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05館長の朗読日記 168

館長の朗読日記 168  (戦後63年7月06日 新規)

○八千代「こちの会」の朗読レッスン
 昨日は、午後3時(正確には午後2時50分)から八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。
 この日は、三浦哲郎原作『忍ぶ川』の台本の後半部分の解説と朗読練習を行なった。
 今回のレッスンで、全員が少しづつだが着実に上達・向上していることが分かり、とても嬉しかった。高く上に出る語り口、柔らかく語りかける語り口、共通語的なアクセント、などなどがなかなか出来なかった会員が、最近、何やら急に直ってきたように感じられる。
 サークル全体のレベルが急に上がってくる時期というものが、確かにある、というように思われる。偶然なのか必然なのか、必ずしも判然とはしないのだが。
 このグループも、夏休み前後には、来年の朗読発表会の台本を決定する予定である。

○千葉「風」の朗読レッスン
 また昨日は、午後6時15分から千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。
 この日は、朗読発表会『流れる星は生きている』の朗読レッスンの第2回目であり、3部構成のうちの第2部の初読みである。会員の全員が一人づつ読み継いでいくので、その順番で朗読してもらい、一人一人にダメだしをしていった。
 この台本は、原作の中でも最大の山場である38度線越えの部分に絞り込んで構成したものである。したがって、少々大げさに言うと、全編、緊迫・切迫・危機の連続であり、間断なく絶叫調で語らなければならない。また、生きるか死ぬかの瀬戸際に追い詰められた状況だから、言葉遣いも荒くなるべき場面である。
 しかし、会員の皆さんは、それぞれ、現在の平和な日本において日々平穏に暮らしておられる上品な女性方である。なかなかそういう場面にふさわしい声出しや表現ができない。普段の自分を捨てて、思い切った演技をしなければならないのに、なかなかそれが出来ないのである。まあ、まだ第1クルーだから仕方がないといえば仕方がないのだが、これは前途多難といってよいであろう。

○先日の「東 百道・講演と朗読の会」のお礼
 この千葉朗読サークル「風」には、先日行なった「東 百道・講演と朗読の会」の開催・運営に関して全面的に支援していただいた。また、同実行委員会の主力メンバーはこの「風」の会員の有志からなっている。昨日は、朗読レッスンを始めるに先立って、私の方から改めてお礼を申し上げた。

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