館長の朗読日記2174/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2174  (戦後73年05月25日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月24日)の13時30分から千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第5回、レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」の第5回目のレッスンである。過日4月12日のレッスンは私が体調を崩し中止した。今回は1回分早めて「杜子春」の仕上げの通し読みをやった。

 レッスンの前に、改めてサークルの代表から弁天自治会「朗読会」を開催した報告があった。それについて、私から次のような話しをした。このサークルも発足して13年目である。第1期生はレッスン歴が12年を超え、第2期生も大部分はレッスン歴が6年を超えた。世間から見たら、すでに朗読における相当なベテランである。

 今度のように、外部から朗読を依頼されることも増えていくであろう。依頼する方は朗読にくわしくないのだから、会場の設営やマイクの調整などについては、朗読のベテランとして主導的に指示しなければならない場合もある。朗読するときに、会場の窓を締め切り、カーテンなどは降ろすなどは、皆さんが気を配らねばならない。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 舞台で朗読するときの立ち居振る舞いや姿勢、特にマイクの使い方や台本の持ち方やページのめくり方などは十分に気をつけなければならない。そして、改めて台本の持ち方やページのめくり方を指導した。今回は、ちょうど「杜子春」の仕上げの通し読みなので、会員は2人づつ前に出て椅子に腰かけて、読み継ぎ形式で朗読する。

 今回の「杜子春」の仕上げの通し読みは、椅子に腰かけたときの姿勢と台本のページのめくり方に特に気をつけること、私がその様子をチェックすること、と注意した。結果は、椅子に腰かける姿勢はまあまあ良かったが、台本のページのめくり方は全滅であった。これでは朗読会の本番の舞台で全くできないはずである。やれやれ。

 今後は、レッスンのときに、毎回、マイクを使い、台本にはキチンとしたカバーをつけて、ページをキチンとめくって朗読してもらうようにするつもりである。今回、私が口頭で指導しただけではまったく身につかないことが判明したからである。レッスンのときに毎度注意して、レッスンを通して身につけてもらわなければダメだ。









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館長の朗読日記2173/千葉「わかば」が公演した弁天自治会主催「朗読会」

館長の朗読日記2173  (戦後73年05月24日 新規)



〇千葉朗読サークル「わかば」が公演した弁天自治会主催「朗読会」

 昨日(5月23日)に、千葉朗読サークル「わかば」が千葉市若葉区弁天自治会から依頼されて上演した朗読会の開催模様が、千葉朗読サークル「わかば」の代表からファックスで報告された。

 私は、事前に、この朗読会の概要を以下のように知らされていた。

開催日時:2018年5月22日(火)10時~11時
開催会場:千葉市若葉区弁天町会(植草学園隣)弁天会館
朗読演目:
「この手のひらほどの倖せ」布施明原作   
  金子方子、井出陽子、田中和代、石井春子、金子可代子、高木幸恵
「涙いっぱいのシャンパン」秋山ちえ子原作        石井せい子

 この朗読会は、千葉朗読サークル「わかば」が完全に自主自立的に企画&運営したもので、私はまったく関与していない。また、開催当日は用事が重なって、朗読会を聴きに行くこともできなかった。そこで、千葉朗読サークル「わかば」の代表からファックスで報告された本文を、代表にことわって、そのまま以下に転載する。



〇千葉朗読サークル「わかば」の代表からの報告

 昨日、朗読のご依頼のありました弁天自治会館での上演が無事終了いたしましたので、ご報告を申し上げます。

 日 時  5月22日(火)AM10:00~11:00
 会 場  平屋木造建て 洋室20畳程で舞台付き
 参加者  高齢者や役員で15名程

 司会進行は金子で、会の説明を少ししたあと、1作目の作者・布施明の紹介をして、朗読に入りました。6名が順番に立読みしましたが、1人目の朗読が始まった時、聞こえないとのことで、朗読中にマイクの設定をしていただきました。窓が全開だったので外の雑音が入り、聞きにくかったようです。

 2作目も、朗読前に、作者の紹介と作品のコメントを入れたので、導入しやすかったと思います。石井せい子さんは聞き取りやすく良かったです。

 終了後、会のメンバーがボランティアをしていること、以前は学習センターで公演したことなどを話すと、1度聞きにみえたことのある方が1人、私と同じみつわ台南小で読み聞かせのボランティアをしている方が1人おいでになり、急に親近感がわきました。

 良い作品を選びましたねと言って下さり、ほっと胸をなでおろして退室いたしました。

 今回の弁天自治会の主催は「弁天いきいきサロン」で、責任者・鈴木様からお名詞を頂きましたが「社協中央地区部会部会長」とのこと。年に5回、ゲストをよばれるそうで、今年は私たちが第1回で朗読ははじめてだそうです。
 我々のあとは、皆さんで体操をしたり、歌を歌ったりとのことでした。

 別件ですが、6月6日「わかば朗読会」に、3名の申込みがありました。みつわ台公民館の朗読、読み聞かせのサークル「如月」さんに、ご案内のチラシを送付いたしましたので、そのメンバーの方だそうです。今後とも交流ができれば良いなと思っています。





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館長の朗読日記2172/品川「あやの会」のリハーサル

館長の朗読日記2172  (戦後73年05月23日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」のリハーサル(1)

 昨日(5月22日)に、品川朗読サークル「あやの会」が来週5月29日(火)に開催する朗読発表会「修禅寺物語」の立ち稽古をおこなった。今回は第2期・朗読ステップ6の第20回目、朗読発表会に向けた朗読レッスンとしては第8回目である。会場は、午前中が小山台会館の音楽室で、午後が同大ホールであった。

 まず、音楽室で「修禅寺物語」を通しでやった。第1部と第2部の前後に家人のピアノ演奏をつけた。今回の主な課題は、全体の朗読時間を測ることと、このピアノ演奏と朗読の相性を実際に確かめることであった。朗読時間は、第1部が60分弱、第2部が90分弱、合計150分弱であった。音楽との相性は良かった。

 朗読時間については前回の立ち稽古とほとんど変わらなかった。立ち稽古における朗読時間があまりに長すぎたので、その後、私がかなりカットしたのである。それにもかかわらず、リハーサルにおける朗読時間がほとんど短くなっていなかった。これは、間がとれてくるなど、朗読表現が良くなったことの反映であろう。



○品川朗読サークル「あやの会」のリハーサル(2)

 その証拠に、立ち稽古のときのほど朗読時間を長く感じなかった。特に、第2部は90分弱という朗読時間にもかかわらず、それほど無理なく聴き通すことができた。全体で2時間半の朗読時間だから、まあ、かろうじて許容範囲内かも知れない。初めて聴く人は物語の展開を知らないから興味を持つという意見もあった。

