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過去の朗読会の記録(2009年後期)

             (戦後64年7月18日  新規)
             (戦後64年12月19日 最終更新)

【過去のカレンダー】

●戦後64年(2009年)後期

12月09日(水)東百道・講演と朗読の会」
       ――宮沢賢治の信仰と文学――
  /感動をつくる・日本朗読館

11月28日(土)品川朗読交流会」Vol.1
  /「こだま」「朗読塾LIVE」「あやの会」

11月1日(日)朗読発表会『恩讐の彼方に』
    /千葉「風」(朗読ステップ5修了記念)

10月18日(日)地域交流セミナー「朗読の楽しみ」
   /千葉「わかば」

10月04日(日)八千代台公民館まつり・演技部発表会
   /八千代「新・みちの会」(演目:「トキ」)

9月12日(土)朗読発表会『赤ひげ診療譚』
    /八千代「新・みちの会」(朗読ステップ6修了記念)

7月19日(日)おさらい会「『花咲き山』ファンタジー」
  /習志野「茜」(朗読ステップ1修了記念)

【詳しいご案内】

●戦後64年(2009年)後期

「東百道・講演と朗読の会」
  ――宮沢賢治の信仰と文学――
   /「感動をつくる・日本朗読館」
〔日時〕戦後64年(2009年)12月09日(水)
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール
〔構成〕 
  プロローグ            東 百道
 「手紙一~四」の紹介   東 百道
  朗読「手紙一~四」     東 百道/江本なつみ
 「手紙一」の解説       東 百道 
 「よだかの星」の紹介     東 百道
 朗読「よだかの星」      江本なつみ
       <休 憩>
 「よだかの星」の解説    東 百道
 「なめとこ山の熊」の紹介 東 百道
  朗読「なめとこ山の熊」   東 百道
 「なめとこ山の熊」の解説 東 百道  
  エピローグ            東 百道
〔主催〕感動をつくる・日本朗読館
〔参加〕前売券1000円(全席自由)

●館長メモ
 今回は、八千代朗読サークル「新・みちの会」の江本なつみさんにゲスト朗読者として出演してもらったが、これはいろいろな意味で大成功だった。観客の反応も上々で、特に、江本さんが朗読した「よだかの星」が、とても好評であった。
 観客数は180人弱だった。これは、当初の私の予想をはるかに上回る数であった。特に、当日に出たチケットの数が30枚弱あったが、これも予想を大幅に上回った。
 今回は、前方の可動席と後方の電動席を合わせて、客席数を264席分準備した。したがって、観客はだいたい客席の3分の2を占めていたことになる。逆に言えば、客席の3分の1は空いていたのだが、不思議なもので、客席の3分の2が埋まっていると、あたかも満席という感じになる。少なくとも、会場全体が盛況だという雰囲気が生まれる。そして、出演者はこの雰囲気からエネルギーをもらうし、観客もその雰囲気によって気持が盛り上がるのである。
 とにかく、主催者の私としては、これだけ多くの観客に来ていただいたことに、ただ、感謝、感謝、あるのみである。
 また、今回は、八千代市の朗読サークルを中心とする、サークル会員の皆さんのあたたかいご協力とご支援をいただいた。固有名詞は挙げないが、心からの感謝を申し上げる。また、今回は特に、八千代市勝田台文化センター・ホールのスタッフ二人に、親身なご協力をいただいた。これまで何年かにわたって、この会場で朗読発表会や講演と朗読の会を開催してきた。その積み重ねが、今回の親身なご協力につながったと思う。心から感謝の意を表したい。
 さて、肝心な私の講演と朗読の出来栄えは、というと「まあまあ」だったのではないかと思う。聴いてくださった朗読サークルの会員の皆さんや知人友人たちは、おおむねほめてくださったが、これはかなり割り引いて判断しなければならない。
 また、講演と朗読の出来栄えはともかく、今回は、自分の年齢のことをいささか考えざるを得なかった。とにかく疲れたのである。終演直後は、疲労困憊で、こんなシンドイことはもうご免だ、という気分であった。こんな気持になったことは初めてである。しかし、数日後には、来年6月にやる「東百道の朗読館」や12月にやる次回の「東百道・講演と朗読の会」のことをあれこれ企画したり、内容構成を考えたりしているのだから、我ながらさっぱり懲りない人間ではある。

