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05館長の朗読日記 423

館長の朗読日記 423       (戦後65年02月05日 新規)

船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン

            
○船橋「はなみずき」の朗読レッスン

 昨日(2月04日)の午後3時から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ4の16回目、今年3月に開催する朗読発表会『流れる星は生きている』のレッスンの4回目である。
 この『流れる星は生きている』の台本は3部構成であり、1回のレッスンで一部づつ練習していく。前回までで第1部~第3部まで、一応、一回目のクールが終わった。今回から第2クール目に入る。今回は第1部の練習である。
 この第2クールから、バック音楽(BGM)を入れるつもりであった。しかし、他のサークルで試したところ、あまり早めにバック音楽(BGM)を入れると、そちらの方に注意が行ってしまい、肝心な朗読練習の方がおろそかになってしまうことが分かった。そこで、朗読練習が十分でない立ち稽古の前段階においては、バック音楽(BGM)を入れないことにした。
 今回は、そのバック音楽(BGM)を入れないでも、かなり切迫感・緊迫感のこもった朗読表現が出来てきていた。訊いてみると、自主勉強会の場で、お互いの朗読表現についてかなり注意し合ったらしい。朗読ステップ4ぐらいになると、耳が肥えてくるから、自分は必ずしも出来なくとも、仲間の朗読についてはかなり的確な注意が出来るようになる。したがって、自主勉強会はとても成果が上がるのである。
 この調子で、第2クールを一巡すれば、立ち稽古までにはかなり仕上がっていくのではないかと思われた。
 レッスンの合間に『月刊スピリッツ』の3月号を回覧して、片山ユキヲ作『花もて語れ』を見てもらった。このグループと習志野朗読サークル「茜」とは、片山ユキヲさんと担当編集者の高島雅さんに朗読レッスンを見学してもらった縁がある。会員の皆さんは、本当に朗読漫画が連載されるようになったんだ、というように興味深げに読んでいた。ここでは、特に強く、購入することで、また、読者カードを出すことで、応援するように要請した。

○習志野「茜」の朗読レッスン

 昨日(2月04日)の午後6時30分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ2の10回目、新しいレッスン台本・太宰治原作『葉桜と魔笛』の1回目である。
 1人1ページくらいの割合で、順々に朗読してもらいながら、朗読的な観点からの解説とコメントそして若干のダメ出しをおこなった。今回は、作品の前半分のところだけやった。次回には、後半分のところをやるつもりである。
 その前半分は5ページくらいの分量であるから、1人1ページくらいの割合で読んでいくと、全員で2巡ちょっと繰り返すことになる。2巡目の作品解説は、1巡目よりもくわしくするようにした。朗読表現に対するコメントやダメ出しも、よりレベルを上げていく。
 今回は、この台本の初めてのレッスンだから、まあ素読みのようなものである。しかし、皆さんの朗読を聴いていると、なかなか上手に朗読しているので、私は内心かなり驚いた。ほぼ全員が、高く(上に)出る語り口、および、高止め次を盛り上げる表現が、かなり出来るようになってきていた。
 朗読ステップ2の半分ぐらいのこの時期に、これだけの語り口が出来るようになっていれば、十分である。『ロミオとジュリエット』をやった成果が出てきたとするならば、これは御の字である。このグループは、会員の皆さんがとても熱心で、欠席者も少なく、自宅練習もキチンとやってくる。やはり、朗読は練習を裏切らない、ということなのだろう。
 ただし、今回は、このグループとしては珍しく、欠席者が3人もいた。そのせいもあって、珍しくレッスンが早く終わり、30分ほどレッスン時間が余ってしまった。そこで、たまには、ということで、全員で朗読に関する雑談をした。
 もちろん、私から『花もて語れ』と『月刊スピリッツ』のPRもした。熱心な会員から、いろいろな朗読会を聴きに行った感想も語られた。昨年の12月に開催した「東百道・講演と朗読の会――宮沢賢治の信仰と文学――」の感想も出た。7月に予定している第2回「おさらい会」に関する相談もあった。皆さん、和気藹々といった感じで、自分の意見や感想を積極的に語っていた。非常に面白く、かつ、楽しい30分であった。

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