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02過去のイベント記録/戦後65年(2010年)後期

過去のイベント記録/戦後65年(2010年)後期

            (戦後65年07月13日 新規)
            (戦後65年12月27日 更新)







【過去のカレンダー】


●戦後65年(2010年)後期


12月27日(月)朗読漫画『花もて語れ』第8話掲載
 /小学館『月刊!スピリッツ』2月号

11月29日(月)第3回「東百道・講演と朗読の会」
        芥川龍之介の文学とその軌跡(初期)
        ——初期の作品における三つの世界——
 /感動をつくる・日本朗読館

11月13日(土)品川朗読交流会 Vol.4
  /品川「あやの会」など4グループ共催

10月30日(土)朗読「ホタル帰る」ミニ再演 
 /品川朗読サークル「あやの会」有志

10月29日(金)千葉朗読サークル「風」朗読発表会
 /千葉「風」(朗読ステップ6修了記念)

10月27日(水)朗読漫画『花もて語れ』第7話掲載
 /小学館『月刊!スピリッツ』12月号

10月03日(日)八千代台公民館まつり・公民館祭り
  /八千代「新・みちの会」出演

9月30日(木)朗読漫画『花もて語れ』単行本第1巻発売
 /小学館

9月27日(月)第5回「小さな朗読館・やちよ」
  /八千代「新・みちの会」

9月27日(月)朗読漫画『花もて語れ』第6話掲載
  /小学館『月刊!スピリッツ』11月号

8月27日(金)朗読漫画『花もて語れ』第5話掲載
  /小学館『月刊!スピリッツ』10月号

8月21日(土)「戦争を読む」朗読の会
  /にじの会

7月31日(土)朗読おさらい会
  /習志野「茜」(朗読ステップ2修了記念)

7月27日(火)朗読漫画『花もて語れ』第4話掲載
  /小学館『月刊!スピリッツ』9月号

7月10日(土)品川朗読交流会 Vol.3
  /品川「あやの会」など3グループ共催

7月07日(水)朗読発表会『忍ぶ川』
   /三鷹「さつきの会」(朗読ステップ6修了記念)

7月05日(月)朗読『ホタル帰る』のミニ再演
   /品川「あやの会」/「歴史と文学を語る会」



【くわしい内容】


●戦後65年(2010年)後期


朗読漫画『花もて語れ』第8話

〔発行日〕戦後65年(2010年)12月27日(月)

〔掲載誌〕『月刊スピリッツ』(2010年2月号/小学館)

〔標 題〕第8「ぼろぼろな駝鳥」

〔内 容〕

 ゴールデン・ウィークも間近になったある日に、
 佐倉ハナのところに叔母さんから温泉宿泊券が、
 友達でも誘っていきなさいと2枚送られてきた。

 佐倉ハナは藤色きなり先生の朗読教室に入会し、
 直後に佐佐木満里子も入会して共に学ぶことに、
 東京で温泉に誘えるほど親しい人は満里子だけ。

 オズオズと誘ったところ満里子は大喜びでOK、
 温泉街に着いて大はしゃぎで街並を歩く満里子、
 引き籠っていた5年の時を取り戻すかのように。

 若い泊まり客たちにカラオケに誘われた二人は、
 朗読をバカにして無関心な若い泊まり客たちに、
 「ぼろぼろな駝鳥」の朗読を聴かせ驚愕させる。

 度肝を抜かれビックリしている連中を後に残し、
 さっさとカラオケ室を後にした二人は大笑いし、
 互いの絆の強まりを自覚し思わず手を握り合う。

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)

〔取材協力〕NPO日本朗読文化協会
        (理事長・城所ひとみ)

〔参考文献〕『朗読の理論』(東百道著・木鶏社)

〔担当編集者〕高島雅

〔定 価〕550円


第3回「東百道・講演と朗読の会」
   芥川龍之介の文学とその軌跡(初期)
   ——初期の作品における三つの世界——

〔日時〕2010年11月29日(月)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千代田区立内幸町ホール

