« 05館長の朗読日記 448 | トップページ | 05館長の朗読日記 450 »

05館長の朗読日記 449

館長の朗読日記 449   (戦後65年04月04日 新規)

八千代「こちの会」と千葉「風」の朗読レッスン

○八千代「こちの会」の朗読レッスン

 昨日(4月03日)の午後2時00分から、八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。今回のレッスンは、朗読ステップ4の18回目。朗読発表会向けの山本真理子原作『広島の姉妹』の6回目である。
 今回は第3クールの後半、第2部の練習である。また、このグループは、台本を読み継ぐ分担を決めた後に、緊急かつやむを得ない事情で、都合3人の会員が出演できなくなったため、新しい応急対策の方法で朗読分担の組み換えをした。
 ところが、その後、またまた事態が変わって、3人のうちの1人が出演できるようになったのである。これは、サークルにとっては、大いに歓迎すべき朗報であった。さっそく、再度、朗読分担の組み換えをし直した。
 幸い、新しい応急対策の方法では、そういう朗読分担の組み換えが、割合に容易に出来るのである。その方法を念のために以下に再記しておこう。

①従来の朗読分担分はそのままにして、まったく変えない。
②出演できなくなった会員の分担部分だけを、他の全員がほぼ同量づつ追加的に分担してカバーする。
③具体的には、出演できなくなった会員の第1部の分担部分を他の会員のうちの半分の会員が均等割に分担してカバーし、第2部の分担部分を他の会員のうちの残りの半分の会員が均等割に分担してカバーする。それを出演できなくなった会員、一人一人について行なう。
④もし、事情が好転して、出演できなかった会員が出演できるようになった場合には、その会員は元の自分の分担部分を朗読する。他の会員については、その分の追加的な分担を解除する。

 今回は、上記の④を適用したわけである。
 1人が復帰したため、他の2人の分担部分も、その復帰した1人に新たに分担してもらうために、分担の組み換えが必要になる。しかし、その分は、1人当たりの分量が少ない(台本半ページ分、朗読時間1分弱)ので、急きょ組み替えてもそれほど大きな影響はない。
 今回の一連の事態で、この新しい応急対策の方法がきわめて有効であることが実証されたように思われる。

 今回は、第3クールの2回目であるせいか、前回よりもさらに良くなってきていた。会員の皆さんが、一人一人のレベルを確実に上げてきていることがよく実感できた。
 ただし、一人一人のレベルが確実に上がってきているということと、観客に感動してもらえることとは必ずしも一致しない。また、仮にある程度は感動してもらえたとしても、それに満足せず、さらに大きく深く感動してもらえるように努力を重ねるべきである。
 グループ全体としてみれば、ようやく「語りかける語り口」ができつつある段階である。さらに、この「語りかける語り口」で、本当に自分の言葉で「語る朗読」をめざさなければならない。まだまだ先は長いのである。

○千葉「風」の朗読レッスン

 昨日(4月03日)の午後5時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ6の9回目、共通レッスン台本・山本周五郎原作「鼓くらべ」の3回目である。
 今回は、その「鼓くらべ」の最後の3分の1の部分をレッスンした。1人づつ1ページくらいづつ素読みしてもらいながら、かなり丁寧に朗読的な解説をしていった。
 この作品の内容はなかなか面白く感動的なのだが、今回レッスンしたところは特にそうである。また、内容だけでなく、朗読表現的にも、この部分は面白い。私の解説も、自然に力が入ってくる。
 現在、このグループは今秋の第2期レッスンの開始に備えて、新規の会員を募集中である。そのため、見学希望者があれば見学を許可し、入会希望者があれば今の段階から基本的に入会を許可することにしている。そして、現に、今回、見学希望者が1人見学に来ていたし、また、今回から、新たに2人の会員がレッスンに加わった。
 もともとこのグループは、活発で物怖じしない会員が多く、レッスンにおいてもその体質が大いに発揮される。したがって、私も、かなり遠慮なくものを言うことにしている。そういう会員の皆さんと私の遠慮のない会話のやり取りを聴いて、見学者や新規会員がいささかびっくりしたのではないか、という若干の懸念もないではない。
 しかし、今回から新規加入した2人の新会員は、前回のレッスンを見学して、そういうレッスンの雰囲気を知った上で加入を希望してきたのである。いわば、承知の上のことなのだから、ま、いいか。
 とまれ、今回で、私の朗読的な解説は終了した。次回からは、この台本について、本格的な朗読練習を開始する。厳しく、ではなく、丁寧に、ダメ出しをして行くことにしよう。

|

« 05館長の朗読日記 448 | トップページ | 05館長の朗読日記 450 »

05館長の朗読日記(戦後65年/西暦2010年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 05館長の朗読日記 448 | トップページ | 05館長の朗読日記 450 »