05館長の朗読日記 199
館長の朗読日記 199 (戦後63年9月21日 新規)
○八千代「こちの会」の朗読レッスン
昨日の午後には、八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。
今回からこのグループも、芥川龍之介原作『トロッコ』に入った。今年は4つのサークルが朗読ステップ3の段階に突入し、つぎつぎと『トロッコ』のレッスンに入って行った。このグループはその最後である。
この『トロッコ』のレッスンは、朗読の基本を学ぶ朗読ステップ1~6全体の大きな山場であり、基本中の基本である前半の段階(朗読ステップ1~3)においては実質的な最終仕上げのレッスンに当っている。
特に、初回のレッスンは、レッスン時間のほとんどを費やして、視点の転換の問題、とりわけ、地の文における視点の転換の問題に関する解説を行なうことにしている。この、地の文における視点の転換、という問題は、朗読表現において決定的に重要なものである。
そこで、この初回のレッスンは、これを私が録音しておき、欠席した会員や休会中の会員にその録音テープを送って、私の解説を必ず聴いてもらうことにしている。
昨日の八千代朗読サークル「こちの会」のレッスンは、欠席者が1名、休会者が1名であった。その他に、時間的な都合により一旦は退会したのだが、時間の都合のついたときは是非レッスンを聴講したいという熱心な元会員の聴講生(?)が1名いる。今回は、録音テープをこの3名に順次回送するつもりである。
○千葉「風」の朗読レッスン
昨日の夜間には、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。
今回は、10月に開催する朗読発表会『流れる星は生きている』の朗読練習の第2クルーの3回目、すなわち、第3部の2回目の朗読練習を行なった。
このグループの会員には個性派が多い。したがって、レッスン中も談論風発といった雰囲気で笑いが絶えない。そういう雰囲気のなか、私も、比較的遠慮のないダメ出しをしている。個性派が多いために、なかなか個々人の癖や欠点が抜けない。しかし、昨年に比べてかなり上達していることは確かである。
それに、最近は、多少謙虚になってきているようにも見受けられる。そのためか、これから本番までの間に自主勉強や追加レッスンをすることも考えているようである。
昨年の朗読発表会『ガラスのうさぎ』は、会場の千葉県文化会館・小ホール(250席)が満席になった。今年の朗読発表会『流れる星は生きている』にはどの程度の観客が来てくれるのか。また、朗読表現は昨年よりどれだけ向上出来るのか。それらを、私は、楽しみにしているのである。
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