「品川朗読交流会」Vol.1
   /「こだま」「朗読塾LIVE」「あやの会」
〔日時〕戦後64年(2009年)11月28日(土)
     13時00分~16時30分
〔会場〕品川区第五荏原区民集会所・第5集会室
〔プログラム〕
  ウオーミングアップ
 「こだま」による
   よしなが こうたく原作「飼育係長」
    芥川龍之介原作「蜘蛛の糸」
   吉田直哉「ネパールのビール」
   禅僧 良寛原作「長歌・月のうさぎ」
 「朗読塾LIVE」による
   昔話「へやのおこり」
    江國香織原作「デューク」
   成田雅子原作「いちょうやしきの三郎猫」  
    吉水幸也原作「山姥」
 「あやの会」による
   山本周五郎原作「夕靄の中」
      <休憩>
  懇親会 ・感想
      ・今後のこと
      ・朗読に関してのアレコレ
      ・質問
      ・その他
〔主催〕「こだま」「朗読塾LIVE」「あやの会」共催
〔参加〕入場無料

●館長メモ
 この日(11月28日)、私は他の朗読サークルのレッスンがあったので、残念ながら聴きに行くことができなかった。
 出演したり、聴きに行った「あやの会」の会員の話しでは、なかなか良かったそうである。
 朗読の後の懇親会も盛り上がって、①今後も年3回くらいのペースで開催していくこと、②次回は来年3月13日(土)に開催すること、③3グループの役割分担、などが決められたそうである。
 このように、朗読の指導者や朗読のタイプが異なる3つの朗読グループが、合同で定期的に朗読交流会を開催していくことは、とても素晴しい試みだと思う。ぜひ、末永く、継続していって欲しいものである。

朗読発表会『恩讐の彼方に』
       /千葉朗読サークル「風」
〔日時〕戦後64年(2009年)11月01日(日)
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕千葉県文化会館・小ホール
〔演目〕菊池寛原作『恩讐の彼方に』
〔構成〕
   第1部 前 編
      <休憩>
   第2部 後 編
〔出演〕
 内嶋きみ江、内田升子、大方和代、助川由利、鈴木久子、藤田多恵子、村井とし子、吉田光子、吉永裕恵子
(千葉朗読サークル「風」)
〔朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕入場無料(全席自由)

●館長メモ
 11月01日(日)午後1時30分の開演で、千葉朗読サークル「風」の朗読発表会『恩讐の彼方に』を無事に上演することができた。
 私と家内は午前9時30分に会場に到着したが、その時には既に会場の設営などの準備はその大方が終わっていた。千葉朗読サークル「風」の皆さんは、かなり早めに来て、会場スタッフの方々と作業を始めていたらしい。
 本来なら、本番当日の午前中に行なう直前リハーサルは、声ならしということで一人が台本を1ページくらい朗読する程度で終わりにする。しかし、今回は、①会場の設営などの準備が早めにできたので午前中の時間がたっぷりあったこと、②菊池寛の原作『恩讐の彼方に』は朗読すると約90分くらいの短編(台本はほとんどノー・カット)だったこと、などのために、本番直前ではあったが、ほとんど全編を通してのリハーサルを行なうことができた。
 今回の観客数は、約150人であった。このグループは、従来、来場者数が200人を越すほど多かったのだが、今回はかなり少なめであった。従来は平日に開催していたのだが、今回は日曜日に開催することを試みた。平日に来られない知人友人の都合を考慮したのである。しかし、従来の朗読発表会は、来場者の大部分は一般家庭の主婦である。日曜日とか祝日などは、やはり、一般家庭の主婦は外出がしにくい事情があるのだと思う。それが、今回、かなり来場者数が減った原因だと思われる。
 出演者の朗読の出来栄は、まあまあであった。全体としては、通常のレッスン、立ち稽古、舞台リハーサルを通して、もっとも出来がよかったと思う。今回の台本は、菊池寛の時代小説に特有の、やたらにむずかしい言葉や言い回しが多かった。それにもかかわらず、観客は最後まで舞台に集中してくれていたようである。もっとも、私の方も副調室でバック音楽(BGM)の音出しに集中していたから、朗読表現の出来栄えや観客の反応などについては、いまひとつ分からないところがある。
 最後になったが、蔭マイクや緞帳の上げ下げなどの舞台周り、そして、受付を手伝ってくださった千葉朗読サークル「わかば」の会員の皆さん、それから、池田憲昭さんの絵画の展示&販売で会場のロビーを引き立ててくださった、池田憲昭さんご本人とボランティアの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