 午後の大ホールでは、マイクの音入れ具合とピアノ演奏と朗読の音量のバランス具合に重点を置いてチェックした。マイクの音入れは、いろいろ試行錯誤したが、最後までうまくいかなかった。次の日にようやく分かったことだが、ダイナミックマイクをコンデンサーマイクと勘違いして設定していたことが主因であった。

 ピアノ演奏と朗読の音量のバランスは、そのままでは朗読の音量はピアノ演奏の音量に負けてしまう。家人と相談した結果、朗読の音量をマイクで調整するだけでなく、ピアノ演奏の音量をより抑えることも併行しておこなってみることにした。マイクの音入れとピアノ演奏と朗読の音量のバランスは本番当日に調整する。






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館長の朗読日記2171/習志野「茜」の立ち稽古

館長の朗読日記2171  (戦後73年05月21日 新規)



○習志野朗読サークル「茜」の立ち稽古(1)

 昨日(5月20日)の10時00分〜17時00分の予定で、習志野朗読サークル「茜」の朗立ち稽古をおこなった。今回は第2期・朗読ステップ4の19回目、レッスンとしては今年6月に開催する朗読発表会に向けた1人1作品の7回目である。会場は習志野市八津公民館で、通常勤務の会員の都合を考慮して日曜日に開催した。

 前半では、1人づつプログラム順に朗読し、1人の朗読が終わる度に私からダメ出しとコメントを付した。このサークルの会員は7人である。そのうちの2人が今回の立ち稽古を欠席した。2人ともそれなりの事情があるのだが、全員が揃わなければ、立ち稽古としての張り合いが抜けるだけでなく、立ち稽古の意味も半減してしまう。

 出席した会員の中にも、遅刻する会員、寝不足で元気の無い会員などがいた。会員数が10人を下回るサークルは、どうしても緊張感が稀薄になりがちになる。今回の立ち稽古は、朗読発表会の本番と同じ会場でやったのだが、公民館のごく一般的な講義室(定員54人)である。会場の雰囲気も、緊張感を削いだのかもしれない。



○習志野朗読サークル「茜」の立ち稽古(2)

 出席した会員の朗読は、かなり仕上がってきていた。レッスン歴がまだ数ヶ月の会員は、朗読経験者だけあって、やはりそれなりの朗読をしていた。古文を朗読する会員も、かなり仕上げてきていた。こまかい点ではまだ修正すべき点が残っていたが。観客が古文の朗読にどのようなイメージをもつか、これはある意味で実験である。

 表現は荒いが言葉の1つ1つを丁寧にはっきりと朗読する会員と、少し端折るように速い語り口で言葉の1つ1つがあまりはっきりしない会員と、この2人の朗読を聴き比べてみると、観客の心に届く朗読の基本が見えてくる。ペラペラと淀みなく語るよりは、1つ1つの言葉のイメージを大切にはっきりと語る方が良いのである。

 少し端折るような速い語り口で朗読した会員が、私のダメ出しの後に1語1語はっきりと語りかける語り口で朗読した。それが見違えように良かった。本来は上手な古参会員が、寝不足のせいか言葉に力が籠らない語り口で朗読したが、いつもの心に届く朗読ではなかった。今回のこれらの体験が良い語り口の基本を示してくれた。

 





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最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第180版

最新のイベント情報(朗読会などのご案内) 第180版

                  (戦後73年05月19日 更新)



【カレンダー】



●戦後73年(西暦2018年)



5月29日(火)品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「修禅寺物語」
 /品川朗読サークル「あやの会」

6月03日(日)第18回「小さな朗読館・ちば」 NEW!
 /千葉朗読サークル「風」主催

6月30日(日)第4回「小さな朗読館・ならしの」 NEW!
 /習志野朗読サークル「茜」主催

7月25日(水)第12回「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」
 /感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会



【くわしいご案内】



●戦後73年(西暦2018年)



品川朗読サークル「あやの会」朗読発表会「修禅寺物語」

〔日時〕戦後73年(西暦2018年)5月29日(火)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕小山台会館大ホール

〔交通〕東急目黒線/武蔵小山駅下車 西口より徒歩3分

〔演目〕岡本綺堂原作「修禅寺物語」

〔プログラム〕

【第1部】「修禅寺物語」第1部
        <休 憩>
【第2部】「修禅寺物語」第2部

〔出演〕

 松倉美那子、福永尚彦、中村洋子、末次眞三郎、岡林和子、馬場圭介、藤本敦子、白澤節子、佐々木澄江、片桐瑞枝、山本淑子、赤塚弘子、山本扶美子、小松里歌、志村葉子(朗読順/品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)



第18回「小さな朗読館・ちば」 NEW!

〔日時〕戦後73年(2018年)6月03日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市ハーモニープラザ・3Fイベントホール

〔プログラム〕

1 「おかめ・ひょっとこ」斎藤隆介原作            齋藤恵津子
2 「空飛ぶ魚」安東みきえ原作                金附ひとみ             
3 「祭りの晩」宮澤賢治原作                  森川 雅子
4 「旅への誘い」織田作之助原作               小田志津子             
                <休 憩>
5 「ざくろ」川端康成原作                     村井とし子             
6 「小僧の神様」志賀直哉原作                 内嶋きみ江
7 「明日へのことば 心を癒す詩の授業」寮美千子原作  助川 由利
8 「晩夏の光」藤沢周平原作                  吉田 光子

〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(全席自由)

〔問合せ&申込み先〕043(294)2766/森川

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047(487)3721 (東)



第4回「小さな朗読館・ならしの」 NEW!

