« 05館長の朗読日記 175 | トップページ | 06館長の朗読指導メモ 8 »

02過去の朗読会の記録 10

過去の朗読会の記録(2008年前期)
               (戦後63年7月21日 最終更新)

【過去のカレンダー】

●2008年(前期)

6月27日(金東 百道・講演と朗読の会」(千葉市公演) NEW!
   ―宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界― 
6月18日(水)朗読勉強会『ガラスのうさぎ』 NEW!
           /三鷹「さつきの会」(朗読ステップ4修了記念)
5月20日(火)朗読おさらい会
     /品川朗読サークル「あやの会」
5月17日(土)朗読おさらい会       
     /八千代朗読サークル「こちの会」
4月23日(水)東 百道・講演と朗読の会」(八千代市公演)
   ―宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界―
4月17日(木)朗読おさらい会
     /船橋「はなみずき」(朗読ステップ2修了記念)
4月04日(金)朗読発表会『白旗の少女』
     /八千代「華詞」(朗読ステップ3修了記念)
2月28日(木)朗読おさらい会
     /千葉「わかば」(朗読ステップ2修了記念)
2月03日(日)小さな朗読館・山桜」
     /「小さな朗読館・山桜」の会
1月28日(月)出向講義「朗読とはなにか」
            /船橋マスター学院(2期生)
1月21日(月)出向講義「朗読とはなにか」
            /船橋マスター学院(3期生)
1月07日(月)出向講義「朗読とはなにか」
            /船橋マスター学院(1期生)

【詳しい内容】

「東 百道・講演と朗読の会」(千葉市公演) NEW!
  ―宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界―
〔日時〕2008年6月27日(金)
     開場13時30分 開演14時00分
〔会場〕千葉市生涯学習センター・ホール(2階)
〔プログラム〕
   第1部 講演 『セロj弾きのゴーシュ』を読み解く
          <休憩>
  第2部 朗読 『セロ弾きのゴーシュ』(全)
〔講演&朗読〕 東 百道
【交通】JR「千葉駅」東口または北口から徒歩8分、
     京成千葉線「京成千葉駅」から徒歩10分
     千葉都市モノレール「千葉公園駅」から徒歩5分
【入場料】1000円(講演資料付)――全席自由――
【主催】「東 百道・講演と朗読の会」実行委員会
【申込先】電話&FAX 043-266-6062  吉田
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」へもどうぞ
●館長メモ 
 今回の公演は、千葉市在住の有志の方々が結成した「東 百道・講演と朗読の会」実行委員会の主催である。この実行委員会は5人のメンバーからなっているが、すべての運営(会場の選定&予約、チケットの作成&販売、当日の公演運営、その他)を主導してくださった。実行委員会のメンバーだけでなく、千葉朗読サークル「風」や同「わかば」の会員の皆さんにも様々なご支援・ご協力をいただいた。さらには、実行委員会のメンバーのご縁から、池田憲昭さんにチラシやポスターの挿絵を描いていただいた。こうしてみると、前売券を購入して当日聴きに来てくださった方々を含め、実に多くの方々のご支援、ご協力をいただいたことが改めて思い起こされる。それら総ての方々に、深く感謝し、心からお礼を申し上げる次第である。
 今回の私の講演と朗読は、決して満足できるものではなかったが、それでもまあまあ大過なくやれたのではないかと思っている。もっとも気がかりだったのは講演時間だが、これも事前の予定よりも10分くらい短くて済んだ。朗読時間の方はかなり正確に計算できるのだが、講演時間の方はアドリブ的な要素もあるので、正確なところはやってみなければ分からない。会場を使える時間が限られているため、全体の時間割がけっこうキツキツであった。それだけに、もっとも気にかけていた講演時間が予想よりも短くて済んだので、その点でまずホッとしたのである。
 観客数は300人弱で、会場には少し空席が残っていた。前売券は会場満杯の300席分を完売したのだが、実際にはその1割くらいが来場しなかったのである。当日券を求めて来場された方々が10人ほどいらしたので、空席状況を確かめてから入場していただいた。また、もし空席ができたら、実行委員など公演主催側の人間が座る手はずだったのだが、いろいろと用事が立て込んでいて、結局はロビーで仕事をやりながら聴くことになってしまったという。したがって、少しの空席が残ってしまったわけである。公演の数日前に前売券の販売が300席分に達したので、それ以後に申し込んでこられた方々はお断りをすることになってしまった。それだけに、たとえ少しではあっても、当日の空席は非常に気になった。一般的に、前売券の購入者の約1割は、実際には来場しない、ということをよく耳にする。今回もそうだったし、八千代市や三鷹市で開催した「小さな朗読館」でもそうだった。どうやら、この法則性(?)はかなりの確率で当てはまるようである。今後の前売券の販売には、この点をいくらか考慮する必要があるかもしれない。【つづく】
 4月に行なった八千代市での公演の場合には、観客の多くは私が朗読指導している朗読サークルの会員であった。6月に行なった今回の千葉市での公演は、ほとんどが朗読とは無縁の方々であることが予想されたし、実際、そうだった。そこで、八千代市での講演を聴いた実行委員会の方から、事前に再三再四、講演の内容をもう少し一般観客向けに分かりやすいものにして欲しい、という要請を受けていた。講演時間を短めに限った上に、一般観客向けに分かりやすい内容にする、ということはなかなかむずかしい。私としても伝えるべき内容はしっかりと伝えたい。伝えるべき(伝えたい)内容と、一般観客向けの分かりやすい内容とは、必ずしも矛盾しないが、両立させるのはかなりむずかしい。今回の千葉市の公演で、もっとも神経を使ったのは、実はこの点であった。この点がうまくいったかどうかは、分からない。まあ、半分はうまくいかず、半分はうまくいった、というところが実際ではないだろうか。
 今回の「東 百道・講演と朗読の会――宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界――」は、今後も要請があればくり返し公演していきたいと思っている。何も300人収容する会場を満席にしなくともよい。幸い「講演と朗読の会」は、観客数の多寡にかかわらずやることができる。観客数は100人でも、50人でも、30人でもよいのである。私は、あらゆる機会をとらえて、この「宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界」を、少しでも多くの方々に伝えていきたいと考えている。その場合、聴き手が朗読の経験者である場合もあれば、まったくの未経験者である場合もあるだろう。あるいは、両者が入り混じっている場合がもっとも多いかもしれない。どのような場合にも対応できるように、微妙に内容を変えたバージョンをいくつか用意しておく必要がある。その意味でも、今回の八千代市公演と千葉市公演は、非常に有益であった。

