05館長の朗読日記 185
館長の朗読日記 185 (戦後63年8月16日 新規)
○昨日の8月15日は終戦記念日
昨日の8月15日は終戦記念日であった。
テレビでもいろいろな特集番組をやっていた。私はマスコミ、特に日本のマスコミを信用していないから、これらの特集番組もあまり見ないことにしている。
それよりも、先の大戦の悲劇を実際に体験した人間が書いたものの方がよほど信用できるし、実態も良く分かる。
来年の3月(八千代市)と4月(船橋市)に朗読発表会で取り上げる『戦火と死の島』は、サイパン島における「玉砕」がいかなるものであったか、を生々しく証言している。「玉砕」とか「散華」とかいう美称とは裏腹に、圧倒的な戦力的劣勢の下に、虐殺に近い殺戮による死を強要された実態が、生々しく描かれている。
また、現在、台本化のためにカット作業をしている『ひめゆりの少女―十六歳の戦場―』には、沖縄地上戦において、アメリカ軍が国際法で禁じられている毒ガスを使用していた事実がキチンと記されている。
先の大戦における彼我の行状の実態を直視し、そういう人間の歴史(悲劇・愚劇)から謙虚かつ客観的に学ばなければ、われわれ人間は同じ悲劇・愚劇をさらにひどく繰り返すことになる。
○来年以降の朗読会に向けて
千葉市の有志による「東 百道・講演と朗読の会」実行委員会が、来年以降は私の朗読独演会(名称は未定)をやる方向で検討してくれている。そこで、私の方も、何をどのように朗読するかの企画案をいろいろと構想して、提案&相談しなければならない。
この夏休み中に、暑さにうだりながらも、ボチボチと構想を練っている。今のところ、一回ごとに一人の作家を取り上げて、その作家の短編を二つ三つまとめて朗読することを考えている。現在考えている作家は、藤沢周平、山本周五郎、宮部みゆき、菊池寛、森鴎外、三浦哲郎などである。
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