05館長の朗読日記 133
館長の朗読日記 133 (戦後63年3月28日 新規)
○千葉朗読サークル「わかば」が朗読ステップ3に入った
昨日のレッスンから、千葉朗読サークル「わかば」が朗読ステップ3に入った。ようやく、というか、とうとう、というか、とにかく朗読ステップ3に入るまでのところまで到達した。私の朗読指導は、いよいよこれからが本番である。
これまでの指導経験によると、不思議なことに、朗読ステップ3以前に退会していく人と、朗読ステップ3以後もレッスンを継続する人と、大きく二つのタイプに分けられるように思われる。これまで、朗読ステップ3にまで到達したグループを見ると、会員数が当初の会員数に比べて3分の2ないしは2分の1に減っている。そして、どのグループもそれ以降はあまり会員数が減っていない。途中の入会を全く認めていないにもかかわらず、にである。どうやら、朗読ステップ1~2の二年間は、会員の立場からすると、広い(長い)意味でのお試し期間であるのかも知れない。
そういう点からいうと、この千葉朗読サークル「わかば」はかなり例外的なグループである。サークルが発足したときは、会員数がわずか8人であった。私は過去の経験から、これでは朗読ステップ3になるころには6人ないしは4人になってしまい、とてもサークルとして存続していけない、という危機感をもった。私は黒澤明の映画『七人の侍』ではないが、最低でも会員数が7人いないとサークルとしての活動は出来ないと思っている。そこで、朗読ステップ1の途中の段階で会員を追加公募したのである。しかし、そのときに応募してきた人のうち会員として定着したのはわずか2人しかなく、会員の合計数は10人であった。
当時は、朗読ステップ2に入ってからは、途中入会を認めない方針だったから、このままでは朗読ステップ3に入る頃には6人ないしは5人になってしまうことが予測された。依然として、サークルの存続についての不安は解消されなかったのである。
しかし、予想に反して、その後、口コミによる途中入会者が後を絶たず、実際に朗読ステップ3に入った現在の会員数はいつの間にか15人になっていた。発足当時の会員数に比べ、減るどころか、逆に5割も増えていたのである。しかも、発足当時の会員は一人も欠けずに、全員がレッスンを継続している。こういうグループは本当にめずらしい。
千葉朗読サークル「わかば」が発足した同じ年(戦後61年)には、他にも3つの朗読サークルが発足したが、そういえばそれらのグループも今のところ大体発足当時の会員数を維持している。ただ、発足当時の会員が総て残っている例はない。途中で退会した会員がいるのだが、公募や口コミによって途中入会してきた会員数が穴埋めしたため、結果的に会員の総数があまり変わらなかったわけである。
今年の5月から6月にかけてそれら3つのサークルが続々と朗読ステップ3に入っていく。それを機に、会員数がどのように変動するのか、あるいは、変動しないのか。今後のサークルの存続や活動に大きく影響するだけに、私は特別に注目している。
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