05館長の朗読日記(戦後73年/西暦2018年)

館長の朗読日記2286/今年を少しだけ振り返る

館長の朗読日記2286  (戦後73年12月31日 新規)



 今年も今日が最後の日、すなわち大晦日となりました。このブログ「感動をつくる・日本朗読館」を読んで下さっている方々に、大晦日のご挨拶を申し上げます。本年も大変お世話になりました。皆様の有形無形のお力のお陰で、この1年も私なりの朗読活動をやり通すことができました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。



○今年を少しだけ振り返る(1)

 今年の私の朗読活動を大まかに振り返ってみた。今年は、朗読漫画に協力するとか、全国新聞の記事に取り上げられるとか、そういう意味での社会的な事件は特になかった。朗読サークルを新たに立ち上げることも、特別な朗読イベントを企画&実行することもなかった。社会的には比較的地味な1年間だったといっても良いと思う。

 その代わりといっては何だが、今年の8月に2日間にわたって船橋朗読サークル「はなみずき」第2期生有志が夏季朗読特別講座「やまなし」を企画&実行してくれた。これは、講師は私、受講生は私が指導している各朗読サークルの第2~3期生とに限定した講座であった。気の置けない雰囲気で、私は楽しく講義したものである。

 私がもっとも嬉しく思ったのは、私が指導している各朗読サークルが着実に社会的な朗読活動の実績を積み上げていっていることである。さらに、今年から始まった新しい社会的朗読活動の試みもある。福祉施設や学校などから依頼された朗読会、公的イベントへに参加した朗読会、自立的に企画&実行した朗読会など、様々である。



○今年を少しだけ振り返る(2)

 私が関与する定例的な催し、私が指導している各朗読サークルにおける月2回の朗読レッスン、各朗読サークルが主催する年1回(例外的には年2回)の朗読発表会(あるいは地域的「小さな朗読館」や朗読おさらい会)、そして私が主宰する年3回の「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」は皆それぞれ着実に実行した。

 私が指導している各朗読サークルの運営は、サークル会員の皆さんのご努力でおおむね順調に推移している。ちょっと心配なのは習志野朗読サークル「茜」と大田朗読サークル「くすのき」の2サークルであるが、これらは少し長い目でサークルの土台を固めていく必要があるかもしれない。他のサークルも決して油断はできないが。

 月2回の朗読レッスンは、レッスン台本も指導内容も私が準備&実行しなければならない。その合間に自主練習会や自主朗読会を催しているサークルも多いが、それらをリードしているのは第1期生である。定常的な朗読発表会などの朗読イベントは、近年は、各朗読サークルの会員の総意に基づいて、かなり自立化していっている。



○今年を少しだけ振り返る(3)

 私の朗読研究については、今年はさっぱり進捗しなかった。私の本来のライフワークの2つが山場にかかったので、それに精力・知力・体力・時間をとられてしまった。もっとも私はかなりの怠け者だから、勤勉にやったならばもっとできたのかも知れない。とにかく今年は、私の朗読研究についてはあまり進展しなかったのである。

 この年末始の朗読レッスン冬休みは、原稿執筆のチャンスである。しかし、今年からは、私の本来のライフワークの3つ目の山をよじ登っていかなければならない。その作業と折り合いをつけながら、ここ何年かの懸案である『朗読の理論』の執筆に取り組まなければならない。今年の自分の怠惰を反省し、頑張らなければならない。

 ただし、この『朗読の理論』についても、私の頭の中の構想は多少の進展があった。それは、朗読サークルの朗読レッスンですでに話したことであるが、日本語の現在の標準語について、文字言語についても音声言語についても、私が朗読を通して直感的に感じていた内容が、歴史的&論理的に納得できたような気がしたことである。



