05館長の朗読日記 234
館長の朗読日記 234 (戦後63年11月28日 新規)
○千葉「わかば」の朗読レッスンは振り替えでなし
昨日の午後は、定例では千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンがあることになっているが、会場としている北大宮自治会館の都合で10月30日にレッスン日を振り替えたため、今回はなしである。
○八千代「花ことば」の朗読レッスン
昨日の夜間には、八千代朗読サークル「花ことば」の朗読レッスンを行なった。
今回は、来年の朗読発表会向けの台本・菅野静子原作『戦火と死の島――太平洋戦・サイパン島全滅の記録』の第2回目の朗読練習である。
今回は、冒頭の約30分間、朗読発表会のためのチラシ、ポスター、プログラムをどうするか、ということを会員が相談した。結論は、プログラムはつくらず、ポスターも特別なものはつくらず、すべてチラシに一本化することになった。当日にチラシを持たずに来た人がいれば、プログラムの代わりにチラシを渡す。公民館などには、ポスターとしてチラシを掲出する。内容が戦争物なので、全体に地味目に行こうということになったようである。
朗読レッスンの方は第2部をやった。第2部としては初めてのレッスンである。その割には、皆、かなり読み込んできていた。このグループは、現在、朗読ステップ4の段階であるが、このくらいになると会員一人一人の良いところや課題がかなり明確になってくる。そして、その課題となる点を、本人がかなり自覚的に解決しようと努力するので、その成果もかなりはっきりと現れてくる。
高く出たり低く出たり不安定な声出しをしていた会員が、今回、急にキチンと高く上に出るような語り口で朗読するようになった。前回、少し厳しく注意したのが効いたようである。
文頭の主語の部分は高く上に出て読み始めるのに、文末の述語が低く下に出て読み終わる会員もいる。今回は、この会員に少し厳しく注意した。次回に効果が現れてくると良いのだが。
全体的に言えることは、まだまだ作品世界の中に視点と心情を転換し切れていない、という点である。それなりに、皆、上手に朗読しているのだが、どこか他人事(ひとごと)のような語り口なのである。
どこのグループも、第1クルーの段階では、この点同じような傾向が見られる。作品世界を自分事(わがこと)として朗読表現するコツを一旦身に着けてしまえば、それほどむずかしくないことが分かるのだが、そのコツを身につけるまではなかなか大変なのである。
これを言い換えると、自分の言葉で朗読する、ということなのだが。まあ、全体的にみれば、このコツを身につけるには、朗読ステップ6の修了までかかるのかもしれない。
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