〔交通〕
○JR新橋駅(日比谷口)より徒歩4分(広場より階段を下りる)
○都営浅草線、銀座線:新橋駅7番出口に向かい内幸町地下通路(E方面)より徒歩5分
○都営三田線:内幸町駅A−5番出口より徒歩5分(広場より階段を下りる)
【注意】専用駐車場はありません。お車の方は新幸橋ビルなど周辺の有料駐車場をご利用ください

〔講演&朗読〕東 百道

〔朗読する作品〕一部変更する場合もあります
「羅生門」「父」の全篇
「老人」「ひょっとこ」「鼻」「芋粥」「大道寺信輔の半生」の一部

〔主催〕感動をつくる・日本朗読館

〔参加〕予約チケット券/2000円(完全予約制/全席自由/183席限定)

《館長メモ》

○多くの皆さんのご協力をいただいた

 今回は、会場を、従来の八千代市の勝田台文化センターから東京の内幸町ホールに移した。これまでのいわゆる地元の利がなくなるので、会場に近い品川朗読サークル「あやの会」にご支援をお願いした。

 品川朗読サークル「あやの会」は、会員の皆さんがそれぞれ役割を決めて、全面的に支援してくださった。もちろん、事前のチケット販売の面でも多大なご支援をいただいた。

 本番当日には、蔭マイクや舞台周りの連絡、および、受付や看板の制作&設置、あるいは、来場者の案内などを担ってくださった会員の皆さんには、朝早くから会場に詰めていただいた。

 また、イラストレーターの池田憲昭さんには、チラシやプログラムのイラストやデザインをお願いした。また、池田さんの絵画を会場ロビーに展示して会場の雰囲気を盛り上げていただいた。

 もちろん、八千代市、千葉市、船橋市、習志野市の朗読サークルの皆さんにも、大きなご支援をいただいた。今回の催しは、多くの方々のご支援によって初めて開催することができたのである。

○観客数はだいたい130名くらいであった

 会場の客席数は183席。実際の来場者数は、プログラムの配布数から推算すると約130人。客席数の7割程度の入りであったが、会場の雰囲気としてはまあまあ盛況といった感じであった。

 今回も、茨城県や山梨県など遠くから来て下さった方々がいた。特に、今回は高知県から聴きに来てくださった方がいた。過去に大阪府からという例はあったが、高知県はその上をいく。

 このように遠くからわざわざ聴きに来ていただいたことは、ありがたく、嬉しく、感謝しきりであるが、同時に大きな責任をも感じる。これは、下手な講演や朗読はできないな、と。

○講演の内容や朗読の出来栄について

 講演の方は、一年かけて準備した内容が7割、直前の1ヵ月で新たに発見したり考察したりした内容が3割という感じで、両方をこきまぜたものだが、自分ではほぼ満足できる話しができた。

 しかし、朗読の方は、いささか不本意な出来であった。講演の関係でいくつもの作品を抜粋して朗読したこともあって、少しトチったりや読み間違いをしてしまったようである。

 また、講演の中に朗読をこまめに織り込んでみたのだが、そのために朗読の方の印象が多少薄れがちになってしまったようである。今後、構成の面でも工夫の余地がありそうである。

 講演は講演、朗読は朗読、というように截然と区分する構成の方が良いとの意見もあった。この点は、なかなかむずかしいが、次回に向けてもう少し考えてみようと思っている。



品川朗読交流会 Vol.4

〔日時〕戦後65年(2010年)11月13日(土)
     開場13時00分 開演13時20分

〔会場〕荏原第五区民集会所・第1集会室

〔プログラム〕

★サークルこだま
「傷ついた茄子」向田邦子原作/芝則子
「とうげの茶屋」小川未明原作/小田敬子

★朗読の会「宙」
「れいぞうこのなつやすみ(抜粋)」村上しいこ原作
 /渡邊秀子/大嶋功/川口加代子/安藤恵美子/石澤みどり
「山鳥」夏目漱石原作/大嶋功

★「朗読塾LIVE」
「ソメコとオニ」斎藤隆介原作/三橋純菜
「十三夜」藤沢周平原作/小日向悦子

★品川朗読サークル「あやの会」
「網走まで」志賀直哉原作/山崎光世
「魚の目は泪」向田邦子原作/
「雪の夜の話」太宰治原作/山本扶美子

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」/サークル「こだま」
    /朗読の会「宙」/「朗読塾LIVE」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長メモ》