 今年の私の朗読研究は、上記のようにほんの少しの進展はしたように思われますが、全体的にみればほとんど停滞状態でした。もう一つの懸案である朗読的な文学作品論シリーズにいたっては、ほとんどなんの進展もありませんでした。芥川龍之介、太宰治、宮澤賢治の3人ぐらいは、なんとか単行本化したいと固く決意しています。







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館長の朗読日記2285/書斎の整理整頓(その1)

館長の朗読日記2285  (戦後73年12月29日 新規)



○書斎の整理整頓(1)

 当初、私の書斎は2階の寝室(和室)の南側の4畳ほどの板間であった。これは私の大失敗であった。狭くて使いづらくて暑くて寒かった。特に、朗読活動を本格化させた以降は、朗読関係の資料が増えてどうにも置き場所に困った。そこで途中から、1階の居間の隣の和室(6畳)を書斎と朗読関係の資料置場を兼ねて使っている。

 部屋の東南の隅に小さな机と椅子を設置した外、総ての空間を朗読関係の資料置場に当てている。本棚や本箱や収納箱をアレコレ配置して、当座の資料をかろうじて納めている。堪りかねた家人が、この年末始の冬休みに、この書斎の整理整頓をするように私に迫ってきた。私もその必要性を感じていたので、今日からそれを始めた。

 今日1日で、書斎の5分の1くらいは手をつけたであろうか。この1階の書斎だけでなく、当初の2階の狭い書斎も生業(会社勤務)時代の資料類が山積している。こちらも整理整頓しなければならない。その上2階には、これも狭い3畳ほどの書庫がある。ここには本来のライフワーク関係の資料が山積している。前途遼遠である。



○書斎の整理整頓(2)

 今日の現書斎の整理整頓は、朗読関係の資料が主である。雑貨類を整理整頓するのと違って、資料類の整理整頓は資料の1点1点の中味を調べる必要がある。傍から見ていると、資料を読みふけっているように見えるらしい。家人からは、整理整頓を怠けているようにしか見えないらしい。矢のような催促を防戦しながら、作業する。

 しかも、大掛かりにな整理整頓をするためには、前段階として、これまで山積していた資料を一旦は見やすいように広げて置かなければならない。傍から見ていると、資料をかえって散らかしているように見えるらしい。これも、家人からは整理整頓の逆をやっているように見えるらしい。これを防戦しつつ作業しなければならない。

 さらに、私も年齢を重ねているから、少し作業を続けると疲れてくる。疲れてくると、休息したくなる。これも、傍から見ると怠けているように見えるらしい。まったく、朗読サークルの朗読レッスンでは一応は先生で通っている私も、マネージャー役も兼ねている家人にかかると形無しである。当面は、整理整頓を頑張るしかない。

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館長の朗読日記2284/再来年の「小さな朗読館」に朗読する作家シリーズについて

館長の朗読日記2284  (戦後73年12月25日 新規)



○再来年の「小さな朗読館」に朗読する作家シリーズについて(1)

 私は、朗読会「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」を年3回定期的に主宰している。毎回4人のゲスト出演者に朗読してもらっているが、私自身もレギュラーで出演している。毎年、私はその年の3回の定期公演を通して、1人の作家から3作品を選んで、その作家のシリーズとして、朗読上演するように企画している。

 昨年は「岡本かの子シリーズ」を上演し、今年は「森鴎外シリーズ」を上演した。来年は「岡本綺堂シリーズ」を上演する予定である。現在は「岡本綺堂シリーズ」の第1作「鐘ヶ淵」の自宅練習を始めて1ヶ月も経っていない。来年3月末の公演までまだ3ヶ月以上もあるのだが、家人は「再来年の作家を早く決めろ」と催促する。

 家人は、わが「感動をつくる・日本朗読館」の唯一のスタッフであり、私の唯一のマネージャーである。また、近年は私が指導する朗読サークルの朗読発表会において、バック照明を担当したり、バック音楽のピアノ演奏を担当したりしている。私としても、頭が上がらないというか、その意見や感想は尊重せざるを得ないのである。


