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05館長の朗読日記 142

館長の朗読日記 142  (戦後63年4月20日 新規)

 
○船橋朗読サークル「はなみずき」のおさらい会を開催
 4月17日の午後には、船橋朗読サークル「はなみずき」が朗読ステップ2修了を記念しておさらい会を開催した。
 おさらい会は、原則非公開の朗読会で、出演者である「はなみずき」の会員以外は、私が指導する朗読サークルの会員と出演者の直接の知人友人に参加を呼びかけるだけである。したがって、会場には、出演者の分も含めてだいたい40人分の椅子を並べただけである。結果的には、ほとんど満席になったが、もともとが観客を集めることが目的の朗読会ではない。いわば、朗読レッスンの延長のようなもの(公開レッスンの一種)なのである。
 この「はなことば」のグループは、発足時の会員数が少なめで出発したため、朗読ステップ1の段階で追加募集したりして発足後の会員集めに努めてきた。そのため、途中入会者が過半を占めている。今回のおさらい会は、朗読ステップ2が修了した記念として行なわれたのだから、サークルが発足してから丸2年経っているのだが、半数以上の会員は1年ちょっとしか私の朗読指導を受けていない。なかには、まだ数ヶ月しかレッスンしていない会員もいる。また、もちろん、私の朗読指導を受ける前に、他の朗読指導者に習っていたいわゆる経験者もいれば、まったくの初心者から始めた会員もいる。そういう意味では、会員の朗読歴はバラバラなのである。
 したがって、今回のおさらい会における会員の朗読は、表現レベルもある程度はバラついているし、表現の仕方にもバラつきがある。しかし、どの会員も、私が指導を始めた当初に比べると格段に上達していた。朗読表現のレベルが明らかに上がってきている。
 来年の今頃は、このグループもいよいよ朗読発表会である。あと一年経つと、今よりも格段に表現レベルはアップするはずだし、表現の仕方もまともな方向(自然な語り口の方向)にまとまってくるはずである。今回の表現水準をもとに推し量れば、来年の今頃はおおぜいの観客を舞台に引きつけ感動してもらえるだけの朗読発表会は十分できると思われた。

○八千代「こちの会」と千葉「風」の朗読レッスン
 昨日(4月19日)の土曜日には、午後3時から八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行ない、午後6時20分から千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。
 八千代「こちの会」は次回が「おさらい会」のリハーサルである。今回は会員一人一人が特に自分で確認したい箇所(台本の3分の1程度)を選んでもらい、その箇所をポイント的にレッスンした。皆さん、各々、着実に上達している。自分の欠点を自覚し、一所懸命に直しているひと、自分のイメージした作品内容を表現しようといろいろと工夫しているひと、など一人一人がそのひとなりのテーマをもって練習を重ねているようである。そういう自分なりの試行錯誤が、朗読を上達させる大事な要件なのである。
 千葉「風」は、宮沢賢治原作『注文の多い料理店』の本格的なレッスンに入った。朗読ステップ4の段階になると、私から指摘されたところをその場で修正できるだけの実力がついてくる。前回と前々回の2回にわたって『注文の多い料理店』の解説と朗読するさいのポイントの指摘を行なったのだが、今回の会員の朗読を聴いていると、その多くが実行できていた。一人一人が自宅練習で、それらの多くをマスターしてきていたのである。それを聴いて私は「みんな実力がついてきたなあ」と改めて実感した。

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