〔日時〕戦後73年(西暦2018年)6月30日(土)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕八津公民館 2階 講義室

〔交通〕京成本線・八津駅より徒歩3分

〔プログラム〕

「おかめ・ひょっとこ」斎藤隆介原作      中村美津江
「千利休とその妻たち」三浦綾子原作     三浦 邦子
「お伽草子 浦島太郎」渋川清右衛門原作  平野かほる
「ひとつのねがい」浜田廣介原作       今関研一郎
               <休 憩>
「記憶の中」平岩弓枝原作             松本 恵
「清兵衛と瓢箪」志賀直哉原作         伊東 佐織
「白」芥川龍之介原作               土田 和子                   

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕習志野朗読サークル「茜」

〔参加〕入場無料(全席自由)

【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にもどうぞ
    047-487-3721 (東)



第12回「小さな朗読~感動をつくる朗読をめざして~」

〔日時〕戦後73年(西暦2018年)7月25日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市市民文化創造館(きららホール)

〔プログラム〕

1「菊」山川方夫原作                              村木ひろみ
2「返信」高田郁原作                              山本扶美子
3「最後の一枚の葉」オー・ヘンリー原作/結城浩訳           吉﨑瑠璃子
                     <休 憩>
4「破産」(日本永代蔵、巻五の五、三匁五分曙のかね)太宰治原作 吉永裕恵子
5「冬の王」ハンス・ランド原作/森鴎外訳                    東 百道

〔司会進行〕飯野由貴子

〔主宰〕 東 百道(ひがし・ももじ)

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館「小さな朗読館」きららホール実行委員会

〔参加〕入場料1000円(会場受付/全席自由)

〔申込〕当日券もありますが満席になりしだい消防法のために締め切りとなります
     出来るだけ事前にお電話でお申し込みください
     047-487-3721(東/ひがし)






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館長の朗読日記2070/船橋「はなみずき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2070 (戦後73年/西暦2018年05月18日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月17日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンをおこなった。このサークルは、今回から第3期目の朗読ステップ1~6に突入する。したがって、今回は第3期・朗読ステップ1の第1回目、レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」の第1回目である。このサークルも13年目に入る。

 今回は、先月の朗読発表会「虹の岬の喫茶店」を開催した後の初めてのレッスンでもある。そこでまず、それについて知人友人から受けた感想や意見について訊ねることから始めた。加えて、当日のアンケート結果をまとめてくれていたので、その概要を発表してもらった。少し意外であったが総体的にかなり好評のようであった。

 私から、第3期目全体と、特に朗読ステップ1の位置づけと目標を説明した。そして、第3期の第1本目のレッスン台本「杜子春」についてくわしく解説した。まず、文学作品(小説)には、作品世界の物語性を展開している側面と。原作者の思想性を展開している側面があることを説明した。この作品は、思想性の展開が面白い。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)

 会員に順々に少しづつ朗読してもらいながら、まず作品世界の物語性の展開について解説した。特に、物語性の展開としておかしな部分、変な部分、矛盾する部分などを指摘していった。そして、この「杜子春」の元本である『唐代伝奇』の「杜子春伝」の概要を解説し、芥川龍之介「杜子春」と同じ部分と異なる部分を指摘した。

 その後、この「杜子春」において芥川龍之介が自身の思想性を展開している側面を解説していった。ただし、この解説内容は私が独自に解読したものだから、会員はおそらく初めて聴く内容であったと思う。また、私が数年前に内幸町ホールでおこなった「東百道・講演と朗読の会」の内容と重なるので、どれくらい理解できたか。

 このサークルの第2期生が、私に宮澤賢治原作「やまなし」の特別レッスンをやることを希望していた。私が全サークルから希望者を募ることを条件にしたところ、さっそくその準備を始めていた。何より重要なのは会場確保であるが、今夏8月の23日と30日に船橋市海神公民館の会場を確保したという。熱心で実行力がある。







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館長の朗読日記2069/大田「くすのき」の朗読レッスン

館長の朗読日記2069 (戦後73年/西暦2018年05月15日 新規)



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月14日)の午後2時00分から、先日5月01日に開催した大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会の後の初めてのレッスンをおこなった。ただし、このサークルは、会員の日程調整がむずかしく、また、レッスン会場の予約確保もむずかしいので、先日開催した朗読おさらい会も日程的にかなり変則となった。

 本来なら、本番の前に立ち稽古とリハーサルを各1回づつおこなうのであるが、会員と会場の都合がつかず、立ち稽古を省略せざるを得なかった。そこで、本来は5月の後半に朗読おさらい会の本番をおこない、五月の前半にリハーサルをやるはずのところを、立ち稽古を抜かした分、半月づつスケジュールが早まることになった。

 本来なら6月から新しい朗読ステップ2に入るべきところが、5月後半のレッスンから入ることになってしまった。また、今回の朗読おさらい会は打上会をやる余裕もなかったので、私から会員の皆さんの朗読に対する講評も、また会員同士の感想や意見の発表もしていない。そこで、今回のレッスンでそれを主にやることにした。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン(2)

 さらに、次の朗読ステップ2のサークル役員も決めなければならない。また、さきの朗読おさらい会を機に、事情により退会する会員も何人かいるようなので、今後の大田朗読サークル「くすのき」のあり方を皆で相談する必要も出てきた。何やかやで、今回のレッスンは通常の朗読レッスンをするどころではなくなったのである。

 朗読おさらい会の時点では9人だった会員が、次の朗読ステップ2の段階に進む会員が半減することが分かった。仕事や他の活動が増えて、レッスンに出る時間が無くなった会員。自宅が遠方に引っ越すことになって参加がかなわなくなった会員。身体の具合で長時間にわたる朗読会への出演がむずかしいと実感した会員、がいる。

 レッスン会場の予約確保がむずかしいなかで、とりあえず6月の2回分は会場が確保できているので、この6月の2回のレッスンで、残った会員の皆さんとレッスン方々、今後の大田朗読サークル「くすのき」のあり方を相談することにした。残った熱心な会員の皆さんが、十分納得のいく今後の在り方を検討していくことになる。








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館長の朗読日記2168/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2168  (戦後73年05月13日 新規)



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月12日)の13時30分から八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第14回目。今回から、今秋9月に開催する八千代朗読サークル「新・みちの会」朗読発表会「星の王子さま」のレッスンに入る。今回はその第1回目である。やはり新鮮な気持になる。

 朗読発表会はいつもと同じく前半と後半に分け、途中に休憩を入れる。前半も後半もそれぞれを会員全員が読み継ぎ形式で朗読する。今回は前半をレッスンし、次回は後半をレッスンし、それを交互に繰り返して6回レッスンする。読み継ぎ形式の場合、いつもは初めに朗読分担を決めるが、今回は最初の2回は決めないでやる。

 初めに朗読分担を決めると自分の分担部分しか練習しないから、というのがその理由である。今回の新しい試みがどういう効果を上げるか、いささか楽しみである。本当は、分担を決めようがどうしようが、作品全体を独りで朗読し切るする積もりで全部を朗読練習することが望ましい。それを実践した人はしっかりと上達する。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 今回はレッスンの初めに朗読表現の基本理論、特に地の文を朗読するための基本理論について改めて説明した。その後に、今回の台本「星の王子さま」を朗読する場合の基本的な考え方について、私の考えを説明した。一言でいえば、自分の子どもの心を蘇らせて、真剣に心の底から聴き手に訴えかけ説得するということである。

