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05館長の朗読日記 583

館長の朗読日記 583  (戦後65年12月17日 新規)


○船橋「はなみずき」の朗読レッスン

 昨日(12月16日)の午後3時から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ5の14回目、朗読発表会『春琴抄』に向けた朗読レッスンの2回目である。この台本は2部構成となっているので、今回はその第2部のレッスンを行なった。

 この台本の通常のレッスンは6回を予定している。第1部と第2部を順に繰り返し、2回で1クールとし、全部で3クールの練習を行なう。その後は、立ち稽古、舞台リハーサル、本番、という具合に続いていく。『春琴抄』は用語や文体がむずかしいから、1クール目は読み方の確認が主となる。

 用語や文体がむずかしいからこそ、朗読者は自家薬籠中の物のように「語りかける語り口」で朗読しなければならない。こういう用語や文体をたどたどしく読まれたら、長時間(約2時間)聴かされる方はたまったものではない。この冬休みを、十分に練習する絶好のチャンスだと考えて欲しい。


○習志野「茜」の朗読レッスン

 昨日(12月16日)の午後6時30分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。今回は、朗読ステップ3の8回目、芥川龍之介原作「トロッコ」の2回目である。前回は前半の素読みと朗読的な解説を行なったので、今回は後半の素読みと朗読的な解説を行なった。

 この「トロッコ」の朗読的な解説は、拙著『朗読の理論』の中にくわしく記してある。この本を出版する前は、レッスンの場でかなり丁寧に解説していたのだが、出版後の今回は、本の記述とダブるので、ある程度は省略した。「茜」の会員の皆さんは、拙著の該当部分をキチンと読んで欲しい。

 解説が一通り終わった後で、1人1人に1ページくらいづつ朗読してもらって、私から簡単なダメ出しや追加的な解説を行なった。これは、前回と同じである。全体的に、まだまだ「語りかける語り口」ができていない。まあ、今の段階(朗読ステップ3)では、これはまだ無理なのかも知れないが。


○今年の朗読レッスンは総て終了した

 実は、今回の船橋朗読サークル「はなみずき」と習志野朗読サークル「茜」のレッスンは、10月21日(木)のレッスンをスライドしたものである。第3回「東百道・講演と朗読の会」に関する会場スタッフとの打合せ日が、会場側の都合で、このレッスンと重なってしまった。

 そこで、やむを得ず、本来は10月21日(木)に行なうべき朗読レッスンを、昨日(12月16日)にスライドしてもらった。そういうわけで、他のサークルのレッスンは12月は1回なのだが、船橋朗読サークル「はなみずき」と習志野朗読サークル「茜」だけは2回やったのである。

 とにもかくにも、今回で今年の朗読レッスンは総て終了した。何となくホッとし、かすかな解放感さえ湧き上がって来る。同時に、今年もついに終わりか、という寂しさも押し寄せて来る。まさに、年の暮れを実感する瞬間である。朗読サークルの会員の皆さん、どうぞ良いお年を!!!

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