな創造でもある。そして、これらイメージや心情の想像と創造は朗読表現に直に役立つのである。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 一昨日(5月09日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第18回目。今回は、6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの第6回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演するが、1人当たりの朗読時間は15分以内としている。

 今回も6月02日に開催する「小さな朗読館『ならしの』」のプログラム順にレッスンした。最初の2作品は、斎藤隆介原作の童話である。レッスン歴が1年未満の会員には、私が斎藤隆介の童話から朗読する作品を選定して朗読してもらうことにしている。3番目は中川季枝子が現代文にした昔話である。ここまでは順調であった。

 プログラム4番は、夏目漱石原作「夢十夜」から「第一夜」と「第三夜」を抜き出して朗読する。それを朗読する会員が、朗読が仕上がってくるに従って朗読時間が伸びてきて、今では17分近くになってしまったという。とにかく、今回の「第一夜」を朗読してもらった。それを聴いて、この作品はこの会員に合わないと判断した。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 そこで、今回は「第三夜」に絞って取り組むように勧めた。この「第三夜」の朗読時間は恐らく10分を切るはずである。しかし、朗読会における朗読は、時間が長ければ良いというものではない。現に第7回「小さな朗読館」で夏目漱石原作「第一夜」を朗読したゲスト出演者は、この10分を切る作品で観客を十分魅了していた。

 プログラム5番は芥川龍之介原作「桃太郎」。観客に語りかけるよう指導した。プログラム6番は宮澤賢治原作「よだかの星」。これを朗読する会員は急速に上達している。今回も前回に比べかなり良くなっていた。プログラム7番は永井荷風原作「春雨の夜」。この会員は言葉の1つ1つを丁寧に発声するととても良い朗読になる。

 問題は、その丁寧な発声が15分間もつか否かである。プログラム8番のベンジャミン・エルキン原作「世界でいちばんやかましい音」を朗読する会員は欠席した。最後のプログラム9番は志賀直哉原作「小僧の神様」。これを朗読する会員は唯一の第1期生であり、一応、安心して聴ける朗読をする。残る課題は主に《間》である。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2345/大田「くすのき」のリハーサル

館長の朗読日記2345  (戦後74年05月08日 新規)

 

 

〇大田朗読サークル「くすのき」のリハーサル(1)

 昨日(5月07日)の13時00分から、大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」に向けたリハーサルをおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第21回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第9回目である。この「朗読おさらい会」は会員の皆さんが自ら選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読上演する。

 今回は、通常の朗読レッスンより時間をなるべく長く確保するために、会場を使用できる時間いっぱいの13時00~17時00分を使っておこなう予定であった。午前中の品川朗読サークル「あやの会」のレッスンが他日に移行したので、私は自宅から直接会場に行ったがかなり早めに着いた。ところがサークルの役員(代表と会計)が遅れてしまった。

 通常のレッスンの開始時間(14時00分)と間違えたという。二人とも自宅が会場に近いので、電話で呼び出したので20分くらいの時間ロスで済んだ。今回のリハーサルは「朗読おさらい会」と同じ会場なので、先ず本番どおりの会場設営から始めた。朗読そのもののリハーサルは14時から始め、通しを総てひと通り終えたのが16時過ぎであった。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」のリハーサル(2)

 それから、本番通りに設営した会場をいったん片づけ、机と椅子を元のコの字型にもどして、リハーサルを踏まえた「朗読おさらい会」本番に向けての簡単な打合せを約30分おこなった。結局、すべて終わったのが会場使用時間ギリギリの17時少し前であった。朗読発表会と違い「朗読おさらい会」は簡略化した朗読会であるから、何とかなると思う。

 今回のリハーサルにおける会員の皆さんの朗読は、このサークルが発足してまだ2年であること、しかも会員の過半がレッスン歴がまだ1年未満であることを考えれば、まあまあの仕上がりであった。しかも、レッスン歴が2年目の会員がやはり2年目らしくちょっと違った朗読をしていたことに驚かされた。やはりレッスン歴の長短は影響すると思った。

