05館長の朗読日記 105
館長の朗読日記 105 (戦後63年2月03日新規)
○今日の「小さな朗読館・山桜」については明日
今日(2月03日)、「小さな朗読館・山桜」が行なわれ、何とか無事に終了することができた。しかし、これについては明日の「館長の朗読日記」に書くことにする。
○溝口直彦先生の逝去について
私に朗読の初歩を指導してくださった溝口直彦先生が1月31日に逝去された。その2週間くらい前に体調が急変し、入院されていたという。人間の死というものは、だいたいがいつも突然である。溝口直彦先生のご逝去に対し、心からの哀悼の意を捧げる。
溝口直彦先生の逝去を私が知ったのは2月01日であった。山梨在住の私の朗読の後輩が、山梨日日新聞に訃報が出ていたと電話で知らせてくれたのである。通夜が2月01日18時30分から、告別式は2月02日13時からだという。
この後輩は、現在も「溝口直彦朗読lサークル」に所属しており、その代表として、山梨県内を中心に朗読面で大いに活躍している。いつも私のことを気にかけていてくれて、何かあるとと私に連絡してくれる。
告別式のある2月02日(土)は八千代朗読サークル「こちの会」と千葉朗読サークル「風」の朗読レッスン日であったし、次の2月03日(日)には「小さな朗読館・山桜」の本番が控えていた。しかし、そういう事情を押してでも、溝口直彦先生の告別式には参列すべきだと考えた。そこで、急きょ、両サークルの世話人の方々に電話で連絡し、2月02日(土)の朗読レッスンをキャンセルする旨を伝え、会員の皆さんに伝達してくれるようにお願いした。また、2月03日(日)の「小さな朗読館・山桜」に向けた、藤沢周平原作『荒れ野』の最後の仕上げはまだ出来ていなかったが、それは山梨への行き帰りの列車の中で何とか間に合わせることにした。
2月02日(土)12時30分に山梨の敷島総合文化会館で先の後輩を初めとする「溝口直彦朗読lサークル」の現有会員と落ち合い、13時00分に告別式が行なわれる会場へ案内してもらった。告別式と仮初七日の式に参列し、奥様を初めとするご遺族にご挨拶と弔意を表して来た。告別式に来ていた山梨時代の朗読の先輩や後輩とも、久しぶりに再会し、いろいろと話すこともできた。
○山梨の朗読を主導した二人の朗読指導者の相継ぐ逝去
山梨県は朗読の盛んなところだが、その種を蒔いたのは溝口直彦先生であり、耕して大きく育てたのは河野司先生であった。河野司先生はつい最近の去年の11月に66歳で亡くなり、今回また溝口直彦先生が86歳で亡くなった。山梨の朗読を主導した二人の朗読指導者が、相継いで逝去されたのである。
両先生とも、私は親しくしていただいていたので、何とも言えない気持である。山梨の朗読が一時代を終えたような感じがする。もちろん、後継の朗読指導者がバトンを引き継ぎ、山梨の朗読は今後も隆盛を続けていくことであろうが、私の知っていた時代は確実に一つの区切りを打ったようである。
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