○再来年の「小さな朗読館」に朗読する作家シリーズについて(2)

 著作権の切れた作家だと、朗読上演の許諾手続が省けるし、また、今では馴染みの薄くなった作家の作品をあらためて蘇らしたいという意味もあって、なるべくそういう作家の作品から選ぶようにしている。泉鏡花、菊池寛、小泉八雲、坂口安吾、山本周五郎などの作品をあたっているのだが、長さの制約もあってなかなか選べない。

 泉鏡花はいつか朗読したいが、作品選びがむずかしい。菊池寛は「仇討三態」のように女性があまり朗読しない作品の方が良いと思うが、一態づつだとちょっと短すぎる。小泉八雲も作品がいささか短い。坂口安吾の作品中に、斎藤道三、織田信長、黒田如水、徳川家康を描いた面白い作品があるが、残念ながら朗読に不向きである。

 山本周五郎は、多くの朗読者が手掛けているので、いまさら私がシリーズとして取り上げることもないような気がしている。そういうわけで、今のところは「帯に短し襷に長し」という感じで、なかなか1人の作家に3作品を揃えることができていない。たまには、著作権の切れていない作家にするかとも考えるが、まだ決まらない。








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館長の朗読日記2283/岡本綺堂シリーズ1「鐘ヶ淵」の自宅練習について

館長の朗読日記2283  (戦後73年12月23日 新規)



○岡本綺堂シリーズ1「鐘ヶ淵」の自宅練習について(1)

 来春(3月27日)に開催する第14回「小さな朗読館」で、岡本綺堂のシリーズ1として「鐘ヶ淵」朗読する。その自宅練習をこの12月から始めてる。第13回「小さな朗読館」を開催した11月28日から、第14回「小さな朗読館」を開催する来春3月27日まで、約4ヶ月ある。その4ヶ月間で「鐘ヶ淵」を仕上げていく。

 この12月(1ヶ月目)は、作品世界の読み込みが中心となる。もちろん、ときどきは声を出して朗読するが、中心は黙読(目読)による作品世界の読み込みである。すなわち、朗読ステップ1として、読者の立場から文学作品の作品世界の解読に取り組んでいく。作品世界の場面と心情のイメージを、高く深く豊かに造形していく。

 来年1月(2ヶ月目)は、実際に声を出して朗読する頻度を増やしていく。特に、登場人物の人物像やそのときどきの心情に合わせたセリフ表現を造形していく。また、原作者がその場面場面を表現している地の文の流れを解読して、その流れに沿った朗読表現を造形していく。いわば、朗読ステップ2~3の段階に取り組んでいく。



○岡本綺堂シリーズ1「鐘ヶ淵」の自宅練習について(2)

 来年2月(3ヶ月目)は、実際に声を出して朗読することを中心に据える。作品世界の各場面をさらに立体的&臨場的にイメージし、その立体感&臨場感をいかに朗読表現していくかを、実際の朗読練習をくり返すことで煮詰めていく。自分事(わがこと)としての朗読表現を意識する。朗読ステップ4~5の段階に取り組んでいく。

 来年3月(本番直前の4ヶ月目)は、仕上げの段階である。文学作品の作品世界の解読を見直し、それぞれの場面イメージを見直す。その結果としての自分の朗読表現の適否を、聴き手の立場から改めて客観的にチェックしながら朗読を仕上げていく。近年は直に耳で聴く自分の朗読と、録音で聴く自分の朗読の違いはほとんど無い。

 しかし、改めて録音した自分の朗読を聴くと、不満な点がよりはっきりとしてくる。そこで、今でも、この最後の1ヶ月の終盤には、自分の朗読をひと通り録音して聴くことにしている。主なチェック・ポイントは声出し(声の高低と大きさ)と《間》と《メリハリ》の組み合わせ方である。それから、本番に臨む心構えを造形する。








