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05館長の朗読日記 550

館長の朗読日記 550   (戦後65年10月18日 新規)



○まだ風邪が抜け切っていない

 風邪の兆候が出始めてから1週間たった。一時は38度近くの熱が出て、かなり本格的に風邪をひき込んでしまった。熱そのものは2日ほどでひいたが、痰がからまって、それがときどき咳を誘発するなどの喉における違和感、および、身体全体の倦怠感など、風邪の症状はまだ完全には抜け切っていない。

 私はもともと頑健な体質ではないから、これまでもチョコチョコと風邪をひいてきている。しかも、一旦、風邪をひくと簡単には治らず、けっこう長くひきずる方であった。それでも、近年はあまり風邪をひかなくなった。今回の風邪は、おそらく数年振りではないだろうか。

 しかし、一旦、風邪をひくと簡単には治らず、けっこう長くひきずる、という傾向はいまだに変わっていない。それに、くやしいことには、年齢による衰えも自覚せざるをえない。いろいろな点で、心身ともに無理の効かない、無理をしてはいけない状況になってきている。


○こういう時に念頭に思い浮かぶのは

 こういう時、私の念頭に思い浮かぶのは、私の朗読の先達の一人である河野司先生のことである。河野先生は、山梨県における今日の朗読の隆盛をもたらした最大の功労者であったが、その過密スケジュールが数年前の不慮の事故と逝去という悲しい出来事に結びついてしまった、という可能性は否定できないように思われる。

 河野先生は、自分が主宰する朗読グループの朗読指導や朗読公演を精力的に遂行しただけでなく、山梨県や甲府市の行政機関などとも連携した公的な朗読活動にも主導的な役割を果たしていた。その他にも、いろいろなところから朗読指導や朗読上演を依頼され、スケジュールはいつも目一杯の状態であったようである。

 私の場合は、幸か不幸か、そういういわゆる売れっ子ではないから、過密スケジュールということはない。さらに、私の朗読活動(朗読指導や朗読公演など)は、そのほとんどが自前(自作自演)であるから、今のところは、スケジュール自体を自分でコントロールすることができている。

 それが、外部からの依頼にもとづく朗読活動が主である場合には、そのコントロールが徐々に効かなくなり、ついついスケジュールに追われることになってしまう恐れがある。私のように自前(自作自演)の朗読活動が大部分である場合でさえ、ときどきハッとしてブレーキを踏むことがこれまでにも何度かあったほどである。


○今後を見越していろいろなことをボンヤリと考えている

 私が朗読指導している朗読サークルも、年数が経過し、朗読のレベルが上がっていくと、それぞれが自立的な活動を展開していくようになる。それが完全に自立的ならば問題はないのだが、中途半端に自立的である場合には、いきおい私もかかわらざるを得なくなる。ついつい、ある程度のフォローをしなければならなくなってくる。

 これは、私のスケジュールを自分でコントロールできなくさせる一つの要因になってしまう可能性がある。こういうことは、先手先手に対応策を講じて、前向きな方向で解決を図っていくべきだと考えている。これは、基本的には、各朗読サークルの自立度を高める方向で対策を練っていく、ということである。

 また、私のようなものでも、長く続けていれば、徐々に外部からの依頼にもとづく朗読活動も増えてくる可能性がないとはいえない。現に、朗読漫画『花もて語れ』に対する「朗読協力&朗読原案」の取り組みなどは、その一つの現われといえる。芸人(人間)というものは、お座敷がかかれば、嬉しくなってついつい無理をしがちになってしまうようである。

 また、朗読活動とは別に、私が自分で取り組むべきと考えている別途のライフワークがいくつかある。そのための時間もしっかりと確保しておかなければならない。風邪が抜け切らない昨今、寝床に横になってウツラウツラしながら、今後のことを見越しつつ(獲らぬ狸の皮算用をしつつ)、そんなことをいろいろボンヤリと考えたりしているのである。

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