05館長の朗読日記 97
館長の朗読日記 97 (戦後63年1月19日新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の今年初の朗読レッスン
一昨日の1月17日(木)に船橋朗読サークル「はなみずき」の今年初の朗読レッスンを行なった。
このグループは、切りの良いことに、今回から「おさらい会」向けの自由課題のレッスンに入る。会員一人一人が朗読ステップ2修了記念の「おさらい会」で朗読する台本を練習するのである。一人だけ、特例で昨年末に途中入会してきた会員がいるが、その会員には朗読ステップ1のレッスン台本である宮沢賢治の『やまなし』を読んでもらうことにしている。
昨年秋に千葉朗読サークル「風」が行なった『ガラスのうさぎ』を聴いて、朗読を習いたいという人が10人以上出てきた。他の地域なら断るのだが、千葉市の場合は他の地域とちがって、千葉市の市報である『千葉市政だより』が地域住民の自発的な活動を自己PRする欄を設けていない。そのために、朗読を習いたいと思う市民がいても、どんな朗読サークルがあるのか分からない場合が多い。そのために、たまたま千葉朗読サークル「風」の朗読発表会のことが一般の新聞や地域情報紙に記事としてとりあげられると、朗読を習いたいという多数の申し込みが寄せられることになる。こういう現象は、八千代市や船橋市その他の地域のように、市報が一般市民の自発的な活動を自己PRする欄を設けているところではあまり起きないのである。そこで、昨年末に朗読を習いたいと申し込んできた10数人の千葉市民に関しては、特例として朗読ステップ2であっても途中入会を認めたのである。そういう方々が昨年末に、千葉市、八千代市、船橋市の3サークルに少しづつ入会した(その他に、千葉市や八千代市の第2期会員募集を待つことにした方、習志野市で来年計画されている新サークルの発足を待つことにした方などもいる)。そういう方々には皆、宮沢賢治の『やまなし』をやってもらうことにしたのである。
さて、船橋朗読サークル「はなみずき」の今年初の朗読レッスン、すなわち、自由課題の初レッスンであるが、会員の皆さんは年末始の休み中にかなり読み込んできたとみえて、なかなかのものであった。会員が自分で選んだ台本も、それぞれがなかなか面白い内容だった。朗読する方は、それぞれに朗読表現的な悩みがあっていろいろと大変だと思うが、聴く方からするとなかなか楽しい。朗読ステップ2修了記念の「おさらい会」では、朗読ステップ1のときとはちがって、私自身は朗読をしない。後で講評はしなければならないが、朗読そのものはしなくてよいという、ある意味では気楽な立場である。会員の皆さんの朗読を聴いて、大いに楽しもうと思っているし、この調子なら大いに楽しめそうである。
○『朗読の理論』の最終ゲラ校正がようやくできたと思いきや
昨日は木鶏社へ最終のゲラ校正をもって行く約束で、一昨日は夜おそくまでゲラ校正に取り組んだ。何とか出来上がったので、勇んで木鶏社に提出したのだが、木鶏社の編集者から読者の立場から見た忠告を2点いただいた。読者の立場から見た、などと言われると私としても素直に聴かざるを得ない。聴くと、確かに一理あるので、再検討することを約束した。内容的なことではなく、表記的なことなのだが、直すとすれば少なからぬ手間がかかる。その直し作業を前提として、今後のスケジュールを木鶏社の編集者と再検討してみたのだが、どうやら発売が3月初めにずれ込みそうな具合である。最終ゲラ校正がようやくできたと思いきや、まったくやれやれである。一冊の本を仕上るということは、なかなか大変なことだと、今回改めて痛感した。
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