 タイプの違う複数の朗読グループが、定期的に交流会を継続することは、かなりむづかしい。しかし、この「品川朗読交流会」は今回でほぼ1年、年3回開催という当初の目的を達し、今回で第4回目を迎えた。これだけでも大したものである。

 参加者の都合で、毎回、土曜日に開催される。私は、土曜日は他の朗読レッスンで都合が悪い。そこで、渡し自身は、この交流会には一度も参加していないのだが、それが却って良いのかもしれない。この交流会が末永く続くためにも、当面は、遠くから見守っていることにしよう。



朗読『ホタル帰る』ミニ再演(ボランティア) 

〔日時〕戦後65年(2010年)10月30日(土)
     開演13時30分

〔会場〕品川区立八潮在宅サービスセンター

〔出演〕
 赤塚弘子、白澤節子、佐藤えつ子、山本淑子、渡辺芳枝
 (品川朗読サークル「あやの会」会員有志5人)

〔渉外&司会〕山本扶美子
 (品川朗読サークル「あやの会」会員)

〔朗読指導・演出〕 東 百道

《館長メモ》

 今回のボランティア朗読は、私が朗読指導している朗読サークルとして初めての上演であった。この朗読『ホタル帰る』は、昨年5月に品川朗読サークル「あやの会」が朗読発表会で上演した台本(上演時間120分)を、50分上演用に短縮したものを上演した。

 聴いて下さったのは、在宅のまま定期的にこのサービスセンターに通ってくる約20人のご老人方である。全員が戦時体験者であるせいか、神風特攻隊の悲劇がテーマの『ホタル帰る』を、お年からしてお疲れになるはずの50分という長時間にかかわらず、最後まで集中して聴いてくださった。

 出演した5人の会員有志の朗読も、堂々としていてなかなかの出来栄であった。観客と同じ高さの床面で、約20人の観客をすぐ目の前にして朗読したのだが、こういう形の朗読上演がもっとも緊張する。しかし、出演者は、その緊張感を朗読表現における緊迫感の方にうまく転化していた。

 戦争当時のことを思い出されたのか、感動のあまり泣き出してしまわれた方が何人かいらっしゃった。また、朗読の中で「同期の桜」を歌うところでは、かなりの方々が声を合わせてこの歌を一緒に唱和してくださった。この思わぬハプニングに、出演者など私たちの方が大いに感激してしまった。

 今回は、ちょうど台風14号が関東地方に接近する直前と重なってしまったので、終日、雨に降られてしまった。音響(音声&バック音楽)関係の機材を車に積んで、八千代市から品川区の会場まで運転していったのだが、無事に着くかが心配だった。

 かなり時間的な余裕をもって自宅を出発したので、会場には開演の1時間ちょっと前に着いたのだが、初めてのことなのでいろいろと手間取ったり、想定外の用事が出てきたりして、時間的にはちょうど良かったという結果になった。こういうことは、今後の良き教訓となった。



千葉朗読サークル「風」朗読発表会

〔日時〕戦後65年(2010年)10月29日(金)
     開場13時00分 開演13時30分
〔会場〕千葉市ハーモニープラザ
     女性センター(3階)イベントホール

〔プログラム〕

「蜜 柑」芥川龍之介原作 柴田咲知子/佐々木祐司
「狐」菊池寛原作           大方 和代
「猟 銃」井上靖原作         藤田多恵子
「この手のひらほどの倖せ」布施明原作 大島 範子
「かわうそ」向田邦子原作       内嶋きみ江
       <休 憩>
「ねこ」「客ぎらひ」谷崎潤一郎原作   村井とし子
「六本指の手ぶくろ」立原えりか原作  助川 由利
「朝」太宰治原作           内田 升子
「富士を見て」阿久悠原作       吉永裕恵子
「寒い母」斎藤隆介原作        吉田 光子