朗読勉強会『ガラスのうさぎ』 NEW!
       /三鷹朗読サークル「さつきの会」
〔日時〕2008年6月18日(水) 
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕三鷹市芸術文化センター・星のホール
〔演目〕高木敏子原作『ガラスのうさぎ』より
〔構成〕第1部 再会を約束して 特攻隊の兄 
                    妹たちは東京へ 母と妹たちはどこに
     第2部  ガラスのうさぎ 父の死
     第3部  死のうとしていたんだ 火葬場で
〔出演〕飯塚ヒロ子、雀地真弓、須永孝子、高橋智江、立花玉江、長野ミサ子、長谷川恵理子、米原幸雄 (三鷹朗読サークル「さつきの会」)
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕原則非公開 入場無料(全席自由)
【謹告】 
 突然に生じたある事情により、一般公開の「朗読発表会」を中止し、非公開の「朗読勉強会」に変更せざるを得ない事態となった。すでに、本番や舞台リハーサルのための会場予約もし、立ち稽古の場所も確保し、稽古もスケジュールの半分ほども積み重ねたこの時期になって、このような事態になったことは実に遺憾である。三鷹朗読サークル「さつきの会」の会員の皆さんと善後策を検討したが、ギリギリの打開策として、聴き手を仲間(館長が指導する朗読サークルの会員、および、出演者の知人友人)内に限定した非公開の「朗読勉強会」に変更し、朗読自体は行なうことにした。 
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ 
 今回は、ある事情のために一般公開の朗読「発表」会ではなく、非公開の朗読「勉強」会として『ガラスのうさぎ』(高木敏子原作)を上演した。
 したがって、三鷹市の市報にも広告文を投稿しなかったし、公民館などの掲示板にもポスター類を掲出しなかった。当然、新聞などに取材を働きかけることもしなかった。
 しかし、このために、逆に、三鷹朗読サークル「さつきの会」の会員たちは燃えて、知人友人たちに積極的に口コミで宣伝し、少しでも多くのひとに来場して自分たちの朗読を聴いていただくよう努力を重ねたのである。
 その努力の甲斐あって、今回の来場者は120人ほどになり、会場(座席数250席)はかなり良い雰囲気になった。このくらいの会場の場合、来場者が100人もあれば「まあまあ入ったな」という感じになる。半数近くの120人も入れば「かなり盛会だな」という感じになるのである。
 朗読表現の方は、全体としては「まあまあ」というところだったのではないだろうか。私の知人は「2時間があっという間に経ってしまった」という感想を語ってくれた。終演後、出演者のところへ、当日聴きに来てくれた知人友人たちが、さまざまな感想が寄せられて来たようである。こういう場合には、知人友人たちはだいたい褒めることしか言わないものである。それは重々自覚していても、出演者たちは、自分たちが予想していた以上に、褒められたり、感動したと言われたりしたようである。直後の朗読レッスンまで2週間経っていたのだが、その時点でも、まだ、その余燼が冷めやらぬ、といった様子をしていた。
 もちろん、なかには、部分的な点について、かなり手厳しい感想を率直に語ってくれた方もいた。まあ、グループ全員で一つの作品を朗読する場合には、部分的にそういう手厳しい批評を受けることも、またやむを得ない場合もあるのである。