 今回は、前半部分をひと通り会員の皆さんに読み継いでもらったが、初めてにしては良く朗読できていたと思う。第1期生は第1期生なりの朗読をしていた。第2期生もかなり上達してきて、それなりの朗読をしていた。このサークルは、第3期生が早やくも4人ほどいるが、経験者も初心者もかなりしっかりした朗読であった。

 このサークルは私が最初に立ち上げたもので、すでに第3期・朗読ステップ3の後半に入っている。第1期生と第2期生と第3期生がほぼ3分の1づついる状態になっている。いわばサークルの最先進モデルなのである。自主練習会などで、第1期生がリードし、第2期生がそれを補佐し、第3期生が協力するモデルなのである。















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館長の朗読日記2167/千葉「わかば」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2167  (戦後73年05月11日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月10日)の13時30分から千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第4回、レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」の第4回目のレッスンであった。すでに記したことだが、前々回の4月12日(木曜日)のレッスン日は、私が体調を崩したので中止してもらった。

 本来なら、レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」のレッスンは6回の計画であった。しかし、レッスンを1回中止したため、レッスン回数は1回分少なくなり5回となった。次回の5回目のレッスンは、この「杜子春」の仕上げの通し読みをおこなうことになる。1回分少なくなった分、今回のレッスンは、特に気合いを入れた。

 特に、地の文の朗読表現を重点的に指導した。地の文の表現主体は、大まかにいって「原作者」と「登場人物」の2種が考えられる。また、その表現主体の視点の位置は、作品世界の外側、作品世界の内側、登場人物の心の中、の3箇所が考えられる。これは、地の文の朗読に関する私の基本的な考え方であり、基本理論なのである。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 この基本的な考え方や基本理論を実際の朗読で実践すれば、その朗読はかなり立体的な表現になるはずである。ところが、第2期生の会員の地の文の朗読には、その立体感がきわめて希薄であった。そこで、私の理論をどの程度実践しているのかを確認してみた。残念ながら、あまり実践していないことが判明した。がっかりである。

 第1期生には、かなり丁寧にこの基本理論を説明した覚えがある。しかし、第2期生には第1期生ほどには丁寧に説明していなかったかも知れないと、反省もした。ところが、私のレッスンをキチンとメモしていた会員によると、私はこの基本理論をレッスンの度にかなり頻繁に説明していることがメモに残っているというであった。

 この経緯を踏まえて、ここ当面は、私が指導している各朗読サークルのレッスンの場で、地の文の朗読において私の基本理論をどの程度キチンと実践しているのかをチェックし、その実践の徹底を図っていくべきだと考えた。朗読の理論は、実践に結びつかなければ意味が半減する。その実践度合いをチェックすることも大切である。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月10日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は第2期・朗読ステップ4の18回目、今年の6月に開催する朗読発表会に向けた1人1作品のレッスンの6回目である。今回のレッスンは、本来は5月03日(木)におこなう予定だったが、連休なのでスライドしたのである。

 今回、このサークルが6月30日(土)に開催する朗読会のチラシができたので、私が私が指導する他の朗読サークルに配布する分を受け取った。今回の朗読会は、狭い会場で開催するので、観客の収容数が少ない。そこで、整理券を発行することになった。その整理券の一部も受け取った。次回から、立ち稽古、リハーサルとなる。

 このサークルにも、地の文の朗読について、私の基本理論の実践度合いをチェックしてみた。しかし、このサークルは会員数が10人を切っている上に、第1期生は1人しか残っていない。第2期生も半数はレッスン歴がまだ短いために、語りかける語り口の基本がまだ身についていない。この段階では、語り口の指導が中心となる。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 ただし、語りかける語り口を修得するためにも、視点の問題を理解することは必要不可欠である。当面は、耳学問の段階ではあるが、しっかりと説明しておいた。本当の意味で、地の文に関する私の基本理論の実践度合いをチェックし、その実践を指導すべきなのは、第1期生とレッスン歴が長い残りの第2期生の約半数の会員である。

 さすがに、ただ1人の第1期生は地の文に関する私の基本理論をしっかり理解しており、ある程度は実践していた。しかし、その理解の度合いも実践の度合いも、まだまだ不十分であった。今後も、さらに丁寧に指導していく必要がある。レッスン歴が長い第2期生も、私の理論は知っているようであった。しかし、実践はまだである。

 このサークルほど極端ではないにしても、他のサークルも同じような現状であろう。今後の朗読レッスンの主軸が浮かび上がってきた。この地の文に関する私の基本理論から始めて、他の私の「朗読の理論」についても、たとえ少しづつであっても着実に、その理解度と実践度をチェックしながら、会員の朗読を指導していこうと思う。








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館長の朗読日記2066/第4回「朗読と音楽の刻・虹」について

館長の朗読日記2066 (戦後73年/西暦2018年05月07日 新規)



〇第4回「朗読と音楽の刻・虹」について(1)

 昨日(5月06日)、4月23日に開催された第4回「朗読と音楽の刻・虹」について、その中心的メンバーから電話で報告を受けた。第4回「朗読と音楽の刻・虹」に私は招待されていたのだが、当日に私が体調を崩したために欠席したのである。これまでの第1回~第3回の「朗読と音楽の刻・虹」には毎回出席していた。

 私は、この「朗読と音楽の刻・虹」の企画&運営にはまったくかかわっていない。ただ、毎回、開催後の打合せに参加し、感想&意見を述べることをしてきただけである。その関係で、前回から、私が主宰する「感動をつくる・日本朗読館」が、この「朗読と音楽の刻・虹」を後援する形になっている。ありがたいことである。

 今回の中心的メンバーからの電話報告によると、第4回「朗読と音楽の刻・虹」は文字通り満席で大盛会であったようだ。プログラム内容は朗読と音楽のコラボであるが、前半は朗読が主で音楽が従、後半は音楽が主で朗読が従という構成である。前半も良かったが、特に後半は朗読によって音楽のイメージが膨らんだという。



〇第4回「朗読と音楽の刻・虹」について(2)

 朗読と音楽のコラボによって、相乗効果的に両方が良くなったようだ。私も、いつか、本格的な朗読と音楽のコラボを上演してみたいと思っている。読み継ぎ形式の朗読上演をする際に、バック音楽をつけたことがあった。そうすると、朗読が音楽によって引き立てられるだけでなく、音楽の方も朗読によって引き立てられる。

 朗読のバックに流れる音楽を聴きながら、この音楽はこんなに良い曲であったかと、改めてその音楽の魅力に気づかされることが多かった。バック音楽でさえそうなのだから、音楽演奏を朗読で本格的に補完するようにすれば、その音楽演奏の魅力は間違いなく倍化すると思う。そういう企画を、いつか実現したいものである。