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料(全席自由/200席限定)

《館長メモ》

 今回の朗読発表会は千葉朗読サークル「風」にとって、朗読ステップ6を修了する記念朗読会であった。私の朗読指導は、朗読ステップ1〜6で一通りの課程を総て終了する。したがって、今回の朗読発表会は私の朗読指導にとっても大きな一つの区切りである。

 そこで、その修了を記念する朗読発表会は、原則、1人1作品の朗読形式で行なうことにしている。ところが、これまで朗読ステップ6を終了した2つの先行サークルは、2サークルとも1人1作品の朗読形式ではなく、長い作品を全員で読み継ぐ朗読形式の朗読発表会を行なった。

 今回は、初めて、原則どおりに1人1作品の朗読形式で朗読発表会を行なったものである。

 その意味で、初めてづくしのところが多々あった。そのために、上手くいくかどうか心配な面もあったが、全体的にみて大過なくやり通すことができたのでホッとしている。

 特に、今回、初めて本格的な司会者をたてたが、なかなか良かったのではないかと思っている。

 また、初めての1人1作品の朗読形式での朗読発表会ということで、会員1人1人の朗読表現によって観客を最後まで舞台に集中させることができるのか、感動させることができるのか、いささか心配であった。

 しかも、今回は、バック音楽を一切使わず、ホリゾント照明も使わない。ステージの中央に置いた椅子に腰かけて、ただひたすら台本を朗読するだけの、ステージ朗読としてはもっともシンプルなやり方である。

 結果的には、途中での休憩時間(約15分)を含めて3時間弱の長い時間、観客はかなり舞台に集中していてくれたようであったし、ある程度は感動してくれたようであった。初めての本格的な1人1作品形式の朗読発表会としては、まあまあの成功であったと思う。

 出演者1人1人の朗読の出来栄もなかなか良かった。この本番での朗読は、各出演者がレッスン時の朗読練習や過去の朗読発表会での朗読上演でやったどの朗読表現よりも良く出来ていた。おそらく、各出演者がこれまでやった朗読の中では、最高の朗読表現だったのではないだろうか。

 各出演者も手応えを感じていたようである。来場者の感想もおおむね好評だったようである。特に、先行する朗読サークルの会員から褒められたといって、各出演者は大感激し、大喜びしていた。来場者数は、キチンと数えなかったが、大体150人くらい(客席数200席)であった。



朗読漫画『花もて語れ』第7話

〔発行日〕戦後65年(2010年)10月27日(水)

〔掲載誌〕『月刊スピリッツ』(2010年12月号/小学館)

〔標 題〕第7話「春と修羅」

〔内 容〕

 主人公・佐倉ハナの「やまなし」の朗読を聴き、
 ひきこもる心から自分を解放した佐佐木満里子。
 喫茶店でアルバイトを始めた満里子を心配して、

 ハナが入社した会社の大顧客会社の社長である、
 満里子の父親はハナに娘の様子を探るよう依頼。
 喫茶店の休憩時間に朗読のことを話し合う二人。
 お礼代わりに「春と修羅」を朗読する満里子は、
 独自の迫力ある「春と修羅」のイメージを表現。
 自分の朗読した「やまなし」で満里子が立直り、
 その満里子の朗読「春と修羅」に感動したハナ。
 ハナは「朗読だけは譲れない」自分を自覚する。

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)

〔取材協力〕NPO日本朗読文化協会
        (理事長・城所ひとみ)

〔参考文献〕『朗読の理論』(東百道著・木鶏社)

〔担当編集者〕高島雅

〔定 価〕550円

《館長メモ》

 今回で第1章「やまなし編」は完ということである。

 そして、11月27日発売の『月刊スピリッツ』(2011年1月号)は休載し、次の第2章は12月27日発売の『月刊スピリッツ』(2011年2月号)から連載を再開することになるという。

 この第2章でどういう文学作品が朗読されるのか、当然、私は知っているが、ここでそれを明らかにするのはエチケットに反するので記さない。

 今回、満里子がハナに朗読して聴かせた宮澤賢治の「春と修羅」の作品解釈は、私が8月にレクチャーした内容(朗読原案)に基づいているが、片山ユキヲさんの描いた作画の内容とイメージは実に素晴らしい。

