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05館長の朗読日記 493

館長の朗読日記 493  (戦後65年07月14日 新規)
             

○品川「あやの会」の朗読レッスン

 本来ならば、先週の火曜日(7月06日)が朗読レッスンの日であったのだが、この日は三鷹朗読サークル「さつきの会」の朗読発表会に向けた舞台リハーサルと重なってしまった。そこで、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンの方を1週間後の昨日(7月13日)の火曜日に順延してもらったのである。
 今回は、朗読ステップ5の3回目、朗読レッスン台本・有島武郎原作「小さき者へ」の3回目のレッスンである。今回は、レッスン台本「小さき者へ」の前半部分を1人1ページ強づつ朗読してもらいながら、1人1人の朗読について私からコメントなり、ダメ出しなりをしていった。
 特に、主語につく助詞の「は」と「が」について重点的にコメントし、コメントするばかりでなく、部分的に私が実演していった。このグループにも、前回、助詞の「は」と「が」について、基本的な解説をしてある。しかし、単に解説を聴くだけでは、なかなか具体的な理解は得られない。やはり、少々オーバー気味にやってみせないと、今ひとつピンとこないようなのである。
 今回、驚いたことが2つあった。
 1つは、これまでなかなか読むような語り口から抜け出られなかった会員が、かなり滑らかな語るような語り口に近づいてきたことである。そのもっとも重要なポイントは、主語につく助詞の「は」と「が」の後で、従来のように切って朗読せずに、比較的滑らかに続けて朗読するようになったことである。前回と今回のレッスンで、主語につく助詞の「は」と「が」について解説&実演したことの、ひとつの成果ではないかと思う。
 もう1つは、6月から新たに入会してきた会員が、高く(上に)出る語り口や、高止めて次を盛り上げるように読み継いでいく語り口など、語りかけるような語り口の基本部分を、ほぼその通りに実現している朗読をしたことである。
 この会員は、朗読の経験がかなりあるということなので、特例として、朗読ステップ5からの入会を認めたのである。本当は、昨年末あたりに入会を申し込んできていたのだが、朗読ステップ4修了記念の朗読発表会が終わるまで、入会を待ってもらっていた。入会を待ってもらう替りに、これも特例なのだが、待ってもらう期間のレッスンは自由に見学してもよい、ということにした。そればかりではなく、5月にやった朗読ステップ4修了記念の朗読発表会のときには、蔭マイクの役も引き受けてもらったのである。この会員は、毎回というわけではなかったが、かなり熱心に、朗読発表会向けの台本のレッスンを見学していた。
 6月の2回のレッスンは、私がレッスン台本「小さき者へ」の作品解説をすることが主だったので、あまり目立たなかったが、今回、1人1人の朗読表現をかなり丁寧に指導する段になって、この会員が語りかけるような語り口の基本を、かなりの程度、実現し得ていることに気づいたのである。
 本人の言によると、レッスンを見学しているときは、ただ一所懸命に聴いているだけなのだが、それがとても参考になったそうである。6月から、いざ、自分も会員のひとりとして朗読するようになると、自分の順番が近づいてくるにしたがって心臓がドキドキしてきて、他の会員の朗読やそれに対する私のコメントやダメ出しに集中できなくなってしまう。見学しているときは、自分の番が回ってくる心配がないので、今以上にレッスンに集中でき、その内容を理解することができたそうである。
 う~ん、そういうことがあるんだ。そうならば、順番に、ただ他の会員の朗読を聴くだけの日というようなものを設けた方が良いのではないか。そう思って、他の会員の皆さんに、冗談混じりにそのことを提案してみた。残念ながら、これについては、あまり積極的な賛同は得られなかった。

○11月末「東百道・講演と朗読の会」の準備

 11月29日(月)に、千代田区立内幸町ホールで、第3回「東百道・講演と朗読の会」を開催する。
 前回までは、会場を八千代市勝田台文化センター・ホールにしていたので、ほとんどの準備を私自身でやることができた。もっとも重要なPRについても、八千代市の市報には私自身が投稿することができたし、八千代市や千葉市を中心としたサークルの会員の皆さんに口コミのPRをお願いすることもできた。
 しかし、今回は、会場を東京に移したので、前2回ほどは、私自身も、また、八千代市や千葉市を中心としたサークルの会員の皆さんにも、いろいろとお願いすることができない。
 そこで、会場と同じ東京都心に拠点をおく品川朗読サークル「あやの会」に、前2回以上に、いろいろとお願いしなければならないと思っている。
 昨日(7月13日)は、レッスンが終わった後の午後の時間帯に、品川朗読サークル「あやの会」は会員の皆さんが会員総会を開くという。そこで、レッスンが終わった後、会員総会が始まる前の時間をもらって、11月29日開催の「東百道・講演と朗読の会」の概要説明とそれに対する協力依頼を行なった。
 最終的には、会員総会の結果を待たなければならないが、そのときの雰囲気では、品川朗読サークル「あやの会」の皆さんに、快く積極的に協力していただけそうな気がしている。

○朗読漫画『花もて語れ』第5話の「ネーム」チェック

 昨日(7月13日)の12時20分に、JR総武・横須賀線の西大井駅に近くで、小学館の『月刊スピリッツ』の担当編集者と待ち合わせ、朗読漫画『花もて語れ』第5話の「ネーム」のチェックを行なった。そのときに、今月7月末に発売の『月刊!スピリッツ』9月号に掲載され第4話の最終ゲラ(コピー)も見せてもらったが、これもなかなかの出来であった。何だか、ドンドンと調子が出てきているようである。1つ1つの作画に、作家の乗ってきている気持がこもっているように感じられる。
分の「ネーム」チェックをした。
 今回は、さらに、次に取り上げる作品、さらに、その次に取り上げる作品についての相談があった。信義上、その内容についてはくわしく記せないが、毎月の連載ともなると、このように先手先手で検討していく必要性が、直に伝わってくる。漫画家も編集者も真剣勝負なんだ、ということがよく理解できた。

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