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05館長の朗読日記 510

館長の朗読日記 510  (戦後65年08月20日 新規)


○八千代「花ことば」の朗読レッスン

 昨日(8月19日)の午後6時00分から、八千代朗読サークル「花ことば」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ6の9回目、レッスン台本・山本周五郎原作「鼓くらべ」の3回目である。

 今回は、レッスン台本「鼓くらべ」の前半部分について、1人1ページ弱づつ朗読してもらいながら、私からダメ出しとコメントを行なっていった。

 この「鼓くらべ」は、山本周五郎らしく、いろいろと表現上の工夫がこらされていて、朗読表現的な点からみてもかなり面白い作品である。特に「地の文」と「セリフ」の掛け合いのところに、隠し味的な工夫がこらされていて、今回もレッスンをしながら新たな発見があった。

 朗読ステップ6に入ってからの新規会員は3人いるが、特に、最近入会した若い会員は、今回が実質的に初レッスンであった。高校時代に演劇経験があるというだけあって、かなりしっかりとした音声言語表現であった。特に「セリフ」表現にメリハリが効いていた。4月に入会してきた会員は、すでに長足の進歩をとげている。「セリフ」表現もらしくなってきたが、何よりも「地の文」の表現が柔らかくなってきた。もう一人の会員は、今回は欠席であった。

 他方、先輩会員の朗読表現の方には、やはり、5年間のレッスンの積み重ねといったものが感じられる。何よりも、自分なりのイメージや心情を表現しようという、表現意図が感じ取れる。つまり、目の前の文章を「読む」ということから、自分なりの作品世界を「表現する」という朗読に変りつつあるのだ。これは、朗読テクニックの問題もあるけれど、やはり朗読経験の積み重ねによるところが大きいと思われる。

 今回は、レッスンの始まる前に、来年4月から始まる第2期レッスンに移行する問題について、資料をもとに、私からかなりくわしい説明を行なった。第2期ステップ1の具体的なレッスン計画や、新規会員を募集するための入門教室の実施要領についても、かなり具体的に説明した。

 会員の皆さんからもいろいろの意見が出された。会場を借りる都合上、1月開催が望ましいこと。入会希望者が多すぎた場合の対応の仕方、などなど。

 また、このグループから、朗読漫画『花もて語れ』の予約キャンペーンを始めた。最新号の『月刊!スピリッツ』を回覧し、東京新聞の記事のコピーを配布し、朗読漫画『花もて語れ』の意義と素晴らしさを強調した。このグループを皮切りに、順次、全サークルにこの予約キャンペーンを行なっていくつもりである。

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