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05館長の朗読日記 127

館長の朗読日記 127  (戦後63年3月14日 新規)

 

○昨日の『白旗の少女』の立ち稽古
 昨日は、予定通り、13時00分~20時00分の7時間という長丁場で『白旗の少女』の立ち稽古を行なった。途中で何回も休憩や軽い夕食のための休みをとったが、とにもかくにも7時間の立ち稽古をやり切った。
 八千代朗読サークル「華詞」の会員の皆さんは大変だったと思うが、私も大変だった。とにかく「お疲れ様」と言いたい。

○何とかまあまあの線まで漕ぎ着けたようで一安心
 前回のレッスンのときの朗読が今ひとつだったので、朗読発表会で2時間もの長時間、観客を引っ張っていけるか非常に不安だった。そこで、今回はかなり練習内容に工夫を凝らしてみた。
 まず、冒頭に、私の方から出演者の一人一人に、前回のレッスンのときのダメ出しを要約し、今回の立ち稽古で注意すべきポイントを数点に絞って再確認した。
 次に、第1部、第2部、第3部に分けて、順に立ち稽古をし、その朗読表現を録音して、各部が終わるたびに一人一人の朗読の録音を再生し、皆で聴きながら一人一人のダメ出しをした。自分の朗読表現の録音を聴いた直後に注意されるので、非常に分かりやすかったようだ。その直後に行なった第2部の立ち稽古は、明らかに朗読表現が良くなっていたし、第2部のそれの後に行なった第3部の朗読表現はさらに良くなっていた。
 最後に、全体を本番さながらに始めから終わりまで通しで立ち稽古した。これは、さらに良くなっていた。普通は、同じ日に2回読むと、2回目がダレがちになるものだが、今回はまったく違っていた。朗読し終わったとき、会員たちは自分たちの朗読に感動していたようである。舞台リハーサルの直前にこれだけの朗読表現ができれば、本番では観客にある程度は感動してもらえるのではあるまいか。前回が前回だっただけに、何とか一安心、といった感じになった。

○今回手直ししたBGMの相性
 今回の立ち稽古は、BGMの相性のチェックも兼ねていた。特に、先日手直しした第2部のBGMが朗読と合うかを試してみた。第2部で使ったBGMは『浜辺の唄』『故郷』『赤とんぼ』『この道』といった日本の叙情味たっぷりの歌曲である。
 単純に、音楽と朗読の相性という点では決して悪くはなかった。ところが、聴いていた「華詞」の会員たちから口々に異論が出された。これらの曲は皆よく知っていて、一曲一曲に一人一人の想い出やイメージがこもっている。そのため、朗読よりもそちらの方に聴き手の心が行ってしまう、というのである。
 これは確かに一理ある。そこで、最後の通し読みのときには、即席で、これまでの朗読発表会で使い慣れたいくつかの曲を入れてみた。会員たちは、口々に、こちらの方が断然良いという。そこで、この方向で、次の舞台リハーサルまでに再検討することにした。第1部と第3部のBGMは、まあまあの相性だったし、特に会員たちから異論も出なかったので、これで行くことにしている。

○『朗読の理論』のチラシを初めて配布
 昨日は、私が指導する朗読サークルの中で、初めて『朗読の理論』のチラシを配った。この八千代朗読サークル「華詞」が、『朗読の理論』のチラシを作成した後、初めて会ったグループだったからである。今後、順次、朗読レッスンの席上で配布していくことにしている。
 さっそく何人かの会員に予約をしていただいた。なかには2冊予約して下さった会員もいた。ありがたいことである。
 一応、理論書なので、内容や表現が少しむずかしいかも知れない。しかし、私が朗読レッスンの場でいつも話している内容を中心に、それを体系的にまとめたものなので、私の朗読レッスンを受けている会員の皆さんなら、かえって分かりやすいと感じていただけるのではないだろうか。

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