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05館長の朗読日記 478

館長の朗読日記 478  (戦後65年06月06日 新規)
             

○八千代「こちの会」の朗読レッスン

 昨日(6月05日)の午後2時00分から、八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンを行なった。このグループも、今回から朗読ステップ5に突入する。今回は、その朗読ステップ5の1回目、共通レッスン台本・有島武郎原作「小さき者へ」の1回目である。
 随分日が経ってしまったような気がするが、今回は、このグループが去る5月15日に開催した朗読発表会『広島の姉妹』以来、初めての朗読レッスンとなる。そこで、先ず、当日会場で聴いて下さった知人友人の感想や意見を紹介してもらった。まあ、知人友人は差し障りのないことしか言わないだろうし、会員の皆さんもその中でもさらに差し障りのないことしか紹介しないだろうから、それなりのものとして聴くべきなのだが、全体的に昨年よりは格段に上達した、ということは言われたようである。
 次に、来年の朗読発表会で上演する台本の原作を選定する作業について、大まかな段取りを説明した。来年は一般の文学作品を原作として、約2時間の台本にまとめ、それを会員全員で読み継ぐ形式で上演する。朗読発表会の日取りから逆算していくと、意外に時間的な余裕がない。今すぐにでも、会員の皆さんが原作候補を選んでいかないと間に合わないのである。
 次に、朗読ステップ5の目的、内容を大まかに説明した。朗読ステップ5は、朗読者の立場で朗読練習に取り組んでいくことを目的としている。これは、朗読とは何か、朗読者とは何か、という問題と正面から向き合う段階でもある。
 最後に、共通レッスン台本・有島武郎原作「小さき者へ」の前半部分について解説を行なった。会員の一人一人に順番に1頁ちょっとを朗読してもらい、その都度その部分の解説をしていった。前半部分の解説が一通り終わっても、まだ朗読していない会員が数名残っていた。それらの会員には、初めに戻って、また1頁ちょっとづつ順番に朗読してもらい、解説の補足やら、ちょっとしたダメ出しを行なった。
 朗読発表会が終了した後で、会員によっては、従来の朗読の仕方をかなり大幅に変えるくることがある。もちろん、良い方へ変えてくるのである。何が具体的なきっかけになるのか分からないが、朗読発表会における自分の朗読表現を聴いて、よほど何か期するものがあったに違いない。まあ、いろいろな意味において、朗読発表会は朗読の上達のために、大いに有益なのである。

○千葉「風」の朗読レッスン

 昨日(6月05日)の午後5時30分から、千葉朗読サークル「風」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ6の13回目である。今回から、来る10月の朗読発表会に向けた1人1作品(自由課題)の朗読レッスンに入る。今回は、その第1回目である。
 今後、毎回、台本の3分の1づつをレッスンしていく。つまり、3回のレッスンで、台本を一通りレッスンし終えることになる。それを1クールとして、それを2回くり返す。つまり2クールの朗読レッスンを行なうのである。その後は、立ち稽古、舞台リハーサル、本番、と続いていく。
 今回は、その最初のレッスンということで、一人一人に冒頭で「あなたは、この台本を朗読するに当たって、どのような朗読作品に仕上げていきたいか」と質問していった。さらに「語りかける相手として、どのような聴き手をイメージしていますか」と質問していった。
 この私の質問に、明確な答えを用意している会員はほとんどいなかった(もちろん、何事にも例外はあるが)。一つの朗読作品を練習し、仕上げていく場合には、こういう基本的な問題を常に考えておく必要がある。
 今回、会員の皆さんが自分で選び、台本化した作品は、なかなか変化に富み、内容的にも面白いものが揃っている。これらの台本を、うまく朗読すれば、かなり充実した朗読会になるのではないかと思う。そういう意味で、これから朗読発表会までのレッスンは、とても楽しみである。

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