 今回の「朗読おさらい会」の観客席は、昨年と同じく30席足らずである。昨年は、来場者が予想より多く、客席数がギリギリで余裕がなかった。念のため会員の知人友人が何人ぐらいくるか訊いたところ、全体で5人程度であった。その他に、品川朗読サークル「あやの会」から10人ほどの会員が来るはずだから、客席数は十分余裕があると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2344/長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている(つづき)

館長の朗読日記2344  (戦後74年05月06日 新規)

 


○長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている(3)

 今日(5月06日)で、長かった今年の大型連休も終わりである。書庫の整理整頓はまだ終了していないが、一段落はついた。一応、雑誌と書籍の整理整頓は終了した。朗読その他をいろいろと録音したカセットテープ、ワープロ時代に記録保存したフロッピー・デスクの整理整頓も、一応は終了した。しかし、書類や資料や手紙類はまだこれからである。

 この書類や資料や手紙類の整理整頓は、その内容を1点1点チェックして、その要否を判定していかなければならない。しかも、その大部分は廃棄することになるはずだから、引き続き保存していくものはその一部である。チェックと判定の大部分は、いわば無駄な作業となる。こういう作業は、精神的な疲労感が溜まってきて、かなりシンドイのである。

 この頃は気温も上がってきて、時には夏日になることもある。書庫は狭い上に、エアコンなどは設置していない。夏日の午後などは暑くて汗が噴き出てくることもある。今後の書類や資料や手紙類のチェック&判定作業は、少しづつエアコンのある部屋に持ち出して涼しい環境下でおこなうなど、いろいろと工夫してやっていこうと思う。辛抱辛抱である。

 


○長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている(4)

 雑誌の整理整頓の最中に、長いこと読みもしないで積読状態のままにしておいた冊子の中に、友人が論稿を載せているものを発見した。その冊子を購入した経緯をすっかり忘れてしまったが、もしその友人の論稿が載っていることを知って購入したのなら、いくらなんでも読んでいたはずである。読んだ記憶が全くないから、知らずに購入したのであろう。

 雑誌の山の中から、そういう冊子を見つけ出せたのも、今回の整理整頓の一つの成果かも知れない。私は、日本古代史に画期的な業績を上げた古田武彦の書籍はなるべく購読するようにしている。また、古田武彦が関係している雑誌もできるだけ揃えるようにしている。今回、雑誌のバックナンバーに数点の欠落を見つけた。急ぎ補充しようと思っている。

 そういうきっかけを与えてくれたのも、今回の整理整頓の成果といえないこともない。小説なども、もっぱら朗読の台本用に購入したものも少なくない。しかし、カットを許可しないなど著作権者がいろいろと面倒な制限を加えるような作品については、今回、思い切って処分することにした。私は本来的な小説好きではないから、あっさりと捨てられる。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2343/長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている

館長の朗読日記2343  (戦後74年05月01日 新規)

 


○長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている(1)

 現在の私の書斎は、私の仕事場であると同時に朗読関係の資料置場であることは以前に記したことがある。そして、その資料が床の上まで山積みになって収拾がつかなくなったので、整理整頓をやったことも以前に記したことがある。さらに、その整理整頓した資料の持っていき場所として書庫と旧書斎も整理整頓しなければならないことも以前に記した。

 今年の4月末~5月初の長い連休を利用して、まず2階の書庫の整理整頓から始めている。しかし、いざ始めてみると、これが大変な難事業であることを痛感している。書庫といってもわずか3畳間の狭い空間である。その狭い空間の出入口と窓を除いた壁中に本棚やロッカーがびっしりと並べてある。床の上には資料類がところ狭しと乱雑に置いてある。

 壁中に並べてある本棚やロッカーには雑誌や書籍を今にも零れ落ちそうに目一杯押し込んでいる。私は、別に、閉所恐怖症ではないけれども、このように回り中が資料や書類や雑誌や書籍の狭い空間の内に閉じこもって、整理整頓ばかり長時間やっていたら気が滅入ってくる。しかもこの作業は、この連休くらいでは終わりそうもない。これは大変である。

 


○長い連休を利用して書庫の整理整頓をやっている(2)