朗読おさらい会/品川朗読サークル「あやの会」
〔日時〕2008年5月20日(火) 
     開場11時30分 開演12時00分 (予定)
〔会場〕品川区大崎第一区民集会所・第6集会室
〔プログラム〕
   ―― 司会:石井清子/大阿久加津子――
1.開会の辞                  山崎 光世
2.朗 読
  やまなし(宮沢賢治原作)  根本 泰子/渡辺 芳枝
  蟻ときのこ                     髙橋 朝子
  ラストメッセージ(高木敏子原作)     亀井 久子
  鼻(芥川龍之介原作)             関   国子
  十三歳の仲人(平岩弓枝原作)       片桐 瑞枝
                               ― 休 憩 ―
  弟の結婚(俵万智原作)           山本 淑子
  キャベツ猫(向田邦子原作)      大阿久加津子
  一房の葡萄(有島武郎原作)       佐々木澄江
  網走まで(志賀直哉原作)         山崎 光世
  白(芥川龍之介原作)            赤塚 弘子
                              ― 休 憩 ―
  手袋を買いに(新美南吉原作)      山本扶美子
  春の鳥(国木田独歩原作)          石井 清子
  爺さまの湯治(福島の遠藤とき子さんのお話)     志村 葉子
  風立ちぬ(堀辰雄原作)           佐藤えつ子
  羅生門(芥川龍之介原作)          田中 早苗
3.講師あいさつ                   東  百道
4.閉会の辞                  山崎 光世
〔朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕原則非公開
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ  今回の品川「あやの会」のおさらい会については、前日から天気予報で大雨になると警報が出されていたのでとても心配であった。こういう当たって欲しくないときに限って、不思議と天気予報は当たるもので、当日は朝から土砂降りの大雨だった。京成本線~都営浅草線と乗り入れているので、最寄り駅の八千代台から五反田までそのまま一本で行ける(実際は途中の青砥で乗り換えたが)のだが、大雨のせいで先の電車が詰まってしまって10分程度の遅れが出た。こんな調子では、おさらい会を聴きに来るつもりの人も、つい二の足を踏んでしまうのではないか、とますます心配はつのっていった。
 というのも、昨年の朗読ステップ1修了記念おさらい会のときには、他の朗読サークルから聴きに来た人がたったの一人だったからである。出演者の知人友人がかなり来てくれたので、まあまあ格好はついたものの、いくら何でも一人というのはどうかと思った。品川「あやの会」がもっとも後発のグループであり、また、かなり他のグループから遠隔の地にある、などという事情がいろいろとあったにしても、である。そこで、今回は、他のグループの人たちに特に意識して勧奨した。昨年は、品川「あやの会」の方々が多数他のサークルのおさらい会を聴きに来てくれていただけに、他のグループの人たちもそれなりの反省があったとみえ、今回はかなり聴きに来てくれそうな手ごたえがあった。しかし、この大雨では、それにかなり水をかけられてしまったのではないか、と心配になったのである。しかし、蓋を開けてみると、その心配は杞憂に終わった。最初の出足こそいくぶん鈍かったが、時間が経つにつれ、八千代市、船橋市、三鷹市、千葉市などから、続々と他のグループの会員たちが聴きに来てくれた。出演者の知人友人も聴きに来てくださった模様で、最終的には用意した50席くらいの椅子が足りなくなって、追加しなければならなくなったほどである。座席数が50席程度の朗読会の場合には、会場がそんなに広くないし、座席部分を特に暗くするような設備もないので、聴き手の顔の表情や身体の仕草が間近に見える。朗読者は、こういう場合が一番緊張するものである。どのグループの場合も同じだが、今回も出演者はかなり緊張していたようだ。しかし、朗読の場合には、ある程度は緊張した方が上手くいく。特に、初心者の場合はその傾向が強い。なぜなら、緊張のあまり、つい「恥と外聞」を忘れ、その人の普段の日常会話的な表現力が思わずほとばしり出てしまうことが多いからである。つまり、自意識的にはつい我を忘れてしまうため、音声言語的にはつい我に返ってしまうからである。そのせいもあってか、今回も皆かなり良い出来栄えだったように思われた。この場合、良い出来栄えというのは、出演者当人のこれまでの朗読表現に比べての話しである。朗読水準それ自体が良い出来栄えだった、というのとはちょっと違う。これも、どのづループでも同じことだが、朗読水準それ自体にはかなりのバラツキがある。私が朗読指導した年月もバラバラ(2年~数ヶ月のバラツキ)であるし、それ以前の朗読経験もバラバラである。また、台本もバラバラであったから、それが出来栄えに微妙に影響している点もないではなかった。朗読は台本選びの段階から始まっている。朗読においては、どの文学作品を台本に選ぶか、という問題はきわめて重要な位置を占めている。時には、決定的な位置を占めている、と言っても過言ではない。また、この段階では、特に「読んでいる語り口」か「語りかける語り口」か、という点でも大きなバラツキがある。聴き手にとっては、この点がどちらかによって、印象がまったく違ってくる。さらに、同じ「語りかける語り口」といっても、他人事(ひとごと)として「語りかける」のか、自分事(わがこと)として「語りかける」のか、によっても聴き手の印象が大きく違ってくる。そして、この自分事(わがこと)として「語りかける」ことが、朗読における「自然な語り口」に深く関係している、きわめて重要な要件なのである。ともあれ、最初の「読んでいる語り口」から「語りかける語り口」への飛躍が、すぐ出来る人と、なかなか出来ない人がある。しかし、なかなか出来ない人は悲観するに及ばない。時間が経てば必ず出来るようになるのであり、場合によっては、時間がかかることが却って、その後のその人の朗読表現を深め高めることにつながる可能性もあるからである。また、他人事(ひとごと)として「語りかける」ことから、自分事(わがこと)として「語りかける」ことへの飛躍は、当初、私が考えていたよりもむずかしいらしい。当初、私は、朗読ステップ3くらいでこれが出来ると思っていたのだが、実際は、朗読ステップ6くらいまでかかるらしい。もちろん、これは平均的な話しであり、個人差があることは言うまでもない。