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館長の朗読日記2282/年末恒例の理髪に行った

館長の朗読日記2282  (戦後73年12月21日 新規)



○年末恒例の理髪に行った(1)

 昨日(12月20日)、理髪に行った。私は理髪をされるのが好きである。たしか10年ほど前までは、毎月のように理髪に行っていた。しかも、できるだけ丁寧に理髪してくれる店を選んで行っていた。八千代市に居住してからも、しばらくはあちこちの理髪店の様子見をした。その結果、八千代台駅の傍の理髪店の常連となった。

 ここ10年ほどは、髪の伸び方が少なくなったため、3~4ヶ月に1回の頻度になってきた。そのうちに、その常連になっていた理髪店のマスターが体調を崩してしまった。その店は、マスターの他に2人の女性が理髪していた。マスターの奥さんと姉妹であるらしかった。数年はその2人の女性が主に理髪して、店を維持していた。

 それが数年前に、ついに閉店してしまった。マスターの体調の悪化が主因だと思われるが、くわしいことは分からない。いずれにしても、私は新しい理髪店を探さなければならない。しばらく、あちこちの理髪店を表から観察して、良さそうな店を物色していた。その結果、八千代台駅のちょうど正反対の位置に格好の店を発見した。



○年末恒例の理髪に行った(2)

 それ以来、前の理髪店とは八千代台駅の正反対側に位置するその理髪店に行っている。前の理髪店に比べると多少の不満がないわけではない。しかし、今さら他の店に鞍替えするのも面倒だし、また、そうしなければならないほどの不満があるわけでもないので、この数年はその店の常連になっている。昨日行ったのもその店である。

 理髪店に行くのは3~4ヶ月に1回の頻度であるから、これも「小さな朗読館」の開催時期と連動させている。わが「小さな朗読館」は年3回の定期公演であるから、それと年末の1回を合わせれば、ちょうど年に3~4ヶ月は理髪する勘定になる。毎年の3月、7月、10月、12月に理髪に行く。今回は、その12月の分である。

 理髪店で、私はほとんど眼を瞑っている。最初の数分はマスターの雑談にも応じているが、その後はほとんど眼を閉じている。ひたすら髪と頭皮に神経を集中させて、マスターが櫛や鋏で髪と頭皮をあつかう具合を味わっている。やがて、顔の髭を剃る頃になると、自然に眠くなってくる。理髪が終わる頃には、神経が和らいでいる。






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館長の朗読日記2281/モーツアルト記念合唱団第28回定期演奏会・ハイドン「天地創造」を聴きに行った

館長の朗読日記2281  (戦後73年12月18日 新規)



○モーツアルト記念合唱団第28回定期演奏会・ハイドン「天地創造」を聴きに行った(1)

 私の関与していた朗読会のチラシに、挿絵を描いていただいていた池田憲昭さんからチケットをいただいたので、家人といっしょに一昨日(12月16日)に錦糸町の「すむだトリフォニー 大ホール」まで聴きに行った。聴きに行く人を勧誘して欲しいと言われたのでサークル会員に声を掛けたら、4人の会員が行くことになった。

 モーツアルト記念合唱団の定期演奏会は、時間が許す限り家人といっしょに聴きに行くことにしている。毎回のように、この「天地創造」のようなクラシックの大曲を上演する。西暦2015年には、私の好きなバッハ「マタイ受難曲」を上演した。主体である合唱のレベルは半端ではない。いわゆるママさんコーラスとは格が違う。

 何人かのソリストは、プロの歌手が招聘されている。また、毎回、伴奏には、古楽器を使用するオーケストラ「ムジカ・レセルヴァータ」が招聘されている。観客の人気も高く、会場(使用する1階1040席と2階233席の計1273席)は、毎回ほぼ満席である。家人と私は2階席で聴いたが、今回も会場はほぼ満席であった。



