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05館長の朗読日記 200

館長の朗読日記 200  (戦後63年9月24日 新規)

○池田憲昭さんのこと
 9月10日に開催した八千代朗読サークル「みちの会」「ことのは」合同朗読発表会『クリスマス・キャロル』のプログラムには、池田憲昭さんがオリジナルの絵を描いてくださった。主人公のスクルージが第二の精霊に連れられて、彼が事務所でただ一人雇っているボブ・クラチェットの家庭の様子を見ている場面、それを絵にしたものである。これが大変に評判が良い。
 このプログラムを見て、来年の朗読発表会に、是非、池田さんの絵でプログラムをつくりたい、と希望する朗読サークルが次々に出てきている。
 また、朗読発表会『クリスマス・キャロル』のときは、会場のロビーで、池田さんの絵や、それを絵葉書にしたものを展示即売したのだが、これも大変に評判が良かった。販売を担当したボランティアの方の話しでは、予想以上のすごい売れ行きだったそうである。来場者からも、池田さんの絵が展示されているので、ロビーがとても華やいだ雰囲気になっていた、という感想が数多く寄せられた。
 池田憲昭さんのことを私が初めて知ったのは、今年の四月頃である。六月向けて千葉市での「東 百道・講演と朗読の会」の準備をしていた中で、これを主催する同実行委員会のメンバーから、チラシとポスターに池田さんの絵を使いたいという提案があった。四月に八千代市で「東 百道・講演と朗読の会」を開催した際(こちらは私が主催した)、出来上がったポスターを携えて、池田さんが会場に来てくださった。そこで初めて顔を合わせたのである。
 六月に千葉市で開催された「東 百道・講演と朗読の会」の会場でも、池田さんの絵と絵葉書は大変に好評であり、よく売れていた。
 これを見て、私は、私が指導する朗読サークルが今後つぎつぎと朗読発表会を開いていくので、そのチラシやプログラムに池田さんが絵を描いてくれたら素敵なんだが、と考えた。それが、こんなに早く、同じ年の九月に実現するとは思わなかった。
 そればかりではない。来月の10月29日に開催を予定している千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『流れる星は生きている』のプログラムにも、池田さんが絵を描いてくださることになっている。さらに、来年の三月の八千代朗読サークル「花ことば」の朗読発表会、および、四月の船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読発表会も、池田さんに絵をお願いすることになった。また、五月の品川朗読サークル「あやの会」も、池田さんにプログラムの絵をお願いする方向で検討をすすめている。
 池田さんも、ご自分が描くべき絵のテーマが次々と出てくるので嬉しい、と言ってくださっている。こういう絵画と朗読の協働ないしはコラボレーションは、双方にとても良い結果をもたらす、一つの好ましい試みではないかと思っている。
 参考までに、池田さんが『クリスマス・キャロル』のプログラムに寄せてくださった<略歴>を再掲する。

<略歴>
 大分県生まれ。九州大学工学部卒業、横浜市、津市に勤務し、エンジニアとして大型船の設計・製造に従事した。
 30歳代後半に退職し、独学で絵を描き始め、主として水彩画による作品の制作・発表を行っている。
 2003年2月 タイ・バンコクで初の個展を開催、同年5月に東京・銀座アートホールでその帰国展を開催する。
 以後、関東各地、長野市等で展示会を行っている。
 夜盲や視野狭窄を伴う難病・網膜色素変性症の患者でもある。

 なお、池田憲昭さんは、ご自分の公式ホームページ「いけだ のりあき  イラストレーションギャラリー」を開設している。 http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/5224

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