05館長の朗読日記 144
館長の朗読日記 144 (戦後63年4月27日 新規)
○八千代「みちの会」と「ことのは」の朗読レッスン
昨日の土曜日には、八千代「みちの会」と「ことのは」の朗読レッスンを、それぞれ午後と夜間に行なった。
この両サークルは同じ朗読教室から発足した、いわば同根の関係にある。朗読レッスンの進行も全く同じで、昨日は両サークルとも山本周五郎原作『蜜柑畑』の仕上げの通し読みを行なった。また、次回から9月に行なう朗読発表会に向けた台本のレッスンに入るので、その台本を渡し、朗読の分担を発表した。
○山本周五郎原作『蜜柑畑』の仕上げの通し読み
昨日、仕上げの通し読みを行なった山本周五郎原作『蜜柑畑』は、朗読ステップ5における2つ目の台本である。
朗読ステップ5は「朗読者の立場から作品を認識&表現する《統一的な語り口》を修得する段階」である。すなわち、朗読者が台本の文字言語を認識(読み込み、イメージし、感動すること)しつつ、同時併行的に、その内容(読み込み内容、イメージした内容、感動した内容)を聴き手に朗読者の音声言語で表現する、というような語り口で朗読することを修得する段階である。そして、その最も基本的なポイントは、台本の「地の文」を、朗読者自身の視点に立って、朗読者自身の心情を込めて、聴き手に語りかけるような語り口で朗読表現するところにある。
昨日の通し読みにおいて、それがほぼ出来ている会員もあれば、出来つつある会員もあれば、出来るように意識して努力している途上の会員もある。
私が「この語り口こそが、私の朗読表現の特長なんです」と言ったら、ある会員が「先日の先生の朗読『セロ弾きのゴーシュ』を聴いて、そのことが良~く分かりました!」と応えていた。まさに、わが意を得たり、である。
○秋の朗読発表会『クリスマスキャロル』の台本
今年の秋(9月)に、八千代「みちの会」と「ことのは」は合同で朗読発表会『クリスマスキャロル』を開催する。この『クリスマスキャロル』は、ディケンズ原作のものを私が台本化したもので、全5章からなっている。今回は、読む分担を各章ごとにサークルに割り振ることにした。第1章と第3章を「ことのは」に、第2章と第4章~第5章を「みちの会」に担当してもらうことにした。
次回から、この台本のレッスンに入る。朗読ステップ5の修了に向けて、両サークルの会員の皆さんがどのような朗読表現をするか、楽しみである。
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