 この書庫の整理整頓は、まず捨てるべきものを捨てることから始める。空間が絶対的に足りないのだから、捨てることが最優先の課題となる。しかし、永年にわたり保存してきたものを捨てるには慎重にならざるを得ない。まず資料だが、新聞記事などを切り抜いたりコピーしたもの、あるいは、私の書きかけの原稿やメモ&ノートの類など多岐にわたる。

 その資料の一点一点を慎重にチェックして、捨てて差し支えないかを判断していく。これは疲れる作業である。すぐに疲れるばかりか、飽いてくる。しばらくして、こればかりをやっていては身が持たないと思った。そこで、本棚の雑誌や書籍と交代でやることを思いついた。この雑誌や書籍の整理整頓の方はいくらか楽にできることがわかったのである。

 雑誌と書籍の内容は、目次をチェックすればその要否は比較的簡単に判断できる。しかも、若い時に購入したものが多いから、今日の眼で見ると読むに堪えない内容のものが多い。資金が乏しい時代に購入したことを思えば惜しい気もするが、自分の成長も実感できるから思い切ってバッサリと捨てることができる。気分的にはそれほど悪くないのである。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2342/朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った

館長の朗読日記2342  (戦後74年04月29日 新規)

 


○朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った(1)

 過日(4月22日)、朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った。これは、千葉朗読サークル「風」の会員の有志3人と数人の音楽演奏家が組んで、毎年1回、自立的に開催している朗読と音楽のコラボレーション・イベントである。会場は、千葉市美浜文化ホールの音楽ホール(客席数152席)である。毎回、好評で今回も満席であった。

 私は音楽についてはまったくの門外漢なのだが、朗読の出演者3人を指導しているからか、毎回、終演後に会場で講評を要請されてきた。そういう形で、いわば顔を立ててきてくれている。あまつさえ、私が主宰している「感動をつくる・日本朗読館」が後援しているという形にもしてくれている。もちろん、これも名目だけで私の顔を立ててくれている。

 残念ながら、それも今回の第5回で最終回とするという。このイベントは大変に好評で、整理券を発行しているのだが、その希望者が毎回のように音楽ホールの客席数(152席)を超してしまう。その整理券の管理を含めて、これだけのイベントを企画・準備・実行運営することは大変である。諸般の事情を勘案すると、今回が止める潮時であるらしい。

 


○朗読と音楽の刻・虹(第5回/最終回)を聴きに行った(2)

 私は、少し早めに行って、自分の定席としている最後列の最奥端の席に座って視聴した。音楽演奏については、私は門外漢であるからもっともらしいことを言う資格はない。ただ、門外漢ながら、とても楽しく拝聴した。朗読については、一応、指導している身であるから一言だけいうと、身びいきかも知れないが3人ともなかなか良い出来栄えであった。

 朗読した3人は、いずれも朗読指導して10数年は経つベテランである。しかし、それにしても、このような立派なイベントを自立的に企画・準備・実行運営し、満席の観客を集めて、これくらいの朗読を上演するようになったかと思うと、自分がこれまでやってきた朗読指導がまんざら無駄ではなかったな、と一種の感慨と喜びが胸中にこみ上げてきた。

 しかも、本当に嬉しいことには、このイベントを、千葉朗読サークル「風」の他の会員たちが、サークルの同輩であれ後輩であれ、こぞって会場スタッフとして熱心かつ積極的に手伝ってくれていたことである。もちろん、私が指導している他の朗読サークルからも多数の会員たちが聴きに来ていた。それらの総てが、私には大変に心嬉しいことであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2341/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2341  (戦後74年04月28日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月17日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第11回目、レッスン台本・藤沢周平原作「川の音」の第5回のレッスンである。このサークルは降雪のためにレッスンを1回中止したので、今回は第5回だが、仕上げの通し読みをおこなった。

 仕上げの通し読みは、会員の皆さんに読み継ぎ形式で朗読してもらう。それを受けて、私が会員1人づつの朗読について講評するのである。今回は、その他に、次回から今秋9月に開催する朗読発表会「博士の愛した数式」に向けたレッスンを始めるので、その台本を配布するとともに朗読発表会で上演する読み継ぎ朗読の分担を通知する。

