05館長の朗読日記 122
館長の朗読日記 122 (戦後63年3月07日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン
今回は、4月に開催する朗読ステップ2修了記念「おさらい会」向け台本の練習である。その練習もいつの間にか回数を重ね、後は4月3日のリハーサル(通し読み)を残すのみとなった。その次は、いよいよ4月17日の「おさらい会」本番である。
○上へ高く出ることと自分の音域を見定めること
私は、朗読表現するとき、文の初め、途中の文節の初め、および最後の述語部分を上へ高く出るように指導している。これが、朗読における「語りかける語り口」の基本だと考えるからである。
しかし、そうすると、人によっては、声が高くなり過ぎてしまい、声が裏返ったり、無理な声出しで苦しげになったりしてしまう。朗読をするときの声の音域が、自分が普段の日常会話をする場合より多少高めになるのは、ある意味で当然なのだが、それが過ぎた場合には低めに調整する必要がある。
しかし、低めに調整すると、今度は、上へ高く出ることがおろそかになり、下へ低く出るいわゆる「朗読調」に逆戻りしがちである。
自分の音域を無理のない範囲に調整するのも、なかなかむずかしいのである。
○上へ高く出ることの大切さ
このグループに最近入会した会員は、これまで朗読の経験があるようなのだが、この「上へ高く出ること」の大切さは、今までの朗読指導にはなかった、ということであった。
確かに、放送アナウンサー系の朗読指導では、こういう指導はしないのであろう。いや、指導するどころか、むしろ「上へ高く出ること」を禁じているのではないだろうか。なぜなら、「上へ高く出ること」は、朗読者が自分の心情を直接表現する基本の基本だからである。放送アナウンサー系の朗読指導では、朗読者が自分の心情を直接表現することを、厳しく禁じることが一般的なのである。
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後63年/西暦2008年)」カテゴリの記事
- 05館長の朗読日記 250(2008.12.31)
- 05館長の朗読日記 249(2008.12.29)
- 05館長の朗読日記 248(2008.12.27)
- 05館長の朗読日記 247(2008.12.20)
- 05館長の朗読日記 246(2008.12.19)


最近のコメント