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05館長の朗読日記 482 

館長の朗読日記 482   (戦後65年06月18日 新規)

○船橋「はなみずき」の朗読レッスン

 昨日(6月17日)の午後3時から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ5の4回目、朗読レッスン台本・有島武郎原作「小さき者へ」の4回目である。
 今回は、このレッスン台本の後半について、会員1人当たり1頁強づつ、朗読してもらいながら、コメントやダメ出しを行なっていった。
 このグループも、段々と朗読表現になれてきている。しかし、まだ日常会話の表現に比べると、どこか違和感がある。実は、この点は、多かれ少なかれ、どのグループにも共通している。
 もっとも基本的な問題は、心情表現の不十分性である。そして、その心情表現のもっとも基本的な課題は、強調すべきところを的確に強調し、強調すべきでないところは的確に強調しないことにある。
 その一例として、日本語でもっとも一般的な助詞、主語につく助詞の「は」と「が」について、その内容的な意味の違いと、それに伴なうその強調の仕方の違い、および、助詞とその前後のつなげ方の違いを、少しくわしく説明した。
 この説明は、一作日の品川朗読サークル「あやの会」から始めたのだが、全サークルに順々に説明していくつもりである。
 今回も、レッスンが終わった後で、来年の朗読発表会で上演する台本の原作について、会員相互であれこれと相談していた。今回は有力候補が一つ出てきたが、長編なので、2時間枠の台本にできるかどうか分からない。最低でもあと2作品を候補に上げてもらわないと、不安である。しかし、今回も、まだ、原作候補を3作~5作に絞り込むまでには至らなかった。

○習志野「茜」の朗読レッスン

 昨日(6月17日)の午後6時30分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。
今回は、朗読ステップ2修了記念「おさらい会」用の台本(自由課題)の5回目のレッスンである。
 時間の関係で、一人一人の台本を毎回3分の1づつレッスンしている。毎回出席している会員は前々回までで、台本を一通りレッスンし終えている。そこで、前回と今回は、会員が、自分で、レッスンの場でチェックしたいところを、台本の3分の1くらいの分量だけ選んで、そこをレッスンすることにしている。途中、レッスンを休んだ会員は、その分だけ、後ろにズレることになる。
 前回のレッスンでは、前々回に比べて、会員の皆さんがそろって格段に上達を遂げていた。今回も、前回に比べて着実に上達していた。特に、心情表現の面で、会員の皆さんはかなり仕上がってきていた。
 そこで、このグループのように朗読ステップ2の段階ではちょっと早すぎるかと思わないでもなかったが、日本語でもっとも一般的な、主語につく助詞の「は」と「が」について説明することにした。
 会員の皆さんは、私の言わんとする内容は理解できたが、実行するのはむずかしい、というような反応であった。なかには「眼から鱗が落ちた」という会員もいた。まあ、この「は」と「が」の区別は、日本人なら誰でも日常会話で誤りなく的確に使い分けている。したがって、これが出来ないと、本当の意味での日常会話的な語り口にはならないのである。
 今回は、7月31日(土)に行なう第2回「朗読おさらい会」のプログラム(チラシ兼用)を配布した。この「朗読おさらい会」のリハーサルは、本番前日の7月30日(金)に行なう。7月はその2回で、レッスンを代替することになる。一方、6月のレッスンは今回(6月17日)で2回目だから、後はない。したがって、次回のレッスンに相当するリハーサルまでの約1ヶ月半の長期間は、レッスンなしである。会員の中には不安がる向きもあったが、もともと「朗読おさらい会」は原則非公開の拡大レッスンのようなものだから、そんなに改まることもない。自宅での一人練習や、会員同士の自主練習会などで、着実に練習を積んでおけば、それで十分だと考えている。

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