 仕上げの通し読みに対する私の講評は、当然、会員のレッスン歴と朗読レベルによって内容が異なる。逆にいえば、第3期生に対する私の講評内容は、第2期生はすでに何回か聴いているはずだし、第1期生には耳タコであろう。しかし、私は、めげずに、第3期生に「感動をつくる朗読」の意義と特長を講評の中でくわしく解説していく

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 また、その会員が何期生であろうと、まだ朗読表現が出来ていない点については、同じことを何度も何度もくり返して講評した。なぜなら、これまでの指導経験によれば、こと朗読表現に関しては、いくらくわしく論理的にくり返して説明しても、自分で出来るようにならない限り、本当の意味で理解することは出来ないと悟ったからである。

 逆にいえば、私の説く朗読表現が出来るようになった会員は、その朗読表現について私が説く内容が、改めて本当に理解できるということなのである。したがって、私は、その会員がその朗読表現的なポイントが出来るようになるまで、そのポイントについて同じことを何度でも繰り返して説明するのが良いと、割り切っているわけである。

 今回はまったくの新規入会者が1人参加していた。そこで、まず「自然な語り口」を修得するべきことを説明した。そして、その「自然な語り口」が、日本の音声言語の母体(=土台)であることを説明した。そして、今の日本の朗読界で主流とされている「朗読流」の語り口が、日本の音声言語表現としては変則的であることを説明した。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2340/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2340  (戦後74年04月27日 新規)

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月25日)の13時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2のレッスンの第4回目のレッスン、宮澤賢治原作「紫紺染について」の第4回目のレッスンでもある。このレッスン台本「紫紺染について」は実に面白いが、同時に朗読的にむずかしい作品である。

 たとえば、山男のことを記録した古文書、山男を迎える内丸西洋軒の食堂の場面、山男が登場する場面、食堂での山男との用談の(会話)、山男が酔っ払って「へろれって、へろれって、けろれって、へろれって」と「途方もない声で咆えはじめ」る場面、会長さんの挨拶、山男の返しの挨拶、山男が帰る場面、の解読と朗読の仕方。

 どこをとっても面白い内容であるし、また同時に朗読の表現がむずかしい。この作品は、朗読ステップ2のレッスン台本として選んだのだが、実際にレッスンしてみると、朗読者の朗読レベルが端的に露呈してしまう恐ろしい(楽しくもむずかしい)作品であることが実によく分かった。会員の皆さんも、苦戦しながら楽しんでいた。

 


○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 ある第1期生が、このサークルが今年2月に開催した朗読発表会「あん」の録音CDを最近初めて聴いたという。そして、朗読しながら自分の耳で聴いた自分の朗読に比べて、録音で聴いた自分の朗読が格段に表現が平板であることが分かって愕然としたという。私が普段から「もっと演技するように」という意味が分かったという。

 レッスン歴13年の第1期生としては遅いとは思ったが、その事実に改めて気づいたことは進歩である。もちろん、この会員は、これまでも自分の朗読を録音で聴き、朗読しながら自分の耳で直接聴いた自分の朗読との違いに気がつかなかったはずはない。今回、改めて感じたのは、さらに高いレベルでその違いを痛感したのである。

 ただし私の「もっと演技するように」という指導は、臭い演技をしろという意味ではない。われわれは、現実の生活の場で実際に日本語の音声言語を駆使する場合、実にレベルの高い演技を自然に実践している。そういう日本人が現実の生活の場でおこなっている「自然な演技」を、朗読の場で表現するように指導しているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2339/品川「あやの会」の立ち稽古

館長の朗読日記2339  (戦後74年04月24日 新規)

 


○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(1)

 昨日(4月23日)の10時00分から品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古をおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第19回目、朗読発表会「ユタとふしぎな仲間たち」の第7回目のレッスンでもある。今回は立ち稽古であるから、10時00分から16時40分まで、ほぼ午前から午後までの1日をかけた立ち稽古であった。

 まず午前中に、第1部の読み継ぎを通しで朗読してもらった。その後、休憩を兼ねて私から若干の指導的コメントをおこなった。昼食後、第2部の読み継ぎを通しで朗読してもらった。その後、休憩を兼ねて私から若干の指導的コメントをおこなった。最後に、第1部を1人1人朗読してもらいながら、私の指導コメントをおこなっていった。

