05館長の朗読日記 161
館長の朗読日記 161 (戦後63年6月08日 新規)
○八千代「こちの会」の朗読レッスン
昨日の午後3時から、八千代「こちの会」の朗読レッスンを行なった。
今回から、八千代「こちの会」もいよいよ朗読ステップ3に入る。
朗読レッスンもこれからが本腰の入ったものとなる。どのグループの場合でもそうなのだが、私は朗読ステップ3に入るのが楽しみでならない。朗読ステップ3のレッスン内容が、朗読表現の真髄に触れてくることと、朗読ステップ3の修了時にいよいよ朗読発表会を開催することがあるからである。
今回は、その朗読ステップ3の第一回目のレッスンだったので、張り切ってやったのだが、会員の皆さんが私の話しを十分理解してくれたかどうか、いささか心配である。朗読ステップ3の第一回目のレッスンは、朗読ステップ3の目標の説明、および、文学作品における表現主体の視点の転換の説明、それから、視点の転換の実例として志賀直哉原作の『城之崎にて』の冒頭部分の解説を行なうことにしているのだが、今回のレッスン内容はむずかしかったかなあ。
○千葉「風」の朗読レッスン
昨日は、引き続いて6時ころから、千葉「風」の朗読レッスンを行なった。
今回は、朗読ステップ4の二つ目のレッスン台本である宮沢賢治原作『注文の多い料理店』の仕上げの通し読みである。
会員の皆さんは、かなり上達してきた。全体的に、高く(上へ)出るべきところはそうなってきたし、強調すべきキー・ワードのところもそれなりに強調されてきた。しかし、まだ「地の文」の朗読が完全には語りかける語り口になっていない。もっと思い切って語ってしまう、という意識で朗読することが大切である。そして、目の前にいる聴き手を意識して、その聴き手を自分の言葉で説得し、訴えかけるような語り口にならなければならない。
○またまたミスってしまった!
今回の千葉「風」の朗読レッスンには、今秋10月に予定している朗読発表会の台本『流れる星は生きている』(藤原てい原作)を配布し、朗読分担を周知するはずだった。ところが、台本はちゃんと持っていったのだが、朗読分担を記したメモの方をを忘れてしまった。
会員の皆さんは、自分がどこを朗読するのか、にもっとも関心がある。その肝心のメモを忘れてしまったのだから、どうしようもない。後日、サークル代表のところへファックスすることで了解してもらったが、先日、レッスン台本を忘れたというミステイクを犯したすぐ後だけに、いよいよボケが始まったかと、いいささか憂鬱になってきた。会員たちが口々に「先生も、お忙しいから」などと、とりなしなのか慰めなのか分からない言葉(まさか冷やかしの言葉ではないと思うが)をかけてくれたが、そういう言葉をかけられるとなお一層落ち込んでくる私なのであった。
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