 そのためには、良い音楽の選曲と良い音楽演奏が不可欠である。また、その音楽演奏を補完する朗読の良いシナリオづくりと良い朗読が不可欠である。これがなかなかむずかしい。ショパンやモーツアルトその他が作曲した音楽と彼らが書いた書簡との組み合わせなどはどうかと思っているが、それを実現するのはむずかしい。








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館長の朗読日記2065/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2065 (戦後73年/西暦2018年05月06日 新規)



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(5月05日)9時30分から千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2の第11回目。今回は半数の会員が共通レッスン台本・宮澤賢治原作「雁の童子」のレッスン、他の半数の会員が1人1作品をレッスンする6回目である。次回は6月の朗読会に向けたリハーサルとなる。

 今回は前回とは逆に、共通レッスン台本「雁の童子」のレッスンを前半におこない、1人1作品のレッスンを後半におこなった。最近、この「風」は会員数が増えた。今回も欠席者が何人か出たが、それでもレッスンに参加した会員は15人である。参加者がこれくらいの人数になると、グンと上達する会員が1~2人はいる。

 朗読の上達は、直線的にはいかない。しばらくは停滞期間(充電期間)が続き、それがある段階になると何らかのきっかけによってグッと上達する。多くの会員は、この停滞期間(充電期間)にあるのだが、レッスン参加者が15人くらいになると、毎回、そのなかの1~2人は停滞期間(充電期間)を脱してグッと上達する。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 今回も、そういう会員がいた。同じレッスン台本を6回も続けると、会員の皆さんはそれぞれのレベルにおいて、かなり仕上げてくる。したがって、それぞれの会員の朗読的なレベルの上限が露わになってくる。すなわち、それぞれの会員の上限的なレベルを突破させるべく、具体的にいろいろと指導する絶好の機会でもなる。

 今回は、地の文の表現主体のあり方について、重点的に指導した。会員の多くが、その点で限界にぶつかっているように感じたからである。地の文の表現主体は主に2種類ある。1種は原作者であり、もう1種は登場人物(主に主人公)である。多くの会員は、理論的にはとっくに既知のはずなのだが、あまり実行していない。

 今回のレッスンでは、かなりの古参会員までが、地の文の表現主体を原作者とのみとらえ、登場人物を地の文の表現主体としていないことが明らかであった。そうすると、その作品の朗読全体がかなり平面的になってしまう。語り口の基本ができてくると、そういう朗読表現の平面性がはっきりする。その点を改めて指導した。










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館長の朗読日記2064/大田「くすのき」の朗読おさらい会

館長の朗読日記2064 (戦後73年/西暦2018年05月02日 新規)



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会(1)

 昨日(5月01日)の午後1時30分開演で、大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会が開催された。会場は「大田文化の森」の第2集会室である。この会場は消防法の関係でパイプ椅子が38席しか配置できない。朗読者がステージで座る椅子1席、および、会員と私が座る椅子10席を除けば、客席用は27席となる。

 大田朗読サークル「くすのき」は昨年6月からレッスンを始めたばかりで、今回が初めての朗読会である。朗読おさらい会は本来は非公開なのだが、今回は会員募集の意味もあって初めて公開とした。そういう初めて尽くしのことなので、観客数がどれくらいになるか見当がつかない。少なくても困るが、多くても困る状況だった。

 観客数は28人であった。客席用の椅子は1席分だけ足りなかったが、その1席は、会員用の椅子を1席分まわして間に合わせた。会員のうち1人は常に朗読しているから、ステージの椅子に座っている。したがって、客席用の会員席は常に1席分が空いている。その椅子を客席用に充当したのである。真に際どいところであった。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会(2)

 今回の朗読おさらい会のプログラムは、会員には全員に斎藤隆介原作の童話作品を朗読してもらった。そして最後に、私が番外として宮澤賢治原作「紫紺染について」を朗読した。この「くすのき」は、最初から朗読のレベルがかなり高かった。会員9人のうち、なんらかの朗読の経験者が7人、まったくの初心者は2人であった。

 その2人の初心者も、なかなかの朗読をしていた。また、出演者の全員が、朗読リハーサルのときよりも上手で面白く朗読表現できていた。朗読リハーサルのときに私が駄目出しした内容も、かなりの程度改善できていた。したがって、終始、私は斎藤隆介のそれぞれの童話作品をかなり面白く聴くことができた。退屈しなかった。

 今回の朗読おさらい会の観客は、7~8割が私が朗読指導している朗読サークルの会員であった。それぞれ、朗読もかなりのレベルになっているが、朗読を聴く耳の方のレベルはとりわけ高くなっている。いずれ、それぞれのレッスンのときに感想を訊くつもりだが、どういう感想が返ってくるか、私は楽しみにしているのである。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会(3)

 終演後、同じ会場で、締めの打ち合わせをした。次のレッスンから、朗読ステップ2に入っていくのだが、そのレッスン計画表と第1本目のレッスン台本・太宰治原作「葉桜と魔笛」を配布した。朗読ステップ1は、いろいろの事情で、レッスン回数が1回分だけ少なくなった。その分を5月14日(月)にやることになっている。

 このレッスンは、朗読ステップ2からすると、いわば予定外のレッスンである。したがって、レッスン台本・太宰治原作「葉桜と魔笛」のレッスンよりも、今回の朗読おさらい会に対する感想や意見の交換や、サークル役員の選任問題、および、新規会員の募集問題などについて話し合うことに重点をおくことになると思っている。

 朗読ステップ2は、最後にもう一度だけ朗読おさらい会をやる。このときも1人1作品形式の朗読上演でおこなうが、朗読する作品はそれぞれの会員に選んでもらう、自由課題ともいえる朗読上演である。それはまた、会員1人1人に自分のレバートリーをつくってもらうことでもある。こうして徐々にサークルらしくなっていく。









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館長の朗読日記2163/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2163  (戦後73年04月30日 新規)



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月28日)の13時30分から八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第13回目、レッスン台本・芥川龍之介原作「或日の大石内蔵助」の6回目。今回は「或日の大石内蔵助」の最終回、レッスンの仕上げの通し読みである。会員は、着実に上達している。

 今年になって、2人の新規会員が入会した。会員数は現在12人(休会中の会員を入れれば13人)である。そのうちの何人かは事情があってレッスンを休むことも多い。しかし、今回は「或日の大石内蔵助」の仕上げの通し読みということもあってか、休会中の1人を除いて全員が出席した。12人の会員が顔を揃えたのである。