朗読おさらい会/八千代朗読サークル「こちの会」
〔日時〕2008年5月17日(土) 
     開場11時 開演11時半
〔会場〕八千代市生涯学習プラザ・第1研修室(3階)
           東葉高速線八千代中央駅から5分。
           駐車場95台(有料)
〔プログラム〕
    ―― 司会:菅田喜代子/田中香代/野村達子――
1.開会の辞                   月舘はとみ
2.朗 読
  蜘蛛の糸(芥川龍之介原作)        岸田 章子
  明日へ―そしてときめき(野口すみ子原作)   中田由喜子
  ひのきとひなげし(宮沢賢治原作)     菅田喜代子
  思慮ある武者(田辺聖子原作)       井上八重子
  お手伝い(林 望原作)               阿部ナカ子
                            ― 休 憩 ―
  船をかつぐ女(田辺聖子原作)        猪俣 智子
  おもかげ(山本周五郎原作)           辻口 恭子
  初 恋(遠藤周作原作)              田中 香代
  たきび(三浦哲郎原作)              野村 達子
  北の政所(永井路子原作)           植本 眞弓
                             ― 休 憩 ―
  お墓の下まで(宮部みゆき原作)      小久保和子
  黄金風景(太宰治原作)             奥野 廣子
  夢十夜「第一夜」(夏目漱石原作)       金子 幸子
  よだかの星(宮沢賢治原作)         依田紀美子
  泣いた赤おに(浜田廣介原作)       石澤 彰子
  仮 面 ―めん―(横光利一原作)      月舘はとみ
3.講師あいさつ                   東  百道
4.閉会の辞                     月舘はとみ
〔朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕原則非公開
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ  今回のおさらい会の会場は、八千代市生涯学習プラザ・第1研修室(3階)であった。八千代市生涯学習プラザは昨年オープンしたばかりなので、われわれが使用するのも今回が初めてであった。まだ、どこもかしこも新築の真新しい感じが残っており、そのせいもあって何となく新鮮な気持ちでおさらい会を行なうことができた。観客も、会場がいつもとは勝手がちがう場所であり、日時も土曜日という主婦には外出しにくい日であるにもかかわらず、40人前後は入っていたと思う。ありがたい話しである。
 前日までに、出演者のうち3人が、体調を崩したということで出演を取り止める、という連絡があった。しかし、そのうちの一人は、午前中に体調が回復したということで、遅れながらも来場し、予定通り出演することができた。周りの会員たちは彼女jの体調を心配していたが、どうやらすっかり回復したと見えて、終演後の講評会&懇親会にも元気に参加できたのは幸いだった。
 朗読おさらい会の全体の出来栄えは、この段階としては十分に合格点に達していたと思う。昨年の朗読おさらい会も聴いている家内は、今回の朗読表現を聴いて「一年でこんなに上達するなんて!」とびっくりしていた。家内の耳は、まあまあ確かな方だから、この評言もそれほど的外れではないと思う。
 ただし、それはあくまで昨年と比べてのことであり、朗読表現の絶対的なレベルはまだまだの段階である。聴き手に語りかけるような自然な語り口にはなりきれていない人が大部分、と言ってよい。もちろん、みんな徐々に自然な語り口に近づいてきてはいるが・・・・・・。
 ところで、このグループは会員数が定員上限の20人の状態が発足当初から長く続き、しかも、レッスン時間が私のスケジュールの都合で2時間がギリギリの上限という厳しい状態にあった。現在は、会員数がいく分減ったが、レッスン時間の上限が2時間という条件は変わっていない。しかし、今回の朗読おさらい会の出来栄えを見る限り、そういうハンディはまったく感じさせなかった。
 実は、会員数が多いことやレッスン時間に厳しい制限があることは、必ずしもハンディとはならないのである。これについては、以前にも一度記したことがあるので、ここで再論はしないが、すべてはそれをどう受け入れるかにかかっている。与えられた条件を前向きに受け入れ、いかにそれを活用し良い方向に向けていくか、という問題である。その点で、八千代「こちの会」の会員たちは素晴らしい成果を上げていると思う。
 さて、今回で朗読ステップ2の修了を記念した朗読おさらい会は終わった。次回からは朗読ステップ3のレッスンである。そして、来年の今ごろは朗読発表会を開催することになる。このグループが来年の今ごろにどのような朗読発表会を開催し、そこでどのような朗読表現をするか。とても楽しみになってきた。