地域交流セミナー「朗読の楽しみ」
    /千葉「わかば」
〔日時〕戦後64年(2009年)10月18日(日)
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕千葉市若葉区みつわ台4丁目ハイツ 集会所
〔プログラム〕
    朗読 斉藤隆介原作「花咲き山」   井手陽子 
         斉藤隆介原作「もんがく」     高木幸恵
         石川結貴原作「弁  当」     白潟洋子
    朗読レッスン「朗読ってなに?」      金子可代子
               <休憩>
    朗読 山本周五郎原作「夕靄の中」  金子可代子
                                  白潟洋子
                                  井手陽子
                                  高木幸恵
〔出演〕千葉朗読サークル「わかば」有志
〔参加〕入場無料(全席自由)

●館長メモ
 私が指導する朗読サークルが、このように自立的な地域文化活動を行なうのは、今回が初めての試みではないだろうか。しかも、単に朗読するだけでなく、朗読レッスン「朗読ってなに?」まで試みたのは大いに喜ばしい。参加者の反応もとても良かったようである。本格的なステージ朗読を初めて聴いた参加者ばかりだったようで、朗読がこれほど迫力のあるものとは思わなかった、というような感想が多く寄せられたという。朗読というものに対する従来のイメージ(先入観)がかなりくつがえったようである。今回は、企画も実行も、千葉朗読サークル「わかば」が全く自主的に行なったもので、こういう試みは朗読サークルないしは朗読サークル有志として今後もドシドシやっていってもらいたい。ただし、そういう場合には、朗読指導者である私との関係をキチンとしておくことが必要である。これまでは、こういう事例がなかったが、今後は各朗読サークルでも徐々に行なわれていくことが十分に予想される。その場合のルール(あるいはエチケット)を、ある程度キチンと整理しておくことが大切だと考えている。ともあれ、こういう主体的な朗読活動は大歓迎である。他の朗読サークルも積極的にドシドシやっていってもらいたいと思っている。

八千代台公民館まつり・演技部発表会
    /八千代「新・みちの会」(演目:「トキ」)
〔日時〕2009年10月04日(日) 
     12時30分~16時30分
     「新・みちの会」/13時30分頃から15分間
〔会場〕八千代市八千代台文化センター・多目的ホール
〔演目〕斎藤隆介原作「トキ」
〔出演〕内藤静枝、誉田信子、川西美千代
    (八千代朗読サークル「新・みちの会」)
〔主催〕八千代台公民館・八千代台公民館サークル連絡会
〔参加〕入場無料(全席自由)

●館長メモ
 この八千代台公民館まつり・演技部発表会というのは、八千代市八千代台公民館に登録しているサークルが、その活動成果を公民館としてまとめて発表するために年一回、共同で開催する発表会である。
 1サークルの持ち時間が15分ということなので、朗読時間10分くらいの短編・斎藤隆介原作『トキ』を3人の会員が読み継いだのである。
 昨年は八千代朗読サークル「みちの会」として参加し、同じ斉藤隆介原作『もんがく』を上演した。この時は、朗読の上演は初めてということで、かなり注目されていたらしい。そして、その結果が大変好評だったのである。
 昨年のそういう実績があるので、今年も関係者からはかなり期待されていたらしい。それが、今年の出演者たちには、いくらかプレッシャーだったようである。
 私は、他の朗読サークルの会員が出演する、かなり大掛かりな合唱コンサートを聴きに行く約束があったので、時間的にギリギリの余裕しかなかった。そのために「トキ」の朗読が終わるや否や、会場を飛び出さなければならなかったので、出演者や応援に来ていたサークルの会員たちとゆっくり話しができなかった。
 今年の出演者は、会場で私が聴いたかぎりでは、まあまあの出来映えだったと思う。観客は150人くらいだったと思うが、みんな舞台に集中して聴き入っていた。後で聞いたところでは、昨年と同様、今年もかなり評判が良かったそうである。いくらかプレッシャーを感じていた今年の出演者たちも、かなりホッとしたのではないだろうか。

