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05館長の朗読日記 476

館長の朗読日記 476  (戦後65年06月03日 新規)
             

第3回「東百道の朗読館」に向けた音合わせ

 昨日(6月02日)の午後1時30分から、千葉市稲浜公民館で、第3回「東百道の朗読館」に向けた朗読とマリンバとピアノとの音合わせを行なった。
 第3回「東百道の朗読館」では、第1部の前半の朗読の中で、マリンバの演奏(ピアノの伴奏付き)を入れることになっている。そこで音楽を入れるタイミングや音のバランスなどをチェックし、調整するために音合わせを行なったのである。
 参加したのは、マリンバ演奏の岡谷有紀さんとピアノ伴奏の直江弘子さん、朗読をする私、それに聴き手側のチェック者として「東百道の朗読館」実行委員会の委員の代表1人と私の家内の2人である。
 朗読の中に挿入する「アラビアの唄」「港の見える丘」「ハイケンスのセレナーデ」の演奏とその部分の朗読を繰り返し試しながら、およそ午後4時30分までの約3時間、全員で熱心にチェック&調整を行なった。その結果、聴き手側の2人のチェック者が大いに満足してくれる状態にまで持っていくことができた。
 最後に、第2部の太宰治原作「カチカチ山」の朗読の切れ目に短く挿入してもらう音楽演奏を試してみたが、これも朗読作品の内容と合った曲でなかなか良かった。アルテミス型の美少女「兎」に、ひどい目に合わされる愚かな中年男「狸」の滑稽味がよく出ている、コミカルな面白い曲であった。
 聴き手側の2人のチェック者は、盛んに「これに加えて、第1部の後半でピアノ伴奏付きのマリンバ独奏を聴けるんだから、チケット代が1000円じゃ安い安い」と言っていた。彼女らがチケット代が割安だと感じているのは、もっぱら音楽演奏が加わったためなのである。現に、昨年の私の朗読だけのときも同じチケット代であったが、その時には、彼女らは決して「安い」とは言わなかった。
 まあ、そんなことはともかく、まだ梅雨入りには少し間があるこの初夏の季節、今年にしては珍しく良く晴れた日の午後、夢中になってマリンバとピアノの生演奏と朗読の音合わせをしたこの約3時間は、ある意味で実に豊かで上等な時間帯だったと思う。特に、37歳どころか60歳を過ぎた私「狸」としては(ただし気持だけはまだまだ青年のつもりなのだが)、4人の真の意味で美しくも優しい「兎」さんたちに親切にかまってもらった、真に至福のひと時であったといってよい。

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