「東 百道・講演と朗読の会」(八千代市公演) 
   ―宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界―
〔日時〕2008年4月23日(水) 
          開場13時30分 開演14時00分
〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール(3階)
〔講演&朗読〕 東 百道
〔プログラム〕
   第1部 講演 『セロj弾きのゴーシュ』を読み解く
            <休憩>
  第2部 朗読 『セロ弾きのゴーシュ』(全)
【交通】京成成田線「勝田台駅」、東葉高速鉄道「東葉勝田台駅」の南口から徒歩5分
【入場料】1000円(講演資料付)――全席自由――
【前売券】事前に前売券をご購入下さい(講演資料は当日配布)
【主催】感動をつくる・日本朗読館
【申込先】電話&FAX 047-487-3721 東(ひがし)
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」へどうぞ
●館長メモ  講演と朗読をセットにした私にとって初めての個人リサイタルであった。当然、準備その他諸々のこともすべて初めて尽くしであった。今回は私が個人的に主宰することにしたから、企画、諸々の準備や手配、当日の運営、その他のすべてに携わる人間は、私(と家内)しかいない。したがって、ステージが始まるころには、私はすでにかなり疲れてしまっていた。
 しかし、当日、看板の文字を達筆に書いて持ってきてくださった有志の方や、会場の設営や受付を手伝ってくださった有志の方々、さらには思いがけずたくさんの花束を朗読サークルごとに贈ってくださった会員の方々など、多くのあたたかいお力添えや激励をいただいて、何とか最後まで乗り切ることができた。それらの皆さんに、感謝、感謝、感謝、である。
 ご来場いただいた観客数は、だいたい120人くらいではなかっただろうか。会場の八千代市勝田台文化センター・ホールは電動式の椅子席が216席、可動椅子(パイプ椅子)が最大110席分あるのだが、今回は可動椅子(パイプ椅子)の設置を39席に押さえ、総座席数を255席とした。したがって、総座席数の半分くらいが埋まった勘定になる。どこの会場でも同じだが、座席数の半分近くが埋まると、そうとう観客が入ったような雰囲気になる。今回もそういう雰囲気が醸成されていた。
 私自身の講演と朗読の出来栄えは、客観的にはよく分からない。今回のお客様はほとんどが私が朗読指導している朗読サークルの会員だったから、なかなか本当のことは言ってくれないと思う。だから、終演直後にロビーでうかがったお客様の感想は、そのまま客観的な出来栄えを反映しているとは思えない。しかし、主観的には、まあまあ大過なくやれたのではないかと考えている。
 その後、すこしづつ、遠慮のない身内(私の実姉)や、比較的遠慮のない会員から、率直で的確な感想や意見がいろいろと耳に届いてきたし、今後も届いてくるだろうと思う。次回、6月27日に千葉市で行なう公演に向け、それらの貴重な感想や意見によく耳を傾けながら、できるだけ改善していきたいと思っている。