朗読発表会『赤ひげ診療譚』
      /八千代朗読サークル「新・みちの会」
〔日時〕戦後64年(2009年)9月12日(土)
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール
〔演目〕山本周五郎原作『赤ひげ診療譚』より
〔構成〕
   プロローグ
   第1部 おくめ殺し
        <休憩>
   第2部 氷の下の芽
〔出演〕
 上田悦子、江本なつみ、大塚拓一、河西礼子、川西美千代、桜井佳芳、内藤静枝、誉田信子、三井若菜、吉崎瑠璃子
(八千代朗読サークル「新・みちの会」)
〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道
〔参加〕入場無料(全席自由)

●館長メモ
 予定どおりの日時と会場で八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読発表会『赤ひげ診療譚』を開催した。
 この会場の客席は、前半分にはパイプ椅子(最大110席)を任意に並べることができので、今回もいつもと同じに、パイプ椅子を48席分設置した。後半分の216席と合わせて、客席数の合計は264席である。
 今回の来場者数は、来場者カードやプログラムの配布数から推算したところ、約140人くらいだったと思われる。264席の会場に140人の来場者が座ると、かなり盛況という雰囲気になる。
 ほとんどは出演者からの勧誘や口コミによる来場者だったと思われるが、なかには八千代市の市報『広報やちよ』の「市民伝言板」欄や地域PR紙『地域新聞』の「情報ボックス」欄あるいは公民館に掲出したポスターを見たという来場者も十数人はあった。もちろん、私が指導している他の朗読サークルの会員たちも数十人来場していた。
 出演者の朗読の出来栄は、まあまあであった。とにかく、レッスン、立ち稽古、舞台リハーサルを通して、もっとも出来がよかったようである。今回の台本は、朗読表現的にかなりむずかしいものであったにもかかわらず、観客は最後まで舞台に集中してくれていた。
 今回の台本『赤ひげ診療譚』は、先の大戦の悲劇を扱ったものとも違い、また、ことさらに聴き手の涙腺を刺激するような内容でもない。そういう意味では、特段の大事件も起こらないし、新派大悲劇といった筋立てもない。こういう台本を、朗読だけで2時間の長丁場をもたすことはむずかしい。
 また、登場人物もかなり多彩である。
 主人公の60歳台の落着きと40歳台の精悍さを併せ持つ名医・新出去定。副主人公の有能な見習医師・保本登。長屋住まいで、幼馴染特有の息の合った会話を生き生きと交わす貧しいが若い江戸っ子たち。気味の悪い女のような声色で去定にすごむ若いやくざ。甘やかされて育った権高な資産家の若い跡取り。親の食い物にされないために白痴の真似をしているうちに、そういう喋り方しか出来なくなった娘。その母親で、酔っ払って登や去定に絡んだり食って掛かる中年の女。
 それぞれに特徴のある登場人物のセリフを、出演者は朗読表現しなければならない。
 そういう意味で、大変にむずかしい台本であるにもかかわらず、八千代朗読サークル「新・みちの会」の出演者は皆さん精一杯頑張って良く朗読してくれていた。全体としては、良くも悪くも、まあまあ第Ⅰ期朗読ステップ6の修了記念にふさわしい朗読発表会となっていたと思う。
 八千代朗読サークル「新・みちの会」の出演者の皆さん、蔭マイクなど舞台周りを手伝ってくださった関係者の皆さん、お疲れさまでした。そして、何よりも、拙い朗読発表を終始聴いてくださった来場者の皆様、本当にありがとうございました。
 来年も朗読発表会をやりますので、どうぞ聴きにきて下さい。