 今までの経験では、出席者が10人を超えると、レッスンが一段と活気づく。それが15人を超えると、さらに活気づいて、グループ・レッスンのためには最高の雰囲気になる。この八千代朗読サークル「新・みちの会」は、昨年の初めにいろいろな事情から会員数が急減し、昨年の1年間は出席者が10人を切ることが多かった。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)

 今年になって、新規会員が入会したので、ここ数回は10人を超えるようになった。今後も、少しづつでも会員が増えるように気を配っていきたい。先輩会員の皆さんも、会員数が減ることのマイナス面を体感したためか、レッスン後に、改めて、最寄りの喫茶店で、新規会員の歓迎会を開催するという。私も招待していただいた。

 仕上げの通し読みについては、会員の皆さんはかなり良い仕上がりぶりであった。特に、最近入会した会員の皆さんの上達ぶりが目(耳)を引いた。このサークルは、次回から朗読発表会用の台本「星の王子さま」のレッスンに入るのだが、最近入会した会員の皆さんの上達ぶりを聴いて、何とかなるのではないかと少し安心した。

 先輩会員のなかにも、今回、自分の言葉で語れるようになった会員がいた。高く上に出る語り口がなかなかできない会員もいる。地の文の朗読が立体的でない会員もいる。ともあれ、講評した後に、朗読発表会用の台本「星の王子さま」を配布し、読み継ぎの区分けを通知した。当面は会員の朗読分担分けは通知しないことにした。


























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館長の朗読日記2162/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2162  (戦後73年04月29日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 一昨昨日(4月26日)の13時30分から千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第4回、レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」の第4回目のレッスンであった。実は、その2週間前の4月12日(木曜日)もレッスン日だったのだが、体調を崩したので中止してもらった。

 代替レッスンも考えたのだが、大田朗読サークル「くすのき」の代替レッスンがそうであったように、代替レッスンをする場合には、レッスン会場の予約やら、会員の皆さんのスケジュール調整など、サークルの役員にかなり面倒な負担がかかる。それよりは、レッスンを1回なしにして、その分の月謝を減額した方が簡便であろう。

 こういう事態は過去になかったが、今回はそれを試してみた。一昨昨日(4月26日)に実際に減額した月謝を受け取ってみて、その簡便さを実感した。そういう経緯で、一昨昨日(4月26日)の「わかば」の朗読レッスンは、第3期・朗読ステップ1の第3回、レッスン台本「杜子春」の第3回目のレッスンということになった。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 レッスン台本・芥川龍之介原作「杜子春」そのもののレッスンは、いつものように会員の皆さんに少しづつ朗読してもらいながら、その都度それぞれの朗読について私からコメントやダメだしを行なっていった。そのような通常の朗読レッスンにおいては、元本「杜子春伝」と比較しながらの「杜子春」解読は直接の影響を与えない。

 もちろん、サークル会員それぞれの受け止め方にもよるだろうが、今回のような「杜子春」解読は、仮に朗読者の朗読表現に影響を与えるとしても、いわば隠し味のような効き方になるのである。逆にいえば、料理における隠し味のように重要さをもっているともいえる。会員がその人なりの作品解読力を身に着けることが望ましい。

 朗読漫画『花もて語れ』で最も高く評価されたのも、この作品解読であった。逆にいえば、この点が漫画の読者のもっとも弱かったところであったのであろう。これは同時に、日本の国語教育のもっとも弱いところでもあると思う。私は、微力ではあるが、この弱点を私なりに克服すべく、朗読を通して力を傾けているつもりである。








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館長の朗読日記2161/船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会

館長の朗読日記2161 (戦後73年/西暦2018年04月28日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会(1)

 先日の4月25日の午後1時30分開演で、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会「虹の岬の喫茶店」を上演した。会場は船橋市民文化創造館(きららホール)。朗読作品は森沢明夫原作「虹の岬の喫茶店」である。朗読レッスン的としては第2期・朗読ステップ6の第21回目、朗読発表会用レッスンの9回目であった。

 会場の船橋市民文化創造館(きららホール)には電動収納式移動観覧席が136席ある。これは階段状の客席であり、会場の後約半分を占めている。前部分の約半分は平らな床になっており、必要に応じてパイプ椅子を並べる。事前に設定された標準型は、パイプ椅子が電動収納式移動観覧席の前に一列配置されている(16席)。

 今回は、天気予報で雨天ということだったし、実際にも予報どおり朝から雨が降っていた。来場者数は天候に大きく左右される。客席は控えめに標準型を採用した(総客席数152席)。結果的には、来場者数が130人を上回り、会場の客席はほぼ満席状態であった。雨にもかかわらずご来場いただいた観客の皆様に感謝、感謝。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会(2)

 出演者の朗読は、まあまあの出来栄えであった。私としては、まだまだ不満がある。しかし、会員の皆さんが舞台の上で自分の今もっている力を最大限発揮して頑張っていることは十分伝わってきた。それは、私だけでなく、会場の観客の皆さんにも伝わったはずである。舞台挨拶のときの暖かい拍手がその何よりの証だと考えている。

 もちろん、絶対的なレベルはまだまだである。しかし、毎年、全ての会員が、前年の朗読発表会より朗読のレベルを向上させている。それは確かである。この事実が、朗読指導者としての私の何よりの誇りである。今年の朗読発表会においても、それぞれの会員が昨年の朗読発表会よりも、確実に朗読のレベルを上げていた点が嬉しい。

 このサークルはこの朗読発表会で設立12年となる。すなわち、今回で第2期目の朗読ステップ1~6が終了する。会員の3分の1は第1期生である。また、第2期生のうちの5人が第1期目の朗読ステップ1~6を終了する。それらの会員に「朗読認証状」を授与した。今後は他の第2期生にも、順次「朗読認証状」を授与していく。



○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会(3)

 終演後、場所を変えた打上会に参加した。今回は、家人が照明を担当したので、私といっしょに打上会に招待された。終演後の会場ロビーで、観客の皆様からかなり褒められたせいか、打上会は大いに盛り上がっていた。体調が心配された最長老の会員も、元気に本番と打上会に参加していた。サークルの全員が元気なのが最も嬉しい。

 打上会では、来月から始まる1年間(第3期目・朗読ステップ1)の役員が紹介された。代表、副代表、副代表(会計担当)、そして「ふなばし東老朗読会」専担役員の4名である。このサークルにとって、年6回(毎奇数月)に船橋東老人福祉センターが主催し、このサークルが運営&出演する「ふなばし東老朗読会」は宝物である。