朗読おさらい会/船橋朗読サークル「はなみずき」 
〔日時〕2008年4月17日(木) 
     開場12時30分 開演13時00分 (予定)
〔会場〕船橋市葛飾公民館・音楽室
〔プログラム〕
   ―― 司会:大塚俊子/川口好恵――
 1.開会の辞                 亀田 和子
 2.朗 読
    やまなし(宮沢賢治原作)       中山 慶子
    過去の罪(立原えりか原作)      畑野 欸子
    仙 人(芥川龍之介原作)      広山万利子
    守の家(伊藤左千夫原作)      大塚 俊子
    島ひきおに(山下明生原作)     奥野 良子
    うぐいす(藤沢周平原作)       野中れん子
              ― 休 憩 ―
    七色マッチ(阿刀田高原作)     川口 好恵
     おきなぐさ(宮沢賢治原作)     昌谷 久子
    檸 檬(梶井基次郎原作)      遠田利恵子
    かわうそ(向田邦子原作)      久保田和子
    一房の葡萄(有島武郎原作)     亀田 和子
    小僧の神様(志賀直哉原作)     内田 洋子
3.講師あいさつ                 東  百道
4.閉会の辞                  亀田 和子
〔朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕原則非公開
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ  おさらい会は、原則非公開の朗読会で、出演者である「はなみずき」の会員以外は、私が指導する他の朗読サークルの会員と出演者の直接の知人友人に参加を呼びかけるだけである。したがって、会場には、出演者の分も含めてだいたい40人分の椅子を並べただけである。結果的には、ほとんど満席になったが、もともとが観客を集めることが目的の朗読会ではない。いわば、朗読レッスンの延長のようなものなのである。
 この「はなみずき」のグループは、発足時の会員数が少なめで出発した。そのため、朗読ステップ1の期間中に追加募集のための朗読教室を開くなど、発足後も会員集めに努めてきた。その結果、現在はまあまあの会員数に増えているが、そのかわり途中入会者が過半を占めてしまっている。今回のおさらい会は、朗読ステップ2が修了した記念として行なわれたのだから、サークルそのものは発足してから丸2年の年月が経っているのだが、半数以上の会員は1年ちょっとしか私の朗読指導を受けていない。なかには、まだ数ヶ月しかレッスンしていない会員もいる。また、もちろん、会員の中には、私の朗読指導を受ける前に、他の朗読指導者に習っていたいわゆる経験者もいれば、まったくの初心から始めたひともいる。そういう意味では、会員の朗読歴は個々バラバラなのである。
 したがって、今回のおさらい会における会員の朗読は、表現のレベルや表現の仕方もある程度はバラついているし、語り口にもそれなりのバラつきがある。しかし、どの会員も、私が指導を始めた当初に比べると格段に上達していた。朗読のレベルが明らかに上がってきている。
 来年の今頃は、このグループもいよいよ朗読発表会である。あと一年経つと、今よりも格段に表現のレベルはアップするはずだし、表現の仕方もまっとうな方向(自然な語り口の方向)にまとまってくるはずである。今回の朗読水準をもとに推し量れば、来年の今頃はおおぜいの観客を舞台に引きつけ感動してもらえるだけの朗読発表会は十分できるようになるのではないか、と思われた。この段階においては、一年間の進歩・向上は著しいのである。

朗読発表会『白旗の少女』 
     /八千代朗読サークル「華詞(はなことば)」
〔日時〕2008年4月04日(金) 
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール(3階)
〔演目〕比嘉富子原作『白旗の少女』より
〔構成〕第1部 避難民の群れのなかへ
     第2部 おじいさん、おばあさんとの運命的な出会い
     第3部 わたしの役目は、生きつづけること
〔出演〕安部奈々子、加藤玲子、桑田裕子、佐藤敏子、島野茅、鈴木茜、百咲文惠、永田空、沼本嘉幸、本間かおる(八千代朗読サークル「華詞」)
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕入場無料(全席自由)
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ  この朗読発表会も何とか大過なく終えることができた。観客数は100人を超える数であった。この勝田台文化センターの最大座席数は326席なのだが、そのうち110席は前部のフラット床面にパイプ椅子を並べることになっている。会場スタッフのアドバイスでは、この部分は30席程度に抑えた方が見栄えが良いとのことであった。そこで、この部分にはパイプ椅子を36席分ならべることにした。つまり、全体の座席数を252席に設定したわけである。そこに100人超の観客が入ったので、まあまあ入っているという感じになった。肝心な朗読の方は、皆、普段よりも3割がた表現力が上がっていて、朗読ステップ3修了の段階としてはまあまあの出来であった。そのせいか、出演者は終演後にかなりの達成感に浸っていたようである。観客も最後まで舞台に集中していたようである。終演直後のロビーで歓談したさいも、多くの観客がいろいろと誉めてくれていた。なかには涙が滲んできたと言ってくださった方もいた。大変にありがたいことである。もっとも、終演直後のロビーで面と向かって批判や悪口を言う人もいないだろうから、それであまりいい気になってはいけない。ところが、朗読発表会の翌日、私の留守中に、未知の観客の一人から電話がかかってきたという。電話に出た家内に、前日の舞台に感動したこと、こういう朗読を指導した私の「講演と朗読の会」を聞いてみたくなったこと、などということをわざわざ伝えてくださったらしい。その方は、こういう朗読を初めて聴かれたとのことであった。事前の練習から聴いている私や、類似の朗読発表会を何度か聴いている私の朗読レッスン生などとは違い、こういう朗読上演を初めて聴いた方には、確かに鮮烈な印象(感動)を与えたことだろうと思う。このグループは3年目の朗読ステップ3の段階でこそ会員数が10人となっているが、最初の2年間の朗読ステップ1~2の段階では会員数が20近くいて、いわば上限枠いっぱいの条件で朗読レッスンを継続してきた。一般的に、会員数が多いと一人当たりの指導時間が少なくなるので、レッスンの条件が悪くなり、朗読の上達が遅れてしまう、と誤解される傾向がある。今回の八千代朗読サークル「華詞(はなことば)」における朗読発表会『白旗の少女』のまあまあの成功は、そんなことはない、という事実の何よりの証明になったと思われる。そして、この事実を身をもって体感しているのは、他ならぬ「華詞」の会員たちであると思う。もちろん、私の立場からすると、今回の朗読のレベルはまだまだである。私が、当日の終演直後の舞台挨拶で述べたとおり、このグループは朗読を本格的に始めてからわずか3年しかたっていないのだから、それなりの朗読表現しかできないのは当然である。驕らず、卑下せず、来年の朗読発表会に向けて孜々として励んでいって欲しい。

