05館長の朗読日記 107
館長の朗読日記 107 (戦後63年2月06日新規)
○昨日の朗読レッスン
昨日の2月05日(火)は第1火曜日だったので、午前中の品川朗読サークル「あやの会」と夜間の三鷹朗読サークル「さつきの会」の朗読レッスンがあった。
奇しくも、両サークルとも、各々のレッスン台本の通し読みの日ということになっている。この通し読みはそのレッスン台本の修了時に、仕上げとして行なうものである。したがって、その同じ日に、次回からレッスンする新しい台本を配ることになる。
品川朗読サークル「あやの会」は、次回から、朗読ステップ2修了記念の「おさらい会」に向けた台本のレッスンに入る。この「おさらい会」は会員の一人一人が別々の台本を朗読する。したがって、全員に全員分の台本を配らなければならない。
一人一人が別々の台本をレッスンするからといって、その会員にだけその会員が読む台本を配ったのでは、他の会員はその間ポカンとしていまければならない。それでは時間の無駄であるし、それではせっかくのグループ・レッスンの意味もなくなってしまう。全員にその台本を配って、他の会員たちもこの機会に、その台本を自分のレパートリーにする意気込みでレッスンを受けて欲しいと考えている。
それは良いのだが、そうすると配布する台本の冊数がやたらに多くなってしまう。
三鷹朗読サークル「さつきの会」の方は、次回から、朗読発表会に向けた台本『ガラスのうさぎ』のレッスンに入る。こちらは、台本は一冊なのだが、その台本がかなり厚い。朗読発表会は朗読時間が2時間の大作をやるので、私の手製の台本では60ページほどになってしまう。
これが同じ日に重なってしまったのだから、台本の重量と容積はかなりのものになる。コピー用紙用の箱一つ分ほどはある。自動車ならどうということもないのだが、自宅からレッスン会場まで電車を乗り継いで運ぶとなると、かなり腕が痛くなる。まあ、腕が痛くくらいなら我慢もするが、それがちょうど通勤ラッシュ時の電車となると周囲に気を使わざるをえない。
まあ、一口に朗読指導といっても、こんな苦労もあるというだけの、お話であります。
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン
今回は太宰治原作『雪の夜の話』の通し読みであった。
品川朗読サークル「あやの会」の会員は、とても熱心な方が多く、他の朗読サークルの「おさらい会」や「朗読発表会」にもたくさんの会員が聴きに来てくださっている。2月03日に開催された「小さな朗読館・山桜」にも、雪が降ったにもかかわらず、かなりの会員が聴きに来てくださった。
他のサークルの朗読会を聴きに行くだけでなく、当然、自宅練習も熱心にやってくる会員が多い。そんなに熱心なグループが、もし朗読での上達が遅かったら、それは指導者の責任であろう。幸い、このグループの上達ぶりには眼を見張るものがある。まあ、これは当然といえば当然であろうけれど。
○三鷹朗読サークル「さつきの会」の朗読レッスン
今回は宮沢賢治原作『注文の多い料理店』の通し読みであった。私からは、特に、文章と文章のつなぎ、文と文のつなぎ、文節と文節のつなぎ、を意識して朗読表現することにポイントを置いたコメントをした。この「つなぎ」の意味と重要さについては、別途「館長の朗読指導メモ」に書いていくつもりである。
通し読みの後で、朗読発表会向けの台本『ガラスのうさぎ』を配布した。そして、読み継いで行く役割分担を発表した。さらに、原作者の高木敏子氏からいただいた葉書を全員に回覧し、体調さえ良ければ朗読発表会を聴きに来ていただけるという話しをした。これで、皆が大いに盛り上がった。私たちの話し声と笑い声があまり大きくなったので、隣室を使っているグループが迷惑だったのではないかと、後になって気が引けたほどだった。
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