おさらい会「『花咲き山』ファンタジー」 
  /習志野「茜」(朗読ステップ1修了記念)
〔日時〕戦後64年(2009年)7月19日(日)
     開演12時00分(予定)
〔会場〕習志野市谷津公民館・講習室
〔演目〕斎藤隆介原作『花咲き山』シリーズ
〔構成〕
  1.開会の辞           石津谷法子
  2.講師あいさつ         東   百道    
  3.朗読『花咲き山』ファンタジー/斉藤隆介の世界
     花咲き山            央  康子
     モチモチの木        遠藤 都子
     東・太郎と西・次郎    鈴木 邦子
     なんむ一病息災      丸山  寛
              <休憩>
     ひいふう山の風の神   大嶋  京
     もんがく            下屋美樹子
     春の雲            遠藤 昌子
     ト キ               飯田 三美
                 <休憩>  
     ひばりの矢         石津谷法子
     カッパの笛          糸久 初江
     死神どんぶら        大野 正子
     天の笛             鴨澤  武
                 <休憩>
     ドンドコ山の子ガミナリ  西山 洋子
     おかめ・ひょっとこ      土田 和子
     八 郎              坂口きみゑ
  4.朗読
    『梨の実』(小山内薫原作)  東  百道
  5.閉会の辞            石津谷法子
〔企画・朗読指導〕  東 百道
〔参加〕原則非公開(入場無料)
(参加は「茜」会員の知人友人および東百道が指導する朗読サークルの会員に限定)

●館長メモ
 7月12日(日)の12時00分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読ステップ1修了を記念した「おさらい会」が無事開催された。終演は16時00分頃であった。会場は習志野市谷津公民館の講義室である。
 演目は、恒例の斎藤隆介原作「『花咲き山』ファンタジー」シリーズである。私も最後に小山内薫原作の「梨の実」を朗読した。
 原則としてこの「おさらい会」は非公開ということにしている。まだ一般の方々に聴いていただける段階ではない、という判断からである。ただし、例外として、出演者(習志野「茜」の会員)のごく親しい知人友人、あるいは、私が朗読指導している他の朗読サークルの会員の場合には、来場を歓迎することにしている。ごく親しい知人友人の場合には我慢して聴いていただけるし、他の朗読サークルの会員の場合には勉強にもなるし、また、サークル間の交流を深める縁にもなる、と考えるからである。
 会場の設営などは、ほとんどサークルの自主性にお任せしているが、客席は42席分が用意されてあった。「おさらい会」の場合には、出演者も客席に座るから、その分だけで3分の1以上を占める。その出演者を含めて、客席には40名弱が着席していたようであった。
 開演から終演まで約4時間。途中に3回の休憩を入れたが、長時間おつき合いいただいた少数の観客の皆様には感謝、感謝である。
 習志野朗読サークル「茜」の皆さんの朗読は、今までのレッスンやリハーサルと比較して最も良かった。これは掛け値なしに断言できる。従来、テンポがちょっと遅かった会員、変な読み癖のある会員、距離感など立体感が不足気味の会員、その他の欠点が、本番では大幅に改善されていた。朗読においては、本番の真剣勝負の場になると、朗読者は心情の籠った朗読表現をするので、普段よりも2~3割レベルがアップするのである。
 終演後、会場で約1時間、私から講評を行なった。その後、場所を変えて、懇親会を行なった。初めての「おさらい会」が終わったという達成感と安心感が、懇親会の楽しさを助長する。加えて、このグループにはユニークな会員が多い。そんなこんなで、実に愉快な懇親会であった。
 8月からは、いよいよ朗読ステップ2のレッスンに入る。最初の台本は、これも恒例のシェークスピア原作「ロミオとジュリエット」である。会員の皆さんは、他の先輩サークルからこの台本のレッスン模様の情報が伝わっているらしい。朗読ステップ2のレッスン、特に「ロミオとジュリエット」のレッスンを楽しみにしているようであった。私も、また、楽しみにしているのである。

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