朗読おさらい会/千葉朗読サークル「わかば」
〔日時〕2008年2月28日(金) 
     開場11時30分 開演12時00分
〔会場〕北大宮台自治会館/駐車場あり(約10台分)
      (043-265-2024 千葉市若葉区北大宮台34-1)
〔交通〕
 JR千葉駅(東口=表口)のバス停1番乗場「大宮団地」行
 ・「北大宮台経由」の場合はバス停「北大宮台」で下車し徒歩3分
 ・「坂月経由」の場合はバス停「団地北口」で下車し徒歩8分
〔プログラム〕―― 司会:高木幸恵/前島好子――
 1.開会の辞                  脇田香寿美
 2.朗 読
    やまなし(宮沢賢治)  鈴木しず子/佐藤 桂子
    草之丞の話(江國香織)       大原 悦子
    いつか、ずっと昔(江國香織)    杉山美香子
    菜の花と小娘(志賀直哉)      前島 好子
             ― 休 憩 ―
    妖 精(星新一)            井手 陽子
    風の盆恋歌―風の章―(高橋治)  小出 ケイ
    うぐいす(藤沢周平)         金子可代子
    包 丁(石川結貴)           和田 光子
    弁 当(石川結貴)           白潟 洋子
    眉 山(太宰治)            脇田香寿美
             ― 休 憩 ―
    皮膚と心(太宰治)           高木 幸恵
    刺 青(谷崎潤一郎)          古内恵美子
         足洗い稲荷(半村良)          飯島 貞子
         鉛 筆(向田邦子)             石井 春子
         父の詫び状(向田邦子)        松田てる子
 3.講師あいさつ                 東  百道
 4.閉会の辞                 脇田香寿美
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」にどうぞ
●館長メモ 「おさらい会」が終了した後で、一人一人の出演者の朗読表現について、私の方からかなりくわしい講評をした。その内容は省略するが、全体的な講評としては、「おさらい会」の最後の「講師あいさつ」のところで概略つぎのようなことを述べたので、思い出すままにここに記しておく。「今回の「おさらい会」は朗読ステップ2修了を記念して開催されたものであり、朗読ステップは1年に1ステップの割合で進んでいくから、今回の出演者は私が朗読指導してからまる2年経っている。しかし、千葉朗読サークル「わかば」は途中入会者がかなりいて、まだ1年たっていない会員もかなりいる(5人)。また、会員の中には、私が朗読指導する前から朗読をやっていたいわゆる経験者も何人かいる。したがって、現在の一人一人の朗読レベルはバラバラで、その朗読表現は来場者が今お聴きになったとおりの水準である。その朗読表現を観客の立場から、どのような朗読水準としてお聴きになったか。いささか怖いような気がする。しかし、指導者の立場で聴く場合には、現在の朗読水準そのものではなく、私が指導を始めた時点の一人一人の朗読水準と比較して、現在の朗読水準が各々どのくらいレベルアップしたか、ということが重要になる。そういう観点で今回の朗読表現を聴くと、まあまあの出来だったのではないかと考えている」
 なお『風の盆恋歌―風の章―』(高橋治)を朗読するはずだった小出ケイさんは、事情により当日の出演を急きょとりやめることになった。