 漫画の作画で、これだけハイレベルの内容とイメージを表現した例は、これまであまりなかったのではあるまいか。それほど、この作画は素晴らしく、また、迫力がある。

 私のレクチャーを聴いて、片山ユキヲさんが心底から湧き上がってきた創作意欲を吐き出すように、思わず「ヨシ!」と発声したときのその瞬間が思い出される。



八千代台公民館まつり・演技部発表会

〔日時〕2010年10月03日(日)
     (12時30分〜16時30分のうちの15分間)

〔会場〕八千代市八千代台文化センター・多目的ホール

〔演目〕斎藤隆介原作「モチモチの木」

〔出演〕大塚拓一、河西礼子
    (八千代朗読サークル「新・みちの会」の有志2人)

〔主催〕八千代台公民館・八千代台公民館サークル連絡会

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長メモ》

 いろいろな事情で出演者が変更になり、練習不足の状態で臨んだらしいが、その割にはまあまあの表現であった。

 最初は多少ざわめいていた会場が、朗読が進むうちに静まってきて、最後には会場の笑いをとるとこまでもっていった。

 まあ、伊達に朗読ステップ6を修了したわけではない、というところであろうか。



朗読漫画『花もて語れ』単行本(第1巻)発売

〔発行日〕戦後65年(2010年)9月30日(木)

〔出版社〕小学館

〔目 次〕

 【第0話】ブレーメンの音楽隊
 【第1話】静夜思
 【第2話】やまなし①
 【第3話】やまなし②
 【第4話】やまなし③

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)

〔カバー・デザイン〕黒木香+ベイブリッジ・スタジオ

〔単行本編集〕高島雅

〔定 価〕543円+税

《館長メモ》

 単行本の裏表紙に次のような言葉が記されてあった。

「声に出して本を読む。/それは、本が持つ本当の面白さと出会うこと。/声が小さな佐倉ハナが、「朗読」の大きな魅力と出会う。/癒し系で熱血な物語」

 この本は、この言葉どおりの素晴らしい朗読漫画である。

 また、今回の単行本は、何といっても装幀が素晴らしい。可愛くて、美しくて、上品なカバー・デザインである。

 できるだけ多数の日本人に読んでいただきたい朗読漫画である。



第5回「小さな朗読館・やちよ」

〔日時〕戦後65年(2010年)9月27日(月)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕八千代市緑が丘公民館・多目的ホール

〔プログラム〕

【第1部】
「魚の目は泪」向田邦子原作
 /増尾克子、冨田博子、市川すすむ、石田和美、松田洋子
「みのむし」三浦哲郎原作/内藤静枝
              <休 憩>
 【第2部】
「麦藁帽子」山本周五郎原作/誉田信子
「ギリシャ神話〜エロスとプシュケ〜」石井桃子編
            /吉崎瑠璃子
「眉墨」宮本輝原作/江本なつみ 

〔出演〕八千代朗読サークル「新・みちの会」より9名

〔朗読指導〕 東 百道

〔主催〕八千代朗読サークル「新・みちの会」

〔参加〕入場無料(全席自由/100席限定)

《館長メモ》

 今回は、4人の新規会員(第2期会員)がトップ・バッターで出演することになっていたので、いささか心配していた。4人が1つの作品(向田邦子原作『魚の目は泪』)を読み継いだのだが、4人とも実に堂々とした朗読ぶりで、その出来栄もなかなか良かったので安心した。

 先輩会員(第1期会員)たちは、1人1作品の朗読であったが、それぞれがさすがの朗読をしていた。朗読者が語る場面のイメージが、かなり鮮明に頭と心に浮かび上がってきた。それには、的確な「間」が取れてきたことが大きく効いている。今後の課題は「語りかける語り口」にさらに磨きをかけていくことであろうか。

