05館長の朗読日記 99
館長の朗読日記 99 (戦後63年1月21日新規)
○船橋マスター学院における2回目の講義
今年の1月は、船橋マスター学院というボランティア的に組織・運営されている生涯学習グループに「朗読とはなにか」というテーマで3回講義することになっている。3回といっても、1期生に1回、2期生に1回、3期生に1回というように同じ内容の講義を単発的に3回やる、という意味である。今日の午後(13時~15時)に、その第2回目をやってきた。帰宅して、緑茶と煎餅で一休みした後で、この日記を書いている。
1回目のところでも書いたが、今回の出向講義の最大の難点は、2時間という限られた時間枠で話をまとめなければならないことであった。しかし、前回でおおよその見当がついたので、今回はかなり精神的な余裕があった。実際、時間的な割り振りもうまくいったと思う。
○単発ものの講義『朗読とはなにか』の一つのパターン
今後も、朗読の基本を2時間(120分間)の単発で講義する機会があるかも知れない。その意味では、今回は良いモデルとなるだろうから、今後のために、今回の時間割を少しくわしく記しておこう。
講義の内容は次の3点である。
①朗読の基本を語る
②文学作品の朗読的な読み込み方
(斎藤隆介原作『花咲き山』の朗読と解説)
③ステージ朗読の実演
これを、途中に入れる10分間の休憩を含めて2時間(120分間)で総てやるわけである。
まず、前半の50分間で①の全部と、②の一部をやる。②の一部とは、教材の『花咲き山』の内容の紹介方々、この作品を本格的に朗読表現するところまでである。この『花咲き山』を朗読し終わったところで、だいたい50分が経過する。切がよいので、そこで10分間の休憩を入れる。
休憩した後、その『花咲き山』をテキストにして②の残り、すなわち「文学作品の朗読的な読み込み方」の講義を30分間で行なう。ここまでで90分間である。残りは30分間。
残りの30分間は、まず、最初の4分間くらいで③の準備を行なう。③の準備とは、講義用の演壇机とマイクを片付け、演壇上に朗読用の椅子とマイクを設置することである。これくらいは5分間もあれば十分にできる。その他にやることと言えば、私がお茶を一口飲んで咽喉を湿すくらいのものである。それから、今回は宮沢賢治の『紫紺染について』を朗読したのだが。朗読時間はだいたい20分間。したがって、最後に5分間のおつりが生じた。その5分間で、私から講義の締めと、今回は4月23日に開催する『東 百道・講演と朗読の会――宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界――』の宣伝をさせてもらった。
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