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05館長の朗読日記 182

館長の朗読日記 182  (戦後63年8月08日 新規)

○船橋「はなみずき」の朗読レッスン
 昨日は、午後3時から船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。
 今回は朗読ステップ3の2回目、レッスン台本『トロッコ』の初回のレッスン日である。
 この芥川龍之介原作の『トロッコ』の朗読レッスンは、朗読ステップ1~3の最大の山場であり、いわばクライマックスなのである。この作品の朗読レッスンに入ると、私は「ああ、このグループもやっとここまでたどり着いたか」という感慨が胸に湧き上がってきて、つい張り切ってしまう。
 今回も、前半部分を張り切って解説したのだが、これまでとちょっと違う反応があった。それは、拙著『朗読の理論――感動をつくる朗読をめざして――』を事前に丁寧に読んできてくれた会員からの反応である。この拙著の中で、私は、この『トロッコ』の朗読的な読み方について詳しく論及している。したがって、それを事前に読んで理解している会員に、改めてそのポイントを口頭で解説する、という形になったのである。これは、私としても初めての経験であった。
 当然のことだが、事前に拙著を丁寧に読んで来てくれた会員は、私の口頭での解説も余裕をもって聴くことができ、それだけより深く理解できたようであった。
 今後、この『トロッコ』の朗読レッスンに入っていくサークルの会員には、事前に拙著の該当箇所をよく予習してきてもらうことにしようと思った次第である。

○習志野市に新たな朗読サークルが立ち上がった
 昨日(8月07日)、習志野市に新たな朗読サークルが立ち上がった。
 午後8時30分から立ち上げ会を開催し、会員の自己紹介、朗読サークルの運営要旨説明、朗読ステップ1のレッスン計画説明、世話人(代表、副代表)の選出などを行なって、正式に新たな朗読サークルが発足した。
 サークルの名称は、次の第1回レッスンまでに会員の皆さんがそれぞれの案を持ち寄って決めることになった。どんな名前になるか、楽しみである。
 この習志野朗読サークルの発足で、私が指導する朗読サークルは6地域10サークルとなる。私が朗読に割ける時間から言っても、また、私の能力(知力、精神力・肉体力など)から言っても、これが限度ギリギリである。
 今後は各サークルが次々に朗読ステップ6を修了していくことになるから、私の指導内容や朗読サークルの活動内容は大きく変わっていくことが考えられる。場合によっては、いくつかの朗読サークルが解散する事態も考えられる。しかし、私は、今後の新たな朗読サークルの立ち上げは、なるべく避けようと考えている。今でもちょっと朗読指導の手を拡げ過ぎたきらいがある。多少、戦線を縮小した方が良いと考えるからである。
 そういう意味では、今回の習志野朗読サークルの立ち上げが、最後の立ち上げになる可能性が高い。それだけに、しっかりとした朗読サークルに発展してもらいたいと願っている。

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