 今回は、あいにく土砂降りの雨が一日中降り続いたため、来場者数はあまり伸びなかった。主催者側も、この事態を予想して、客席数を60席くらいに抑えて設営していた。それでも、この雨天の中を、40数名のお客さまが聴きにきて下さった。お蔭で、客席で聴いていた会員を合わせると、会場はほぼ満席に近い状態となった。

 そうはいっても、今後のことを考えた場合、一般の八千代市民に対してもっと積極的にPRする必要がある。いつまでも、他のサークル会員とか、出演者の知人友人とかの、いわゆる関係者に頼っていてはいけない。あらゆる手段を駆使して、一般市民に聴きにきていただけるように努力する必要がある。

 そのためには、朗読会の形式や内容にも工夫が必要である。今後は、一部に読み継ぎ形式を取り入れるとか、演目の内容や構成を見直すとか、グループとしていろいろ考えることが大切である。個々人の朗読の腕を上げるだけでなく、朗読サークル全体としての朗読会の企画&運営という面でも腕を上げていきたいものである。



朗読漫画『花もて語れ』第6話

〔発行日〕戦後65年(2010年)9月27日(月)

〔掲載誌〕『月刊スピリッツ』(2010年11月号/小学館)

〔標 題〕第6話「やまなし(5)」

〔内 容〕

 宮沢賢治作「やまなし」後半が朗読されていき、
 その内容に誘われ自分の過去を思い出す満里子。
 最愛の妹の病死と、自分の生き方に悩んだ日々。
 「やまなし」の蟹の父子の楽しげな言葉と行動。
 父親とのかつての楽しい日々を想い出す満里子。
 それは妹・絵里子の死の想い出から自立する心。


〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕東百道(日本朗読館)

〔取材協力〕NPO日本朗読文化協会
        (理事長・城所ひとみ)

〔参考文献〕『朗読の理論』(東百道著・木鶏社)

〔担当編集者〕高島雅

〔定 価〕550円

《館長メモ》

 宮沢賢治作「やまなし」の内容を、漫画の登場人物の人物像とダブらせて物語を展開させていく、作者の手腕はなかなかのものである。

 この引き籠りの社長令嬢・満里子は、今後もかなり重要な登場人物になっていくような予感がするが、藤色朗読教室の面々(先生と4人の生徒たち)もかなり魅力的である。

 これらの登場人物が、物語が進むにしたがって、どのように活躍していくのか。ますます今後の展開が楽しみになってきた。



朗読漫画『花もて語れ』第5話

〔発行日〕戦後65年(2010年)8月27日(金)

〔掲載誌〕『月刊スピリッツ』(2010年10月号/小学館)

〔標 題〕第5話「やまなし(4)」

〔内 容〕

 宮沢賢治作「やまなし」の前半を朗読した後に、
 藤色きなり先生のアドバイスに従い休憩をとる。
 その間に亡き妹娘のことを語り合う社長と姉娘。
 家に引蘢る自分自身が分らないと苦悩する姉娘。
 そして「やまなし」の後半の朗読が再開される。
 後半の山場「やまなし」が落ちてくる場面では、
 イメージの迫力と美しさに呆然とする社長親娘。

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力〕東百道(日本朗読館)

〔取材協力〕NPO日本朗読文化協会
        (理事長・城所ひとみ)

〔参考文献〕『朗読の理論』(東百道著・木鶏社)

〔担当編集者〕高島雅

〔定 価〕550円

《館長メモ》

 今回から、宮沢賢治作「やまなし」の後半の朗読に入る。最大の山場は「やまなし」の実が水中に落下してくる場面。

 「キラキラッと黄金のぶちがひかりました」と表現されている光り輝く「やまなし」を漫画でどのように描き出すか。その点に注目していたが、とても見事で迫力のある絵画表現になっていた。

