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05館長の朗読日記 445

館長の朗読日記 445  (戦後65年03月27日 新規)
             

八千代「花ことば」の朗読発表会を開催した

○朗読発表会が始まる前のこと

 昨日(3月26日)の午後1時30分から、八千代市勝田台文化センターのホールで、八千代朗読サークル「花ことば」が3度目の朗読発表会『日本婦道記』を上演した。
 会場に午前9時30分に集合し、会場の設営などの準備、および、本番直前のリハーサルなどを昼食前に行なった。
 この会場は、前半分が平床になっており、パイプ椅子を催し物に合わせて並べられるようになっている。逆に言えば、パイプ椅子を運び込んで並べるという肉体労働をしないと、朗読会場として様にならない。したがって、朗読発表会の当日に先ずやらなければならないことは、全員総出で、パイプ椅子を並べる肉体労働なのである。
 次に、出演者には舞台衣装に着替えてもらい、記念写真を撮った後、本番直前のリハーサルをやる。本来、このリハーサルは、出演者の事前の声出しと、上演の全体的な手順を確認することが目的である。したがって、出演者には各々の出番のところを1人半ページくらいづつ読んでもらいながら、ズンズンと先に進めていくことにしている。
 ところが、今回は、その半ページの朗読を聴いているうちに、ムラムラとダメ出しをしたくなってきた。最初は、ちょっと声をかける程度にしていたのだが、段々、熱が入ってきてしまった。気がついたら、1時間半くらいの時間が経ってしまっていた。いつの間にか、かなり本格的なダメ出しをしていたのである。こんなことは、初めてであった。

○朗読発表会が始まってからのこと

 今回の観客数は、受付で記帳してくれた数が120人弱。無記帳の人が10人~30人はいたと思われるから、全部で140人くらいではなかったかと思う。客席が全部で250席くらいだから、半分以上は席が埋まっていたことになる。そのくらい入ると、けっこう盛況感が出てくる。観客数的にはまあまあだったのではないだろうか。
 出演者の朗読の出来栄は、全体としては、まあまあだったのではないだろうか。このまあまあ、というのは、絶対基準を基にしたものではない。通常のレッスン、立ち稽古、舞台リハーサルを通して感じられた、このグループの現時点での実力、朗読水準からみた評価である。
 特に、第1部の「糸車」は、舞台リハーサルまでのレベルに比べるかなり良かった。そこで、休憩時間に、控え室に集まっていた出演者一同に、第1部の「糸車」はなかなか良かったこと、第2部の「墨丸」も気を抜かないように、と注意した。本番前にかなりキビしいダメ出しを受けたので、緊張していたらしい出演者一同は、私の言葉にホッとしたらしい。
 そのせいか、第2部の朗読表現は、若干、ダレていたように私には聴こえた。シマッタ。途中の休憩時に、なまじ褒めたのは失敗だった、と後悔した。

○朗読発表会が終わった後のこと

 ロビーで観客を見送りながら、顔見知りの方々と短い歓談をした際に、感想を聞いた。その後、出演者一同と例の如く打ち上げ会(講評会兼懇親会)を行ない、出演者がそれぞれの知人友人から聞いた感想も聞いた。
 その結果は、意外なことに「糸車」はもとより「墨丸」も好評であった。まあ、こういう場合、面と向かって批判や悪評はしないものだが、それにしても私には少々意外であった。
 出演者一同は、無事に終演した安堵感と高揚感をもちながらも、昨年まで2回やった先の大戦の悲劇を扱った台本に比べて、一般の文学作品は格段にむずかしいことも実感したらしかった。
 次回のレッスンのときまでに、出演者には録音を聴いてもらい、また、更にいろいろな観客のいろいろな感想を収集し、より的確な反省をしていくことにしよう。

○絵画とのコラボレーションやその他のこと

 今回も、チラシに挿絵を提供してくださった池田憲昭さんの絵画やポストカードを、会場のロビーに展示してもらった。これは、一種の絵画と朗読のコラボレーションだと思っている。池田さんや、ボランティアで池田さんの支援をしていただいている方々に、この場でお礼を申し上げる。
 また、八千代や千葉の朗読サークルの有志の方々が、蔭マイクや受付その他のことをいろいろと手伝ってくださった。この場で、お礼を申し上げる。

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