 このサークルの最長老の会員も、この5月に開催される第41回「ふなばし東老朗読会」に出演する予定で張り切っていた。このサークルは、年1回の朗読発表会では大作(朗読時間120分超)を全員で読み継ぎ形式により上演し、年6回の「ふなばし東老朗読会」では全員が1人1作品形式で毎回3人づつ交代で朗読出演している。









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館長の朗読日記2160/品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古

館長の朗読日記2160  (戦後73年04月27日 新規)



○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(1)

 先日(4月24日)に、品川朗読サークル「あやの会」が今年5月に開催する朗読発表会「修禅寺物語」の立ち稽古をおこなった。今回は第2期・朗読ステップ6の第19回目、朗読発表会に向けた朗読レッスンとしては第7回目である。陰マイクと途中の休憩を挟んで第1部と第2部の全体を通しで時間を測りながらおこなった。

 会員の皆さんは、このむずかしい作品を気合いを入れて朗読していた。この作品は、照れずに真剣に気合いを入れて朗読すれば、観客は必ず感動してくれる。レッスンの最初にこう気合いを入れたのだが、どうやら全員がその気になって朗読表現してくれたようだ。ただし、気合を入れたその分だけ朗読時間が長くなってしまった。

 第1部が約60分。これは良かった。しかし、第2部はなんと約90分もかかってしまった。さすがに、これは辛かった。観客として聴いていた会員の皆さんの想いも同じで、後半の第2部は改めてカットすることにした。すでに朗読の分担は決まっているので、会員の朗読時間の平等性を保持しながらカットしなければならない。



○品川朗読サークル「あやの会」の立ち稽古(2)

 この作品の作品世界は、鎌倉時代と現代を行ったり来たりする内容である。鎌倉時代の登場人物のセリフは、歌舞伎調の語り口で表現されているので、気合いが入ってくると、どうしても大時代的なセリフ回しになりがちである。このような語り口のセリフを、現代的な感覚に基づいて人間として表現しなければならないのである。

 そういう朗読表現はむずかしいし、無理にそのような表現にすると、せっかくの気合いが殺がれてしまう恐れもある。この作品に限っては、会員1人1人のセリフ表現にバラつきがあっても眼をつむることにしている。多少のバラつきよりも、表現者の気合いの方を大切にすべきと考えたからである。観客がそれをどう受け取るか。

 結局、そういうむずかしいカットは私が引き受ける他ない。お陰で、今週はかなり忙しい1週間となった。私の体調は良くなったと思うが、まだ油断はできない。自分の体調を勘案しながら、いろいろの仕事をこなしていく。朗読関係の仕事にしても、ライフワーク関係の仕事にしても、楽しく意味のある仕事であるから頑張れる。










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館長の朗読日記2159/体調のことと大田「くすのき」と習志野「茜」と千葉「風」の朗読レッスンのこと

館長の朗読日記2159  (戦後73年04月23日 新規)



〇体調は回復しているがまだ完調ではない

 約2週間前から、ちょっと体調を崩している。ほとんど回復したのだが、まだ完調とはいえない。昨日は家人が風邪をひいて咳をしていた。家人は、私の風邪が移ったと主張している。症状はちょっと違うのだが、私の体調不良も風邪の影響かもしれない。これからの1週間は朗読発表会などが続くので、念を入れて静養している。

 そうはいっても、この1週間にも習志野朗読サークル「茜」と千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。また朗読発表会のための準備もした。船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会「虹の岬の喫茶店」と大田朗読サークル「くすのき」の朗読おさらい会の開催が迫っている。その準備が大詰めなのである。



○大田朗読サークル「くすのき」の朗読リハーサル

 先日(4月17日)の13時00分〜17時00分に、大田朗読サークル「くすのき」の朗読リハーサルをおこなった。来月5月01日に朗読おさらい会を開催するので、そのリハーサルをおこなった。このサークルの初めての朗読おさらい会なので、「斎藤隆介の世界」と銘打って、全員が斎藤隆介の童話を朗読するのである。



〇習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン

 先日(4月19日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第2期・朗読ステップ4の17回目、今年の6月30日に開催する朗読発表会に向けた1人1作品のレッスンの5回目である。会員1人の朗読時間は15分以内。レッスンではその3分の1づつに分けておこなっている。



〇千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン

 一昨日(4月21日)9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回のレッスン会場は、いつもとは違う蘇我コミュニティーセンターであった。今回は、第3期・朗読ステップ2の第9回目。半数の会員が1人1作品をレッスンする4回目。他の半数は共通レッスン台本「雁の童子」のレッスン。







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館長の朗読日記2158/体調を崩したことと大田「くすのき」の補講と八千代「新・みちの会」の朗読レッスン

館長の朗読日記2158  (戦後73年04月16日 新規)



体調を崩したこと

 ここ一週間あまり、ブログの更新を中断していた。ちょっと体調を崩したのである。その具体的な内容は、個人的なことなので省略するが、季節の変り目に疲労を蓄積すると発症する。過去10年くらいの間に5回ほど発症しただろうか。これがいったん発症すると、回復に一週間近くかかってしまう。その間はほぼ何もできない。

 現在は、ほぼ回復したが、まだ完調というところまではいかない。しかし、ブログの更新をボチボチ始めないと、書くべきことが溜まってしまう。そこで、ごく簡単に、更新すべき内容を書いていこうと思っている。大田朗読サークル「くすのき」の代替レッスンと八千代朗読サークル「新・みちの会」のレッスンについてである。



〇大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスン補講

 実兄が3月14日に急逝し、通夜が3月20日、葬儀が3月21日に行われた。そこで3月20日の午後に予定していた大田朗読サークル「くすのき」の朗読レッスンを急きょ休止した。その代替レッスンを3月27日と4月09日の2回に分けて行なった。会員の都合と会場の確保の点で、2回に分けざるを得なかったのである。

 それでも、会員全員に補講をすることができなかった。この大田朗読サークル「くすのき」は昨年の6月に発足し、初めての朗読会「朗読おさらい会」を5月1日に開催することになっている。したがって、できれば全員に補講をしたかったのだが、どうしても日程の都合がつかなかった会員が3人ほどいた。残念だが仕方がない。



○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン

 一昨日(4月14日)の13時30分から八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、第3期・朗読ステップ3の第11回目、レッスン台本・芥川龍之介原作「或日の大石内蔵助」の5回目。今回もこの作品を8等分して順々に朗読してもらいつつ指導した。今回も朗読順がビシッと決められていた。

 現在のレッスン台本「或日の大石内蔵助」は、次回が最終の仕上げの通し読みである。レッスン後に、その次にやる朗読発表会用の台本「星の王子さま」のことが話題になった。途中まで、読み継ぎの分担を発表せず、全員が台本全部のレッスンを受けたい、というのである。大変におもしろいアイデアなのでやってみようと思う。