「小さな朗読館・山桜」/「小さな朗読館・山桜」の会
〔日時〕2008年2月03日(日) 
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕ギャラリー・オーク(JR三鷹駅南口より徒歩3分)
〔出演&演目〕
 本田悠美子(佐藤愛子原作「ああ六十八歳」)
   東   百道(宮沢賢治原作「紫紺染について」)
 本田悠美子(藤沢周平原作「山桜」)
   東   百道(藤沢周平原作「荒れ野」)
〔参加〕事前予約制・会費1000円
〔予約〕
予約申込先 0422-43-0293 (本田悠美子)
【注】お問い合わせは「感動をつくる・日本朗読館」へもどうぞ
●館長メモ この朗読会が開催された2月3日(日)は、未明から今年初めての本格的な雪が降った。交通機関の混乱が心配だったが、電車はほぼ平常どおり動いたので、その点では一安心であった。それにしても、かなりの降雪であり積雪であった。来場者がガタ減りになるのではないかと心配したが、それは杞憂に終わった。常備の椅子が50人分のところ、45人の観客が来て下さった。実は、いろいろの事情から53人まで予約を受け付けてしまっていた。そこに、この雪が降ったためもあってか、8人ほどの非来場者が出たという内訳である。それにしても、こういう雪の中を45人もの方々に聴きに来ていただいたことは感謝に耐えない。なかには遠く町田市や千葉市・八千代市などから来て下さった方々もいる。つくづく「お客様は神様だ」と思った。ところで、こういう、いわゆる二人会的な朗読会は私としても初めての経験であった。今回はいろいろと事情があって、あまり積極的にはPRしなかった。そういうこともあってか、あるいは雪の中を集まった者同士という気持があったためか、会場全体にはじめから一体感といったような雰囲気が醸成されていて、朗読会の間中、心温まるというか、心の通い合ったというか、とても良い空間が形成されていたように感じた。本田さんも良かったし、スタッフとして支援してくださった三鷹朗読サークル「さつきの会」の有志の方々も良かったし、会場(ギャラリー・オーク)のオーナーも良かったし、もちろん、観客の皆様も良かった。こういう朗読会に出演者として参加できたのは、本当に幸せであった。個人的なことを言えば、前日に溝口直彦先生の告別式に行ってきた直後だったので、ひときわ人間のぬくもりが鋭敏にありがたく感じられたのかも知れない。

出向講義「朗読とはなにか」
                              /船橋マスター学院(2期生) 
〔日時〕2008年1月28日(月)
     10時00分~12時00分
〔会場〕野村證券株式会社・船橋支店(5階)
〔講師〕東 百道(ひがし・ももじ)
〔講義内容〕
 ①朗読の基本を語る
 ②文学作品の朗読的な読み込み方
 ③ステージ朗読の実演
〔参加〕船橋マスター学院/2期生
●館長メモ 船橋マスター学院向けの出向講義が、今日の3回目で無事に終了した。今回の時間の配分もうまくいった。ほとんど前回の時間割と同じパターンで行ない、これが今後の単発ものの出向講義「朗読とはなにか」のモデル・パターンになり得ることを再確認した。今回も③ステージ朗読の実演は、宮沢賢治の『紫紺染について』をやった。これで『紫紺染について』については、2月3日「小さな朗読館・山桜」向けの準備がだいたい整った。もちろん、この作品は、何度やってもむずかしい。まだまだ、この作品の本当の面白さを表現できていないことは承知している。しかし、当面は、今回以上の表現はできない。準備がだいたい整ったといっても、そういうレベルでの話である。今回もアンケートをとってもらった。いずれ、全3回のアンケートが私のところに届けられる手はずになっている。そのアンケートの回答が楽しみにしている。

出向講義「朗読とはなにか」
                             /船橋マスター学院(3期生)
〔日時〕2008年1月21日(月)
     13時00分~15時00分
〔会場〕野村證券株式会社・船橋支店(5階)
〔講師〕東 百道(ひがし・ももじ)
〔講義内容〕
 ①朗読の基本を語る
 ②文学作品の朗読的な読み込み方
 ③ステージ朗読の実演
〔参加〕船橋マスター学院/3期生
●館長メモ 今回は2回目だが、時間の配分はかなり良くできた。今回の時間割は、今後の単発ものの出向講義「朗読とはなにか」の一つのモデル・パターンとなるのではないかと思う。今回の③ステージ朗読の実演は、宮沢賢治の『紫紺染について』をやった。これは、4月23日に開催する『東 百道・講演と朗読の会――宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の世界――』の前宣伝のためでもあるし、また、2月3日に予定している「小さな朗読館・山桜」の予行練習のためでもある。この作品は、過去に何度かステージ朗読しているが、何度やっても面白いし、むずかしい。やはり、宮沢賢治はただ者ではないのである。聴き手の反応は、前回よりもはっきりしたものが返ってきた。いずれにしろ、アンケートの回答が楽しみである。

出向講義「朗読とはなにか」
                              /船橋マスター学院(1期生)
〔日時〕2008年1月07日(月)
     10時00分~12時00分
〔会場〕船橋商工会議所
〔講師〕東 百道(ひがし・ももじ)
〔講義内容〕
 ①朗読の基本を語る
 ②文学作品の朗読的な読み込み方
 ③ステージ朗読の実演
〔参加〕船橋マスター学院/1期生
●館長メモ 何とか2時間の枠内で収めることができた。いや、むしろ時間があまり気味になった。そこで次回はもう少し長い朗読を実演しようかと考えている。受講生の反応は今ひとつはっきりしない。アンケートをお願いしているので、いずれ分かると思う。必ずしも朗読に関心のある方々ばかりではない受講生が、私の講義を聴いて、朗読というものにどのような感想をもったか。その反応はいろいろと参考になると思うので、アンケートの回答がもどってくるのが楽しみである。

|
|

« 05館長の朗読日記 175 | トップページ | 06館長の朗読指導メモ 8 »

02過去のイベント記録(朗読会などの記録)」カテゴリの記事