« 05館長の朗読日記 563 | トップページ | 05館長の朗読日記 565 »

05館長の朗読日記 564

館長の朗読日記 564  (戦後65年11月12日 新規)



○千葉「わかば」の朗読レッスン

 昨日(11月11日)の午後1時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ5の16回目、朗読発表会向けのレッスン台本・深沢七郎原作「楢山節考」の4回目のレッスンである。

 この台本は2部構成であるから、1回のレッスンで台本の2分の1づつやることにしている。今回は4回目であるから、台本の第2部、すなわち後半部分のレッスンを行なった。つまり、第2クールの後半ということになる。

 前回は、前半部分をかなり丁寧に指導していったところ、前半部分の前半分のところしかレッスンできなかった。今回は、その反省の上に立って、かなり指導のポイントを絞り込んでレッスンしていった。

 その結果、後半部分の全体を一通りさらうことができた。一つには、第2クールの2回目ともなると、会員の皆さんも朗読表現を徐々に仕上げてきている、という事情も幸いした。ダメ出しのポイントが絞りやすくなったのである。

 この深沢七郎原作「楢山節考」は、特にその後半部分は、臨場感のある朗読表現をすると、まさに鬼気迫るイメージを聴き手の頭と心の中に喚起せしめることができる。本番までにそこまで仕上がるかが勝負である。

 そういう臨場感のある朗読表現をするためには、どうしても「語りかける語り口」が必要不可欠となる。何とか「語る語り口」までは出来ているし、心情表現もかなりの線まで出来ているが、まだ「語りかける語り口」ができていない。

 そこを何とか突破してもらおうと、指導する私も一所懸命なのだが、なかなかその一線が突破できないようなのである。全く、普段の日常会話の語り口を朗読の場で発揮させることが、こんなにむずかしいとは思わなかった。

 

○八千代「花ことば」の朗読レッスン

 昨日(11月11日)の午後6時00分から、八千代朗読サークル「花ことば」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ6の14回目、朗読発表会に向けた朗読レッスンの2回目である。

 今度の朗読発表会は1人1作品形式で行なうから、一人ひとり台本が異なる。1作品の朗読時間を15分以内とし、毎回のレッスンでそれぞれ3分の1づつレッスンしていくことにした。つまり、3回で1クールとしたのである。

 朗読表現のレベルを上げるためには、先ず、自分の耳のレベルを上げなければならない。他人の朗読を聴き分けることは、ある程度やっていくと出来てくるのだが、自分の朗読についてはそれがなかなかむずかしいようである。

 場合によっては、自分の声の高低すら聴き分けることができないようである。これでは、自分の声出しをコントロールすることなど出来はしない。自分の耳のレベルを引き上げるためには、地道な朗読練習を重ねていくしか道はない。

 また、自分の耳のレベルが上がってくると、私のダメ出しにすぐ対応できるようになる。何度も同じダメ出しを受けながら、なかなか的確に修正できないのは、まだまだ耳のレベルが上がっていないことの反映である。

 今回の台本は、レッスンを始めてからまだ2回目であるから、まだまだ読み込みが足りないという事情もある。また、第1クールが一通り終わるまでは、作品世界のイメージづくりも今ひとつピンときていないという事情もある。

 今度の朗読発表会は、朗読ステップ6の修了記念である。何とかそれにふさわしい朗読表現に仕上げていってもらいたい。また、3人の新規会員にとっては初めての朗読発表会となるが、この3人にもぜひ頑張ってもらいたい。

|

« 05館長の朗読日記 563 | トップページ | 05館長の朗読日記 565 »

05館長の朗読日記(戦後65年/西暦2010年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 05館長の朗読日記 563 | トップページ | 05館長の朗読日記 565 »