 全体的に、まあまあの仕上がりであったが、もちろん、まだまだという仕上がりでもあった。この作品は、目で読むと確かに面白い作品であるが、読み継ぎ形式で朗読するとなると、かなりむずかしい。それでも第2部は、かなり聴き手をひきつけることができると思うが、問題は第1部である。そこで、今回も、第1部を念入りに指導した。

 


○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(2)

 このサークルは、自主勉強会をかなりおこなっている。その自主勉強会では、お互いの朗読に対してかなり熱心に、しかも、遠慮せずに相互啓発しているらしい。今回も、レッスン中にその一端が出た。ある会員の朗読表現について、二人の登場人物が会話するところの二人のセリフの声の高さを、もう少し変えた方が良い、と1人の会員が意見を述べた。すると、別の会員が、声の高さはあまり変えない方が良いと異論を述べた。意見を言われた会員は、私の意見を求めてきた。

 そこで、まず元の声でセリフを朗読してもらった。声を変えろといった会員がやはりね、という顔をしている。次に、声を変えてやってもらった。変えない方が良いといった会員がやはりね、という顔をしている。変えた方のセリフが心情不足だったので、その理由を訊いたところ、声を変えることに意識が行って、心情不足になったという。

 そこで、声を変えて、心情を元の声でやったときのように入れるように注意して、もう一度やってもらった。意見を述べた2人の会員の意見を訊くと、今度は2人ともこの方が良いということで意見が一致した。朗読した方の会員も納得したようであった。今回は、私の意見を言わずに済ましたわけである。こういうやり方も面白いと思った。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2338/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2338  (戦後74年04月21日 新規)

 

 

○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月20日)の9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第10回目、6月09日に開催する第20回「小さな朗読館・ちば」に向けたレッスンの5回目でもある。この「小さな朗読館・ちば」は毎年2回、2組交代で1人1作品の朗読形式で上演している。

 このサークルは、会員数は10人台後半で多い方なのであるが、いろいろな事情で欠席あるいは遅刻&早退する会員数も多い。個人的な事情で半休会中の会員が2人いる。仕事の事情あるいは家族の介護で、欠席あるいは遅刻&早退することのある会員が4人ほどいる。その他の会員も、皆、なんらかの事情を抱えているのである。

 それぞれの事情を抱えながら、月2回の朗読レッスンを継続し、私が提唱する「感動をつくる朗読」を目指して頑張る会員の皆さんに、私は内心で頭の下がる想いをしている。当然、私の方も朗読指導に真剣に取り組まざるを得ない。その結果、私の指導内容と朗読表現も日進月歩で進化していく。その成果をまた会員に還元する。

 


○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 今回の第20回「小さな朗読館・ちば」に出演しない半数の会員には、共通レッスン台本・芥川龍之介原作「毛利先生」のレッスンをした。この「毛利先生」の中で私がもっとも泣ける場面は、毛利先生がロングフェロウの詩の授業中、人生ということについて、自分の体験を介しながら、生意気な中学生たちに語るくだりである。

 この毛利先生の切実な訴えに対して、レベルの低い生意気な中学生たちは誤解と嘲笑をもって対応しただけでなく、柔道を習っている生徒などは正面から文句を言うのである。それに対して、毛利先生は「いや、これは私が悪い。私が悪かったから、重々あやまります」と「泣いてでもいるような微笑を浮べて」あやまるのである。

 レベルの低い相手に、レベルの高い話しを聴かせて、通じない哀しみをこれほど見事に表現している作品を、寡聞にして私は他に知らない。私だったら「レベルの低い連中め!」と怒るところだが、この毛利先生は「私が悪かった」とあやまっているのである。この私のコメントに、照れたように苦笑いをした会員は、感度が良い。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2337/船橋「はなみずき」の立ち稽古と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2337 (戦後74年/西暦2019年04月19日 新規)

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古(1)

 昨日(4月18日)の10時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古をおこなった。今回は第3期・朗読ステップ1の第23回目、今年5月に開催する朗読発表会「恩讐の彼方に」の第9回目のレッスンである。この台本は、前半(第1部)と後半(第2部)の2部構成。今回は、本番に則した通しの立ち稽古である。