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館長の朗読日記2157/千葉「風」の朗読レッスン

館長の朗読日記2157  (戦後73年04月08日 新規)




○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(1)

 昨日(4月07日)9時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンをおこなった。今回は第3期・朗読ステップ2の第8回目。今回は、半数の会員が共通レッスン台本・宮澤賢治原作「雁の童子」のレッスン、他の半数の会員が1人1作品をレッスンする3回目である。1人1作品の会員は6月の朗読会に出演する。

 今回は、前回とは逆に、共通レッスン台本「雁の童子」のレッスンを前半におこない、1人1作品のレッスンを後半におこなった。レッスン時間は、前半と後半をほぼ同じ時間にした。現在は、6月の朗読会に向けたレッスン期間であるから、前半も後半もそれぞ90分弱づつを割り当てた。会員1人当たり、約10分である。

 私のレッスンはここ何回か、目的語の強調の仕方を主テーマにしている。副テーマとして、指示語の表現の仕方を取り上げている。こういうことをテーマにレッスンしているということは、会員の皆さんが平均的には「語りかける語り口」の基本ができてきたからに他ならない。そうでなければ目的語も指示語もないのである。



○千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン(2)

 今回は、レッスンの後で、千葉県警から犯罪被害者支援室の2人が来て、打ち合わせをした。この数年間、千葉朗読サークル「風」は、千葉県警の犯罪被害者支援室から依頼されて、千葉県下の高校や中学校で犯罪被害者の手記を朗読している。高校や中学校で開催される「命の大切さを学ぶ教室」の一環としての朗読である。

 今回の打ち合わせのテーマは、そこで朗読する犯罪被害者の手記の選考の仕方についての意識合わせ、および、千葉県警の犯罪被害者支援室から千葉朗読サークル「風」への依頼内容や依頼目的の再確認などなどであった。千葉朗読サークル「風」から約7人の会員が参加し、犯罪被害者支援室の2人とじっくり打ち合わせた。

 当初の見込みほど依頼件数はなかった。しかし、この数年間で5~6件の依頼を受け、千葉県下の高校や中学校に会員有志が出向し、犯罪被害者の手記を朗読してきた。いざという場合のために、千葉県で私が朗読指導している他の朗読サークルとの協力体制もつくっている。しかし、当面は「風」だけで間に合いそうである。








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館長の朗読日記2156/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

館長の朗読日記2156 (戦後73年/西暦2018年04月07日 新規)



○船橋朗読サークル「はなみずき」のリハーサル(1)

 一昨日(4月05日)の10時00分~17時00分に船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会「虹の岬の喫茶店」のリハーサルをおこなった。今回は第2期・朗読ステップ6の第20回目、今年4月に開催する森沢明夫原作「虹の岬の喫茶店」のレッスンの第8回目である。リハーサルも全体を通しで行なう。

 前回の立ち稽古の後の議論で、台本の前半をさらにカットしてもらった。会員それぞれの分担部分を4~5行づつカットすることにより、前半の朗読時間を80分から65分を切ることが目標である。前半は75分であったが、これはそのままにして全体で140分に収めることにした。その結果はどうなっただろう。

 前半の朗読時間は目標どおりに65分に短縮されていた。後半も70分に短縮されていた。全体の朗読時間はなんとか140分の目標をクリアすることができた。朗読表現もかなり改善されていた。特に、前半は、前回は眠気を誘ったが今回はそういうことはなかった。ただ、途中が何箇所かダレてくるのが分かった。



○船橋朗読サークル「はなみずき」のリハーサル(2)

 後半は、前回の立ち稽古では感じなかったが、今回は途中の何箇所かでかなりダレることが分かった。前回は、前半があまりひどかったので、後半が相対的に良く聴こえたものが、今回は逆に聴こえたものとみえる。後半は、全体的にさらにテンポを良くし、緊迫する場面はさらに緊迫感を醸成する工夫が必要である。

 以上のことは、私が感じただけでなく、観客の立場で聴いていた会員の皆さんが感じたことである。朗読発表会の本番まで約20日間、その間に自主練習会もやるという。自宅練習とサークルとしての自主練習会で、今回のリハーサルで痛感したところを改善してくれることを期待している。是非とも頑張って欲しい。

 まあ、朗読発表会の本番になると、出演者は良い意味で緊張する。生の観客を目の前にすると、表現する意識や意欲も変ってくる。通常は、レッスンや立ち稽古やリハーサルのときに比べて2~3割は朗読のレベルがアップする。従って、基本的には楽観しているのだが、やはり、普段からの実力アップが大切である。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)

 一昨日(4月05日)の18時10分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンをおこなった。今回は第2期・朗読ステップ4の16回目、今年の6月に開催する朗読発表会に向けた1人1作品のレッスンの4回目である。会員1人の朗読時間は15分以内。レッスンではその3分の1づつに分けておこなった。

 同じ作品のレッスンも4回目ともなれば会員の皆さんはかなり仕上げてくる。特に心配していた古典物を古文のまま朗読したいという会員にも、前回から朗読表現としての本格的なレッスンを始めている。これを一言で言えば、朗読する文体は古文でも、表現する気持や相手は現代人として朗読するということである。

 入会した当初は朗読する言葉自体がはっきりしなかった会員が、近年は言葉の1つ1つがはっきりしてきた。もともとイメージ表現や心情表現には優れたセンスを発揮していたが、1つ1つの言葉を丁寧にはっきりと表現するととても良い朗読になる。ところが、今回は妙な欲が出たのか、急いた語り口になっていた。



○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)

 この会員は、急いた語り口になると、言葉の3分の1くらいが聴き取りにくくなってしまう。この会員の朗読を指導していると、朗読は早口で流麗で滑らかな語り口が良い、などという考え方が如何に間違っているか、ということを痛感させられる。言葉の1つ1つにイメージと心情が籠もった朗読に勝るものはない。

 語りかける語り口が身についてきた会員には、さらに目的語を意識する語り口を指導している。目的語を意識するためには、語る対象(表現する対象)をはっきりイメージする必要がある。あるいは、目的語を意識するようになると、語る対象(表現する対象)をはっきりとイメージすることができる可能性が広がる。

 新しく入会した会員に、斉藤隆介の童話を朗読する際に、上に高く出て語るように前回のレッスンで指導したところ、今回はかなりそれに近い語り口の朗読をしてくれた。こういう例は珍しい。そこで、さらにレベルの高い心情表現と《間》について指導してみた。次回にどのような朗読をしてくれるか楽しみである。








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