○モーツアルト記念合唱団第28回定期演奏会・ハイドン「天地創造」を聴きに行った(2)

 上演されたハイドン「天地創造」について、門外漢の私が余計なことを言うべきではない。一応ピアノをやる家人は、感動していた。会場のロビーでは、私が指導する朗読サークルの会員と元会員が、バリトンのパートで合唱していた池田憲昭さんの絵をポストカードにしたものの展示&販売係をしていた。大勢の観客が買っていた。

 私が勧誘したサークル会員と会場ロビーで遭遇したので、いろいろと雑談をした。その中で、来春3月に東京千代田区立内幸町ホールで第14回「小さな朗読館」を開催するさいにも、池田憲昭さんのポストカードを展示&販売したらどうか、という話しになった。ちょうど当の池田憲昭さんが会場ロビーに来たのでその快諾を得た。

 この話しは、もともとは、会場ロビーで展示&販売係をしていた朗読サークルの元会員が発案&提案したものである。かつては、私の関与した朗読会のあちこちで、この池田憲昭さんのポストカードの展示&販売をやっていた。しかし、朗読会の観客は、合唱演奏会のそれに比べると、桁違いに少ない。近年は遠慮していたのである。



○モーツアルト記念合唱団第28回定期演奏会・ハイドン「天地創造」を聴きに行った(3)

 もちろん、遠慮しただけが原因ではない。実は、この池田憲昭さんの絵のポストカードの展示&販売をもっとも積極的に推進&支援していたのは、同じモーツアルト記念合唱団に所属していた中屋朋子さんという方だった。その方が、数年前に急逝されたのである。万事控えめでありながら、温かく、しっかりと頼りになる方だった。

 同じ頃に池田憲昭さんの眼の具合がさらに悪化して、新たな絵が描けなくなり、ポストカードの作成(印刷)もできなくなった。そこで、しばらくの間はポストカードの作成(印刷)と展示&販売の体制を整える時間が必要であったようだ。訊くと、ポストカードの作成(印刷)は中屋さんのご主人が引き受けることになったという。

 そこで、ポストカードの展示&販売は、故中屋朋子さんの友人であった朗読サークルの元会員が再び推進することになった、という。ポストカードの作成&販売体制が整ったなら、今後は年3回の「小さな朗読館」だけでなく、私が指導するサークルの朗読発表会などにも、積極的に展示&販売を推進していけたら良いと思っている。










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館長の朗読日記2280/ようやく体調が回復してきた

館長の朗読日記2280  (戦後73年12月17日 新規)



○ようやく体調が回復してきた(1)

 私は、年3回の「小さな朗読館~感動をつくる朗読をめざして~」を主宰し、毎回レギュラーで朗読出演している。その都度、もっとも気をつけているのは、通常の体調を維持することである。特に、風邪をひいたり、喉を傷めたりしないように神経を使っている。体調を維持しなければならないことが、最大のプレッシャーである。

 年3回の出演でさえそうなのだから、毎日のように各種イベントに参加しているいわゆる芸能タレントやアイドルたちは、さぞ大変だろうと思う。芸能タレントやアイドルというと、何かと軽く見られがちだが、実際は大変なプレッシャーと闘っているのだと思う。そういうことも、実際に体験してみなければ分からないことである。

 先に開催した第13回「小さな朗読館」の場合も、その約1ヶ月ほど前から、私はそのようなプレッシャーを感じていた。ところが、本番の数日前から喉に若干の違和感を感じ、身体全体も多少のだるさを感じていた。イベントの主宰者であり、唯一のレギュラー出演者である私が欠場したら、そのイベントはほとんど成り立たない。



○ようやく体調が回復してきた(2)

 全体的にはさしたることもなかったので、何とか事前の準備も、当日の運営も、朗読出演も無事にやり通すことができた。終演後の約10日間は、朗読サークルのレッスンなど外出しなければならない用事が1日おきにあったが、若干の体調の違和感を感じながらも、何とか通常の生活や仕事を維持&継続することができてきていた。

