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05館長の朗読日記 94

館長の朗読日記 94  (戦後63年1月13日新規)

○朗読発表会『白旗の少女』のBGM貼り付けも一区切り
 昨夜、八千代朗読サークル「華詞」の朗読発表会『白旗の少女』用BGMを貼り付ける作業のつづきをした。最後の第3部のところをちょっとやり残していたので、そこのBGMをいろいろと検討したのである。
 結局、ピッタリしたものが思い当たらなかった。家内もわきからいろいろとアドバイスしてくれるのだが、いずれも今ひとつ納得がいかない。そこで、仕方なく、三通りほど案を考え、実際の朗読と合わせながら絞り込んでいくことにした。あるいは、そうこうしているうちに、別の良いものを思いつくかもしれない。
 こういう場合は、あまりクヨクヨと考えても良いアイデアは出てこない。しばらく寝かせておいた方がよいのである。

○今日もやらなければならないことが山積している
 まず『朗読の理論――感動をつくる朗読をめざして――』の最終ゲラ校正をしなければならない。とにかく、この本を出版するまでは、それに関することが私の精神的生活の中心に居座っている。
 次に、1月21日(月)に行なう船橋マスター学院の出向講義の第2弾(第3期生)に向けた準備をしなければならない。講義内容そのものは1月7日(月)にやった第1弾と同じなのだが、最後に行なうステージ朗読の実演は台本を変えるつもりである。第1弾のときは三浦哲郎原作の「なわばり」を朗読したのだが、第2弾では森鴎外原作の「高瀬舟」を朗読しようかと思っている。
 第1弾のときには、ステージ朗読の実演に割ける時間がどのくらいか不明であった。そこで、なるべく短かめの「なわばり」(朗読時間約16分)を選んだのだが、もう少し時間がとれることが分かった。そこで、20分短縮版の「高瀬舟」(朗読時間20数分)に変えることにしたのである。この「高瀬舟」は、ノーカットで朗読すると40分くらいかかるが、20数分で読める20分短縮版と、30数分で読める30分短縮版の台本を用意してある。ただし、この「高瀬舟」を朗読するのは一年ぶりなので、やるからには事前に改めて練習しなければならない。
 次に、三鷹市で行なう「小さな朗読館・山桜」がいよいよ3週間後に迫ってきた。そこで朗読する宮沢賢治原作の「紫紺染について」と、藤沢周平原作の「荒れ野」の朗読を最終的に仕上げていかなければならない。宮沢賢治の「紫紺染について」はすでに過去何回か朗読しているが、藤沢周平原作の「荒れ野」の方は今回が初演である。この作品世界の雰囲気が、自然な形で表現できればよいのだが。また、宮沢賢治原作の「紫紺染について」は、これもかなり短いもの(朗読時間約16分)なので、1月28日(月)に行なう船橋マスター学院の出向講義の第3弾(第2期生)でも、ステージ朗読の実演でやりたいと思っている。
 その他、実務、雑務については、やらなければならないことがそれこそ山積している。しかも、この類の仕事は次から次へと際限なく湧き出てくる。どうやら生きている間は、休まず焦らず、淡々かつ坦々とこなしていくしかない、と最近は腹をくくっている。

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