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05館長の朗読日記 520

館長の朗読日記 520  (戦後65年9月03日 新規)


○船橋「はなみずき」の朗読レッスン

 昨日(9月02日)の午後3時から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ5の8回目、朗読レッスン台本・山本周五郎原作「蜜柑畑」の2回目である。

 レッスンに入る前に、朗読漫画『花もて語れ』のPRをした。そして、チラシ替わりに東京新聞の記事をコピーしたものを配った。その結果、会員の皆さんは全員が購入予約をしてくださった。なかには1人で2册も注文してくださる会員もいた。ありがたいことである。

 朗読レッスンの方は、「蜜柑畑」の後半について朗読的な解説した。このグループは朗読ステップ5の段階であるから、作品世界の認識イメージをどうつくるか、という問題よりも、その認識イメージを朗読表現するためにどのような表現イメージをつくるべきか、という問題に重点をおいて解説していった。

 会員の皆さんには、1人1頁弱づつ素読みしてもらった。さすがに朗読ステップ5の段階になると、素読みといっても単なる素読みではない。すでに、ある程度の心情表現が出来ている。次回から、本格的な朗読表現のレッスン(ダメ出しとコメント)に入っていく。

 レッスンの最後に、来年4月に予定している朗読発表会の原作選定について、最終的な打合せを行なった。その結果、谷崎潤一郎原作『春琴抄』をやることになった。これは一種の挑戦であることを、会員の皆さんは十分自覚しているようであった。

 私としても、この谷崎潤一郎原作『春琴抄』の台本化、そして、その台本の朗読始動&演出は、一種の挑戦である。朗読発表会の出来栄えは、果たしてどうなるか分らないが、こういう作品に挑戦することは、それ自体で意味があると思っている。


○習志野「茜」の朗読レッスン

 昨日(9月02日)の午後6時30分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ3の2回目、朗読レッスン台本・三浦哲郎原作「忍ぶ川」の2回目である。

 レッスンに入る前に、来年の朗読発表会で上演する梯久美子原作『散るぞ悲しき』のための参考資料として、数年前に八千代朗読サークル「みちの会」と「ことのは」が合同で開催した朗読発表会『散るぞ悲しき』のプログラムを全員に配布した。

 さらに、朗読漫画『花もて語れ』のPRと、チラシ替わりに東京新聞の記事をコピーしたものを配布した。会員の皆さんは、前向きに検討していただける雰囲気であった。

 それから、会員の1人が、現在レッスンしている「忍ぶ川」の原作者・三浦哲郎の訃報記事のコピーを全員に配布してくださった。そうして、全員で、三浦哲郎の逝去を悼んだのである。

 今回の朗読レッスンは、その三浦哲郎の『忍ぶ川』の台本の後半部分について、会員の皆さんの素読と、その部分に対する私の朗読的解説を、順々に行なっていった。

 このサークルは現在、朗読ステップ3の段階であるから、主に「地の文」の読み方について解説していった。「地の文」の朗読表現でもっとも大切なのは、視点(と心情)の転換であることを力説した。

 その他には、場面を生き生きとイメージすること、そして、その場面のイメージを朗読表現していくためには、文と文のつながりを意識して朗読することが大切であることを力説した。

 会員の皆さんが静かにしているので、思わず「皆さん、私の言っていることが分りますか?」と確認してしまった。皆さんからは「分ります」というお返事があった。

 しかし、皆さんは、分るけれども、なかなかそうは出来ないよ、というような顔つきをしていた。それはそうである。これまでの経験によれば、それが本当にできるには、朗読ステップ6までかかるのだから。今は、とりあえず、私の言うことを理解してもらうだけで良いのである。

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