 今回の立ち稽古の主な目的は2つある。1つは、本番どおりに全体を通しでおこなった場合の実際の流れや雰囲気を確認すること。2つは、会員の朗読表現とバック音楽の相性を実際にチェックすること。午前中にまずひと通りの通しの立ち稽古をやってみた。ほぼ本番どおりにやったところ、実際の流れや雰囲気はまあまあ良かった。

 会員の朗読表現とバック音楽の相性については、会員の皆さんの意見を訊いたが、だいたいは良かったようである。だが、部分的には相性の良くないバック音楽があったり、バック音楽を入れる時間が長すぎる、という意見もあった。このサークルも、自分の意見をかなりはっきり言うようになってきた。この点は大変にグッドである。

 


○船橋朗読サークル「はなみずき」の立ち稽古(2)

 朗読表現についても、私から部分的にコメントした。昼食後、本番に則した通しの立ち稽古の2回目をおこなった。今回は、午前中にやった1回目の意見を取り入れて、バック音楽を少し変えてみた。また、会員の皆さんも1回目の朗読表現に対する私のコメントを参考にしていくらか改善されていた。全体的にさらに良くなってきた。

 今回は会員の1人が朗読時間を測ってくれた。前半(第1部)は40分弱、後半(第2部)は60分強、全体で約100分であった。途中の休憩時間と最後の舞台挨拶をふくめて約120分(約2時間)である。開演は13時30分であるから、終演は15時30分。朗読発表会としては、このくらいの時間がちょうど良いと思われる。

 朗読表現とバック音楽の相性はかなり改善されたが、後半(第2部)の最後に近い1箇所だけはなかなか朗読表現とバック音楽が合わない。この箇所は緊迫感、緊張感を全面的に出さなければならないところである。この緊迫感、緊張感を出す朗読表現がむずかしい。バック音楽の方は、緊迫感・緊張感が強まっていく曲想なのである。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月18日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ5の第17回目。今回は、6月に開催する朗読発表会に向けたレッスンの第5回目である。このサークルの朗読発表会は1人1作品形式で上演するが、1人当たりの朗読時間は15分以内としている。

 このサークルには、6月に開催する朗読発表会が朗読の初舞台となる新人が2人いる。そういう会員には、斎藤隆介原作の童話を私が選定して朗読してもらうことにしている。ただ、この2人の新人は、朗読の初心者と自称する割には朗読のレベルが高い。原作の童話の作品世界をよく把握して、かなり的確な朗読表現をしている。

 まだレッスン歴は短いが新人ではない会員が中川季枝子原作の童話を朗読する。その童話作品に改めて眼を通すと、中川季枝子は文字言語としては標準語で書いている。ところが、この会員は実に手慣れた感じで方言っぽく朗読している。今更ながら驚いて、その方言っぽさの土台を訊いたところ、市原弁を土台にしているという。

 


○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 訊けば市原出身だという。こういう朗読もありか、と改めて思った。日本のほとんどの文学作品は標準語で書かれている。それを、自分が馴染んでいる方言のイントネーションを土台に、方言っぽく朗読する方法である。文字言語的には標準語なのだが、音声言語のイントネーションとしては方言を土台とする朗読方法なのである。

 別の会員はレッスン歴はかなり長いのだが、音声言語があまり明瞭ではない。そのため、自分の言葉が観客に聴きとりやすくするのに、永年苦労してきた。言葉の1つ1つに心を込めて語ろうとする。その努力の甲斐あって、近年、かなり聴き取りやすくなってきた。ところが、そうなると今度は滑らかに語ろうとするようになる。

 そうすると、言葉の1つ1つに心を込めて語ろうとする語り口が変わってしまった。その結果は、朗読表現としては面白くも何ともないものになってみまう。たとえ滑らかではなくとも、言葉の1つ1つに心を込めて表現した語り口の方が、画然と聴き手の心に届く朗読表現になるのである。今回のレッスンは、良い教訓になった。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2336/大田「くすのき」の立ち稽古

館長の朗読日記2336  (戦後74年04月17日 新規)