 それが12月8日(土)の八千代朗読サークル「新・みちの会」のレッスンが終わり、今年の残る朗読レッスンは12月13日(木)の千葉朗読サークル「わかば」だけになった時点で、身体のだるさが一段と増したように思われた。特に「わかば」のレッスン前の3日間は、それに備えるという気持もあって、ほぼ一日中寝ていた。

 今年最後の朗読レッスンである千葉「わかば」のレッスンが終わった以降になって、体調が回復してきた。昨日(12月15日)にはかなり回復した実感があった。ところが、その昨日はことのほか寒かった。うっかりすると、改めて風邪をひきそうな具合であった。何だか体調の回復と風邪をひくとがせめぎ合っている感じである。



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館長の朗読日記2279/第14回「小さな朗読館」のチケットを作成した

館長の朗読日記2279  (戦後73年12月15日 新規)



○第14回「小さな朗読館」のチケットを作成した(1)

 一昨日(12月13日)に今年最後の朗読レッスンをおこなった。したがって、昨日(12月14日)から年末始の朗読レッスン休みに入っている。しかし、その朗読レッスン休みといっても、いろいろと外出しなければない用事がある。昨日は、私の本来のライフワークにかかわる仕事のために、午前~午後とほぼ1日中外出した。

 夕食前には帰宅したので、夕食後に来春3月に開催する第14回「小さな朗読館」のチケットを作成した。先月11月に開催した第13回「小さな朗読館」の会場で次回のチケットを求められる可能性もあったので、その時点で第14回「小さな朗読館」のチケットを40~50枚くらいは作成しておいた。結果は、売れなかったが。

 その後、電話でチケットの予約申込みが2件あった。この件はすでに記した通りである。その他に、次回の「小さな朗読館」のゲスト出演者から、自分が販促する分として20枚のチケットを預けて欲しい、との申し出があった。通常、チケット作成の第1弾として100枚ほど作成することにしている。残りを作成する必要がある。



○第14回「小さな朗読館」のチケットを作成した(2)

 私が主宰する「小さな朗読館」は、毎回のチケット売上の範囲内で経費をまかなうことを原則にしている。経費をなるべく節約するために、チケットの作成もすべて手造りである。チケットの用紙(A4判)も市販のものを利用し、それ1枚に5枚分のチケットを自宅のパソコンからプリントアウトする。それをカッターで切断する。

 約100枚分のチケットはすでに用紙にプリントアウトしてあるので、昨夜は残りの約50枚~60枚分のチケットをカッターで切断したのである。定規を当てながら小さなカッターで切断するのだから、時には手元が狂って失敗することもある。結果、予定では100枚作成するはずが、約90数枚しか出来上がらないことになる。

 前回の第13回「小さな朗読館」は、チケットの総発行数は117枚であった。このときは、第1弾のチケット作成をした後、第2弾として約30枚を増刷した。作成の失敗もあったから実際の総作成枚数は130枚弱であった。残存したチケットは10枚弱といったところであろうか。次回の第2弾は何枚くらいになるであろうか。






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館長の朗読日記2278/千葉「わかば」の朗読レッスン

館長の朗読日記2278  (戦後73年12月14日 新規)



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(1)

 昨日(12月13日)の13時00分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンをおこなった。今回は、第3期・朗読ステップ1の第17回目、来年2月に開催する朗読発表会「あん」のレッスンの第6回目である。この作品は、前半(第1部)と後半(第2部)の2部構成である。今回は後半(第2部)の第3回目である。

 本人の事情により急きょ退会することになった会員が、退会の挨拶に来た。その会員が読み継ぐことになっていた部分は4人の1期生に分担して朗読してもらうことにした。前半(第1部)の空いた部分を2人の1期生が半分づつ、後半(第2部)の空いた部分を他の2人の1期生が半分づつ分担する。後半は、今回が初めてである。

