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05館長の朗読日記 240

館長の朗読日記 240  (戦後63年12月13日 新規)

○千葉「わかば」の朗読レッスン
 一昨日の午後に、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。
 今回は、朗読発表会向け台本『白旗の少女』の6回目、第2クルーの3回目、第3部の2回目のレッスンである。
 今回は、今年最後のレッスンであるばかりでなく、朗読発表会向け台本『白旗の少女』の練習を通常のレッスン形式によって行なう最後でもある。通算6回目ともなると、この台本の雰囲気にも慣れてくるし、皆の気合もかなり入ってくる。徐々にではあるが、場面に基づく切迫感や恐怖感も出てきている。
 今回は、たまたま、会員が二人休んだ。一人は、来る直前に交通事故に合い、急きょ救急車で病院に運ばれたという連絡が入った。幸い、大したことはなかったようだが、レッスンには間に合わなかった。他の一人は、風邪で寝込んでいるということだった。
 本番の当日だって、どんなアクシデントが起こるかわからない。そこで、以前から、急きょ出演できない会員が出た場合には、その人の前後を分担している会員が前後半分づつを代読するように、と言ってあった。
 今回は、良いテスト・ケースだから、二人の欠席者の前後の会員に急きょ代読してもらうことにして、とにかく第3部を全部通してやってもらった。
 そうしたところ、意外にちゃんと代読できていた。これには、ちょっと感心した。急きょ、朗読しても、ある程度の朗読表現ができるように、いつも間にかなっていたのである。まあ、皮肉な見方をすれば、逆に、自分の本来の分担部分がまだ十分には仕上がっていないから、急きょ代読したところと差が出なかったのだ、ということなのかもしれないが。
 年末始の冬休みの間に、しっかり自宅練習を積んで、年明けの立ち稽古に備えるように注意して、このグループの今年最後のレッスンを終えた。

○八千代「花ことば」の朗読レッスン
 一昨日の夜間には、八千代朗読サークル「花ことば」の朗読レッスンを行なった。
 今回は、来年の朗読発表会向けの台本・菅野静子原作『戦火と死の島――太平洋戦・サイパ

ン島全滅の記録』の第3回目、台本の第3部の1回目のレッスンである。
 聴いていると、会員の一人一人が、自分の長所と短所をかなり自覚して、長所をさらに伸ばし、短所を矯正しようと、かなり自宅練習を積んできているのが良く分かる。
 そして、一所懸命に自宅練習を積んでいる会員は、着実にその成果が現れてきている。そういう会員には、私はさらに高度な注文をつけるようにしている。
 進歩が速い会員にはそれなりに、遅い会員にもそれなりに、注文をつける。そして、高いレベルに達した会員にはそれなりの、まだ低いレベルにとどまっている会員にもそれなりの注文をつけるわけである。
 他の仕事が忙しかったり、病気にかかったり、体調を崩したり、また、さまざまな家庭の事情も生じてきたり、人生さまざまである。したがって、十分に自宅練習ができる時期もあるし、不本意な自宅練習しかできない時期もある。だから、一人一人に進歩やレベルの差が生じるのは、ある程度はやむを得ないのである。
 したがって、その人その人の今の練習量と到達レベルに合わせた、コメントや注文をするように心がけている。そうは言っても、あまり進歩が見られない場合には、少々厳しい言い方をするときもあるが。
 とまれ、このグループも、今回が今年最後のレッスンである。レッスンが終わった後、冬休みの間の自主勉強会をどうするか、会員の皆さんはいろいろと議論をしていた。

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