 

 

〇大田朗読サークル「くすのき」の立ち稽古(1)

 昨日(4月16日)の13時00分から、大田朗読サークル「くすのき」の「朗読おさらい会」に向けた立ち稽古をおこなった。今回は第1期・朗読ステップ2の第20回目、今年5月に開催する「朗読おさらい会」の朗読レッスンの第8回目である。この「朗読おさらい会」は会員の皆さんが自ら選択&作成した台本を1人1作品形式で朗読上演する。

 この立ち稽古は、通常の朗読レッスンより時間をなるべく長く確保するために、会場を使用できる時間いっぱいの13時00~17時00分を使っておこなった。通常のレッスンの場合は、午前中に品川朗読サークル「あやの会」のレッスンがあるので、私が到着できるのは14時00分である。今回は、品川「あやの会」のレッスンが他日に移行した。

 そこで、開始時間を13時00分に早め、私はその時間に合わせて直接自宅から出かけてきた。途中、昼食をとるため、かなり余裕を見て出かけてきた。会場にかなり早めに着いたので時間が余った。そこで、隣接するホールを下見した。客席数250ほどの、なかなか小ぎれいな朗読上演に向いた良いホールであった。使用料金もかなり安いのも良い。

 


〇大田朗読サークル「くすのき」の立ち稽古(2)

 このサークルは、会員数が7人と少ない。その上、今回は1人の会員が用事があって欠席するという。また、他の1人が1時間も遅れてくるという。そもそも立ち稽古とは、来月に迫った「朗読おさらい会」の全体の進行内容を全員で検討・確認しながら、ひと通り実演してみるためのものである。そのために時間帯を拡大して全員に集合してもらった。

 しかたがないので、通常のレッスンか、立ち稽古かの区別が曖昧な内容だったが、会場を借りた4時間をいっぱいに使って、ひと通りの立ち稽古をやった。一事が万事というように、朗読の仕上がりも、もろもろの準備も、それぞれ不十分なままであった。最終的には、次回のリハーサルで仕上げるしかない。会員数が少ない弱さがここに露呈している。

 この分では「朗読おさらい会」当日の来場者数も気になるが、その点は朗読発表会とは違って「朗読おさらい会」は気が楽である。基本的には、サークルの身内の朗読会なのである。それに、会員の親しい知人友人や近隣のサークル会員にも声をかけ、気軽に聴きに来ていただく。まあ、来場者数が少なくとも、せいぜい出演者が心寂しいくらいで済む。

 

 

 

 

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館長の朗読日記2335/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2335  (戦後74年04月15日 新規)

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月13日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ4の第10回目、レッスン台本・藤沢周平原作「川の音」の第4回のレッスンである。このサークルは雪のためにレッスンを1回中止したので、次回は第5回だが、仕上げの通し読みの予定である。

 このサークルは、今回が先日開催した第14回「小さな朗読館」後の初めてのレッスンである。そこで、朗読会が無事に終わった報告と、遠路はるばる内幸町ホールまで聴きに来てくれた会員にお礼を言った。また、他のサークルと同様に、その「小さな朗読館」にゲスト出演してもらう場合の朗読レベルについて改めてくわしく説明した。

 この八千代朗読サークル「新・みちの会」は、私が指導しているサークルの中でもっとも古いサークルである。そのため、第1期生も第2期生も比率が少なくなって、第3期生の比率が過半を超えるようになっている。そして第1期生と第2期生がいろいろとリードしてくれるお陰で、その第3期生の朗読レベルが着実に上がってきている。

 


○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 第1期生と第2期生のリードは、単に朗読表現の見本になったり、自主勉強会のときに的確なアドバイスをしてくれるばかりではない。サークルの運営からレッスンの段取りまでのすべてにわたっている。この時期になると、今秋に開催する朗読発表会の準備(原作の選定や台本づくりなどなど)についても、第3期生をリードしてくれる。

 また、サークルとしての対外活動についても積極的にリードしてくれている。毎年10月に開催される八千代台公民館祭りへの朗読出演の他に、今年から「ピース フェア 2019 in 千葉」に参加し、野坂昭如原作「凧になったお母さん」を読み継ぎ形式で朗読上演するという。それに対する出演交渉や朗読準備などもリードしてくれる。