 今回、その部分を初めて朗読したのは、レッスン歴が12年超のベテランの1期生である。そういうベテランであるにもかかわらず、その朗読はかなり平板であった。そこで、強調すべき言葉や言葉の塊を選定する基本的な方法(音声言語的な法則生)を改めて解説した。訊くとそれらの1期生は自分ではやっているつもりだという。



○千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスン(2)

 私は「自分ではやっているつもり」ということと「客観的にやっている」とは大違いだ、といつもの調子で注意した。そして今回は、その新たな分担部分の一部(2~3行)を、その会員の主観からいえばかなり大げさにやってもらった。もっと大げさに、もっと大げさに、と何回かくり返した末に、やっとまあまあの表現になった。

 その後は、その後を読み継ぐ他の会員にも1人1人同じことをくり返した。やはり、自分で実際にやってみて、実感しなければ分からないのである。山本五十六の言葉は、限りなく真理だと思った。レッスンが終わったときに、ベテラン会員の1人が「今日のレッスンは充実していました」とのたまわった。私はドッと疲れを感じた。

 今回はこの朗読発表会向けの台本「あん」の最後の通常型レッスンである。来年の1月~2月は、立ち稽古、舞台リハーサル、朗読発表会本番、と続いていく。レッスンの最後に、ベテラン会員の1人が「今日のレッスンで本番に臨む自信が持てた」とつくづく言った。私も何だか手応えを感じた。原作に恥じない朗読を望んでいる。










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館長の朗読日記2277/朗読「心中」(森鴎外原作/東百道朗読)に対する反応(後)

館長の朗読日記2277  (戦後73年12月13日 新規)



○朗読「心中」(森鴎外原作/東百道朗読)に対する反応(4)

 12月初に、来年3月に開催予定の第14回「小さな朗読館」のチケットの電話予約申込が2件あった。まだ4ヶ月弱も先のことなので、さすがにびっくりした。2件とも私は留守中で、家人が応対した。1件は女性で、過去何回か聴いたが、次も聴きたいのでさっそく申込むという。こういうリピーターは、真にありがたく思う。

 もう1件は男性で、千葉県内の近隣の都市で何年か前から朗読を始めたということである。先の第13回「小さな朗読館」の直前に電話でチケットの予約を申込んできた。家人に「朗読を聴いて感激しました。素晴らしい活動をしていますね」という感想を電話口で話してくださったという。これも大変にありがたい反応であった。

 12月になって、東京都世田谷区に居住している方から葉書が郵送されてきた。この方は、戦後68年(西暦2013年)に品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを見学に見えた。それ以前に拙著『朗読の理論』を読み、私の朗読観に同感したという。その後、調布市で「東百道・講演と朗読の会」を主催してくださった。



○朗読「心中」(森鴎外原作/東百道朗読)に対する反応(5)

 それ以降の5年間、品川朗読サークル「あやの会」との交流を続けると共に、私が主宰する「小さな朗読館」も欠かさず聴きに来てくださっている。私も、この方が出演している朗読会を聴きに行ったことがあるが、数年前にこの方の「語り口」が激変した朗読を直に聴いた。そのとき「語り口」の激変の理由を訊いたことがある。

 その方は、拙著『朗読の理論』を読んだだけでなく、私のこのブログを熱心に読んでいるという。さらに、品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会、私が主宰する「小さな朗読館」における朗読を聴き、その朗読表現や「語り口」を直に熱心に学んだという。そうして、自分の朗読表現や「語り口」を研究したというのである。

 この方から12月に郵送された葉書に、先の私の朗読について、次のような文言が記されていた。曰く「今回、先生の朗読で感じたことは、会場の空気が集中し、観客の呼吸が一点にまとまったような、吸いこまれるというか、初めての経験でした」。これが事実か否かよりも、こういう内容の感想を記すること自体が素晴らしい。






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