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05館長の朗読日記 534

館長の朗読日記 534  (戦後65年09月24日 新規)



○千葉「わかば」の朗読レッスン

 昨日(9月23日)の午後1時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ5の13回目、今回から、来年の朗読発表会に上演するレッスン台本・深沢七郎原作「楢山節考」のレッスンに入った。すなわち、今回は深沢七郎原作「楢山節考」のレッスンの1回目である。

 この台本は2部構成とした。朗読時間は全部で約120分。1部と2部が各々60分前後である。今回は、素読みということで、全員で1部を読み継いでもらった。

 素読みを聴いていると、会員の皆さんが地力をつけてきたことがよく分かる。語り口と声出しが、実にしっかりしている。やはり、5年近くのレッスンは伊達ではない。

 ただし、今回はまだ素読みということであるせいか、全体に少し読み急いでいた。文字面を眼で追っているような朗読というか。これでは、聴き手が十分なイメージをつくれない。

 特に「地の文」の朗読をもっとクッキリと変化をつけながら表現していかなければ、聴き手は最後まで朗読に集中して聴いてくれない。

 朗読発表会の台本は、その半分を素読みするだけで1時間前後かかってしまう。したがって、その部分の全体を文章にそって朗読指導することは到底できない。

 そこで、1人につき1頁くらいづつ直接指導し、他の部分は自分で考えて、自宅で練習してもらうことになる。自分で考えて、自分で練習することがきわめて大切なのである。

 元々、レッスンは練習の場ではない。自宅練習の成果を披露して、指導者にチェックしてもらう場であり、指導者や他の会員の朗読から学ぶ場である。

 ところで、今回の台本には、ところどころ唄が入る。歌詞はいろいろと違っているが、唄の旋律は2種類だけである。これは原作者の深沢七郎が作曲したという。

 この唄については、会員の皆さんが自主的に映画『楢山節考』のDVDを視聴するなどして、自習してもらうことにしている。今の私には、歌唱指導までする余裕はないからである。

 今後は、1部と2部を2回のレッスンでこなしていく。2回のレッスンを1クールとして、3クール(6回のレッスン)を通常のレッスン時間(毎回約2時間)で行なう。

 その後、1日がかりの立ち稽古で、全体の通し稽古を行なう。さらに、本番と同じ会場&舞台で1日がかりの舞台リハーサルを行なう。そして、朗読発表会の本番に臨んでいくわけである。



○八千代「花ことば」の朗読レッスンは他日にスライド

 本来なら、昨日(9月23日)の午後6時00分から、八千代朗読サークル「花ことば」の朗読レッスンを行なうことになっている。

 しかし、昨日は祝日(秋分の日)だったので、会員の皆さんの要望により、レッスンを1週間スライドして、9月30日(第5木曜日)に行なうことに変更した。



○「暑さ寒さも彼岸まで」でいよいよ「本番モードに突入」

 そういうわけで、昨日は、実は、秋分の日(お彼岸)だった。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」というように云われている。昨日は、まさにこの言葉どおりに、急に涼しくなった。涼しいというより、むしろ寒いという感じさえした。

 こうなると、いままで猛暑でオーバー・ヒート気味だった私の頭も、いくらかは回転するようになってきた。さっそく、昨日と今日とで11月に開催する「東百道・講演と朗読の会」第3回のプログラム(兼講演資料)の版下作成にとりかかった。

 ただし、プログラムの表紙は、最終的に池田憲昭さんにデザインしてもらうことになっている。それができれば、プログラムの版下は完了である。

 その版下を使って自宅のプリンターで印刷するのだが、印刷部数は観客の数を目安に決定する。前売りチケットの売れ具合をジックリと見定めて、本番の数日前に必要最小限の部数だけを印刷するのである。

 お彼岸入りと共に、いよいよ「東百道・講演と朗読の会」も、本番モードに突入である。まあ、こう書くと威勢がいいが、別の云い方をすると、涼しくなったので、ようやくやる気が出てきただけ、ということなのである。

 このように、同じことでも云い方によってえらく印象が違ってくる。たとえば「生涯現役」も「死ぬまで働く」も内容的には同じである。しかし、同じではあっても、この場合は「生涯現役」の方が格段に良く聴こえる。

 そういうわけで、今回は、やはり「暑さ寒さも彼岸まで」でいよいよ「本番モードに突入」と云っておくことにしよう。

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