 さらに、今年の11月から、年2回の予定で「個人読み朗読会」を開催するという。会場は、京成本線大和田駅下車数分のところにある「ル・フレール」という個人が経営するホールである。客席数30席ほどの小さなホールであるが、ここで1人1作品形式の朗読公演をすることで朗読力のアップを図るのだが、そのリードもしてくれる。

 

 

 

 

 

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館長の朗読日記2334/「ふたたび朗読日和」を聴きに行った

館長の朗読日記2334  (戦後74年04月14日 新規)

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(1)

 一昨日(4月12日)14時00分に開演した朗読会「ふたたび朗読日和」を聴きに行った。この「ふたたび朗読日和」は、品川朗読サークル「あやの会」の仲立ちで知り合った高橋美江子さんを中心とした朗読会である。元の「朗読日和」は長期間つづいた朗読会であったが、高橋さんの高齢を理由に数年前に終了したものである。

 その後、高橋さんは「高橋美江子・米寿一人語り」と銘打って、語りの独演会を開催された。私もお誘いをいただいたのだが、事情があって聴きに行けなかった。非常に残念に思っていたところ、今年3月に、今回の「ふたたび朗読日和」のお誘いをいただいた。高橋さんの卒寿を期して「ふたたび朗読日和の会を開催する」という。

 今度こそ、万難を排して高橋さんの「語り」を聴きに行かなければ、と家人と共に「なかの芸能小劇場」まで出かけたのである。今回、高橋さんが語ったのは十八番の「おこんじょうるり」(さねとうあきら原作)であった。体調が万全ではないなかで、台本をまったく見ずに35分間を語り通されたには、まったく感服させられた。

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(2)

 昨日(4月13日)に礼状を発送したが、それが届く前の今日(4月14日)、高橋さんからお電話をいただいた。決して短くないお電話だったが、終始お元気そうなお声であった。今回の「ふたたび朗読日和」は、髙橋さんと同じ90歳台の石垣ふみ子さんのお二人を、岡尾智津子さんと戸松育子さんが引っ張り出したそうである。

 そのプログラムは、子狐裕介原作「ふしぎな駄菓子店」岡尾智津子朗読、H・モルナル原作/森鴎外翻訳「辻馬車」戸松育子朗読、平家物語より「敦盛最後・先帝身投」石垣ふみ子朗読、星新一原作「冬の蝶」岡尾智津子・戸松育子ドラマリーディング、さねとうあきら原作「おこんじょうるり」高橋美江子語り、の5本立てである。

 もう1人の出演者の戸松育子さんは、高知市でボランティア朗読を指導している朗読家・松田光代さんの仲立ちで、以前から知り合っていた。別方面からの仲立ちで知り合った2人の朗読家が、同じ朗読会「朗読日和」を主宰しているお仲間だったというのは驚きだった。朗読の世界は意外に狭いということを実感した瞬間であった。

 


○「ふたたび朗読日和」を聴きに行った(3)

 今回のお電話の中で、NHK「日曜名作座」の加藤道子に朗読を習った高橋さんが、なぜ朗読でなく「語り」をやるようになったのかを訊ねてみた。初めて舞台に出演したときの持ち時間が10分だったので、短い童話から斎藤隆介原作「花咲き山」を選んだのだが、これなら「語り」の方が良いと考えたのがきっかけだったという。

 たしかに「花咲き山」は、作品のほとんど(8割)が「山ンば」の一人ゼリフからなっている。しかも、朗読時間が約7分と短い。初めて「語り」をやるにはもってこいの作品かもしれない。しかし、この「花咲き山」は、私が朗読入門教室に使っている作品でもあり、朗読漫画『花もて語れ』で取り上げて好評だった作品でもある。

 これも奇しきご縁というものであろう。さらに、私が目指し、指導もしている朗読は、その土台を「語りかける語り口」に置いている。これは日本人が現実の生活の場において駆使している真っ当な日本語の音声言語の「語り口」である。その意味で私の朗読と高橋さんの「語り」とはきわめて近しい関係にある。これもご縁である。

 

 

 

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