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05館長の朗読日記 198

館長の朗読日記 198  (戦後63年9月20日 新規)

○千葉「風」朗読発表会の会場スタッフ打合せ
 昨日の14時から、千葉県文化会館において、千葉朗読サークル「風」が10月に開催する朗読発表会『流れる星は生きている』に向けた、会場スタッフ打合せを行なった。
 こちらからは千葉朗読サークル「風」の代表と二人の副代表、それに私の4人が参加した。
 打合せの内容は、マイク、舞台袖のこと(蔭マイクや緞帳の上げ下ろしなど)、幅調、照明、ロビー周り(受付や看板掲出など)の装置や用具の手配と現物確認、および、大体のスケジュールの確認などであった。
 舞台リハーサルや本番のときには、昨年に引き続いて、照明担当と幅調担当の二人の会場スタッフがついてくれることになった。ありがたいことである。

○『戦火と死の島に生きる』の台本化
 昨日、菅野静子原作『戦火と死の島に生きる――太平洋戦・サイパン島全滅の記録』の台本が、一応、仕上がった。
 原作は、かなりの長編だし、内容の密度も濃いので、当初は、なかなかカットしづらかった。そこで、パソコンに投入する分は少々多めにし、本格的なカットは投入後に行なうことにした。しかし、実際にパソコンに投入した結果は、朗読時間が予定の二倍の分量になってしまった。
 実際に、パソコン投入を行なった家内は大変だったと思う。しかし、パソコンに投入しながら内容を読んでいた家内からは、多過ぎるという文句はまったく出なかった。パソコン投入しながら、思わず内容にひき込まれ、感動していたからである。
 しかし、これは、パソコン投入後、さらに半分までカットする必要が生じたことを意味している。原作をある程度はカットした上で、それをさらに半分にするのはむずかしい。
 何日か、フウフウ言いながらカットにカットを重ね、昨日、ようやく一通りの台本が出来上がったのである。
 出来上がった台本を、改めて読み直したが、正に凄まじい内容であった。通常「サイパン玉砕」などという美称で語られるサイパン島の戦いだが、実際にその戦いに特志看護婦として参加し、つぶさに体験した原作者が描いた内容を読むと、そんな美称がいかにも空々しく思われてくる。われわれは、戦争というものの実態を、もっともっと知らなければならない、と思う。
 この『戦火と死の島に生きる』は、来年、八千代市(3月)と船橋市(4月)の二ヶ所で二つの朗読サークルが上演する。当初は、ほとんど同じ時期に、まったく同じ台本の朗読発表会をやるのはどうかな、と内心懸念していた。しかし、台本化を終えた今、この内容ならば何回やっても良いのではないか、と思い直している。

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