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05館長の朗読日記 175

館長の朗読日記 175  (戦後63年7月20日 新規)

○昨日は土曜日。土曜日は午前中に定例的なアルバイト仕事、午後と夜間には朗読レッスン、というように朝から晩まで出ずっぱりである。
 しかし、午前中の定例的なアルバイト仕事は、昨日が今年前期の最終日で、しばらくは夏休みとなる。7月下旬から9月中旬にかけて、午前中の時間が自由になるのである。
 その間は、午後の朗読レッスンを1時間繰り上げて、14時からということにしている。

○八千代「こちの会」の朗読レッスン
 午後には、八千代市東南公民館で八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は、三浦哲郎原作『忍ぶ川』の全体的な朗読練習である。
 皆が、徐々にではあるが、着実に上達しているのが実感できた。主語の部分、述語の部分、ポイントとなる部分などを、高く上へ上げていく読み方も、完全ではないがかなり身についてきている。それに伴なって、心情表現もできるようになってきたし、語りかける語り口にも近づいてきた。
 実は、①高く上へ上げていく読み方、②心情表現、③語りかける語り口、の三つは三位一体なのである。それが実現できて、初めて、聴き手の心に届く朗読が出来るようになる。
 このサークルは、まだ、来年の朗読発表会の台本が決まっていない。会員たちは、次回のレッスン日には決める予定で、検討を進めているようである。

○千葉「風」の朗読レッスン
 夜間には、鎌取コミュニティセンターで千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読発表会用台本『流れる星は生きている』の3回目のレッスンである。3部構成の第3部の朗読練習をやった。これで、この台本の第1クルーが終了する。
 第1部~第3部までを各々全員で読み継いでいくので、今回は第3部を読む順番に従って一人一人レッスンしていった。このサークルは一騎当千の強兵が多く、私が一言いうと三言くらい返ってくる。他のサークルには、私が何か言うと、気に病んで落ち込んでしまう会員もいるというのに、全くエライ違いである。
 三言を返す暇があったら、その分、自分の朗読表現を直す方に専念したら良いと思うのだが、三言を返すのに忙しいと見えて、なかなか自分の朗読表現が直らない。何度やっても直らないものだから、傍聴している仲間の会員が吹き出してしまう。ついには「違うわよ。こうやるのよ」などと口を出し、仲間同士でレッスンを始めたりする。いやはや、闊達というか、騒がしくも楽しいグループなのである。
 まあ、そういう中にも、全員が、徐々にではあるが、着実に上達していることも確かである。10月の朗読発表会で果たしてどんな朗読表現を聴かせてくれるのか、私はヒヤヒヤしながらも楽しみにしている。

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