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05館長の朗読日記 443

館長の朗読日記 443   (戦後65年03月21日 新規)

八千代「こちの会」と千葉「風」の朗読レッスン

○八千代「こちの会」の朗読レッスン

 昨日(3月20日)の午後2時00分から、八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。今回のレッスンは、朗読ステップ4の17回目。朗読発表会向けの山本真理子原作『広島の姉妹』の5回目である。
 今回は第3クールの前半、第1部の練習である。また、このグループは、台本を読み継ぐ分担を決めた後に、緊急かつやむを得ない事情で、2人の会員が出演できなくなった。ところが、こういうことは重なるもので、さらにもう1人の会員がこれまた緊急かつやむを得ない事情で出演できなくなってしまったのである。
 さっそく、前の2人の場合と同じ応急の対応策をとったが、このグループから採用することになった新たな応急策を考案しておいて良かったとつくづく痛感した。従来のやり方、つまり、全面的な組み換えのやり方では、ちょっと対応しきれなかったと思うからである。
 今回は、第3クールに入ったためか、全体にかなり仕上がってきている、という手応えが感じられた。原爆を被爆した直後の緊迫した感じが、少しは出てきたように思われる。この調子で、立ち稽古、舞台リハーサルと重ねていけば、本番にはそれなりの表現ができるのではないだろうか。
 ただし、それは今後の練習次第である。会員の皆さんはくれぐれも朗読発表会までの練習を怠らないように。

○千葉「風」の朗読レッスン

 昨日(3月20日)の午後5時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ6の8回目、共通レッスン台本・山本周五郎原作「鼓くらべ」の2回目である。
 今回は、その「鼓くらべ」の中間部分を3分の1くらいレッスンした。1人づつ1ページくらいづつ素読みしてもらってから、かなり丁寧に朗読的な解説をしていった。
 この作品は、山本周五郎が戦前に、少女向けの雑誌のために書いたものであるが、内容だけでなく、朗読表現的にもなかなか高度で面白い。丁寧に解説していくと、それだけで感動してしまう。自ずから、解説にも力が入ってしまうのである。
 素人が書いた作品とか、あまり文章修行を積んでいない作家が書いた作品は別だが、山本周五郎のような達人が書いた作品は、解説のしがいがある。読み込めば、読み込むだけ、味わいが豊かになるし、イメージが膨らんでくる。それがまた、感動を高め、深めることにつながっていく。そして、朗読する側がイメージを膨らませ、感動を高め、深めるほど、朗読表現が良くなっていく。要するに、朗読のしがいがあるわけである
 この「鼓くらべ」などは、その最たる作品ではないだろうか。朗読時間は約35分と比較的短いが、朗読ステップ1~6の最後を飾るレッスン台本だと思っている。

○朗読レッスンの見学者

 現在、千葉朗読サークル「風」は第2期に向けた会員の募集中である。今回、2人の見学者があった。2人とも、レッスン会場として使っている緑区鎌取コミュニティセンターに、朗読サークルについて問い合わせてきて、このサークルを紹介されたらしい。
 前にも記したが、千葉市の市報『千葉市政だより』は、名は体を表すというとおり、市役所の情報を一方的に市民に広報するだけである。八千代市、習志野市、船橋市などの市報にあるような、市民の自主自発的な活動を広報するための「市民伝言板」的な記事欄をまったく設けていない。そのために、千葉市の花見川区や稲毛区などの住民は、近隣の八千代市や習志野市や船橋市の市報の「市民伝言板」的な記事欄を頼りにして、その記事から朗読サークルの情報を得ているような状況なのである。
 そうでなければ、今回の見学者のように、最寄のコミュニティセンターにわざわざ問い合わせて、そこをレッスン会場に使っている朗読サークルを当たるしか方法がないようなのである。
 まったく千葉市役所の市報『千葉市政だより』には困ったものである。もっと、市民のための、市民の自主自発的な活動を広く市民にPRする紙面づくりをしたらどうだろうか。
 もっとも、見学者のうちの1人は、このブログ『感動をつくる・日本朗読館』を2年ほど前から見ていたということであった。インターネットを利用できる人は、もちろん市報に頼る必要はない。ただし、インターネットを利用できない人が、まだ多いから、やはり市報の果たすべき役割は大きいのである。
 ところで、この見学者は、このブログを見て、私の朗読レッスンはむずかしい講義ばかりやるものだと思いこんで、敬遠していたというのである。今回は、コミュニティセンターを通して連絡先を紹介された千葉朗読サークル「風」の会員から、電話でレッスンの模様をくわしく聞いて、自分の思い込みとはかなり違うことが分かったのでレッスンを見学する気になった、ということであった。
 へえ、このブログを見て、特に、この「館長の朗読日記」を読んで、そのように思い込んだのかねえ、といささか驚いてしまった。けっこう、くわしくレッスンの模様を書いているつもりなのである。それを読んで、むずかしい講義ばかりやっている、と思われてしまうならば、書き方もよほど考え直さなくてはならない。この点は、もう少し考えてみることにしよう。

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