 さらに、宮沢賢治作「やまなし」の前半の内容を「死や不幸の象徴」ととらえ、後半の内容を「命と希望の象徴」ととらえる解釈もなかなか素晴らしいと思う。



「戦争を読む」朗読の会
 ——子に 孫に語り伝えたい あの時代の証言—— 

〔日時〕戦後65年(2010年)8月21日(土)
     開場14時00分 開演14時30分 

〔会場〕八重洲ブックセンター(8階)ギャラリー

〔プログラム〕

・ 三橋国民「鳥の詩—死の島からの生還」より
   母             内田 則子
   富士の見える丘    井桁 節子
   薇             高山 和子
   石鹸箱          三橋しげ子
         <休 憩>
・「3月10日東京大空襲体験者の手記」より
         (特別出演) 神谷 尚武
・NHK戦争証言プロジェクトより
 「赤紙で召集された女性たち」
                 水野 弘巳
                 西原 健子
                 田中 静枝

〔参加〕入場料 1000円

〔主催〕にじの会
    田中静枝(090—1431—0580)

〔協力〕ラジオNIKKEI(赤坂朗読サロン)事務局
    株式会社八重洲ブックセンター

【注】
 この朗読会と主催団体「にじの会」は、本来「感動をつくる・日本朗読館」とは何の関係もなかったものである。

 ところが、この朗読会の主催団体である「にじの会」の田中静枝さんが、昨年の品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『ホタル帰る』を聴きに来てくださって「感動し、私も! と思い」、今年から毎年「戦争を読む」朗読の会を開催することになった、という次第である。

 田中静枝さんは、今年の品川朗読サークル「あやの会」の朗読発表会『流れる星は生きている』も聴きに来てくださり、そのときに会場のロビーでそういうお話しを私に直接してくださった。私は大いに嬉しくなり、朗読会のチラシが出来たら送っていただくようにお願いした。そして、後日送っていただいたチラシを、私は自分が朗読指導している朗読サークルに配布し、この朗読会を会員の皆さんに広く紹介した。

 先の大戦の悲劇を、朗読公演で語り継ぐという試みを、他の朗読者にも賛同していただき、その輪が今回のようにして少しづつでも広がっていくことは、私として本当に心嬉しいかぎりなのである。今回のこの朗読会が、盛会裏に成功することを、心から祈念している。



朗読おさらい会(第2回)

〔日時〕戦後65年(2010年)7月31日(土)
    開演12時30分 

〔会場〕習志野市菊田公民館 講堂(3階)

〔プログラム〕

「蜜柑」芥川龍之介         千名 和子
「転生」志賀直哉          飯田 三美
「父・こんなこと」幸田文       下家美樹子
「葉っぱのフレディ」パスカリーナ 大嶋  京
        <休 憩>
「だれも しらない」灰谷健次郎   央  康子
「青い玉」沓沢小波          西山 洋子
「いとしの犬 ハチ」いもとようこ  土田 和子
「戦災をくぐった唄」西村滋     石津谷法子
「ハコちゃん」今西祐行        大野 正子
        <休 憩>
「子供たちの夜」向田邦子     鈴木 邦子
「ごはん」向田邦子           遠藤 都子
「アフタヌーン・ティ」出口保夫   遠藤 昌子
「鳥取の布団の話」小泉八雲    糸久 初江
「悲しみの紡ぎ糸」澤地久枝    鴨澤  武

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕習志野朗読サークル「茜」

〔参加〕原則非公開

《館長メモ》

 おさらい会は、原則非公開だから、積極的なPRは口コミを含めて行なわなかった。しかし、他の朗読サークルの会員や出演者の知人友人の来場は歓迎することにしている。

 結局、40人を超える観客数となった。「茜」の会員を含めると60人近い数である。用意した70席の客席に60人近くの人間が座ると、見た目にはほぼ満杯という感じになった。

 出演者の朗読表現は、この段階(朗読ステップ2の修了時)としては、全体的に、かなり良かったように思う。特に、会員一人一人のこれまでの歩みを知っている私からすると、よくぞここまでの朗読が出来るようになった、と感慨無量のものがあった。会員の皆さんは、一人一人が、これまでによほど練習を積んできたに違いない。朗読は練習を裏切らないのである。

 会場の習志野市菊田公民館・講堂もなかなか良かった。160人まで収容可能な講堂なので、マイク&スピーカーの装置や副調室なども整っていたし、防音的にも結構しっかり造ってあるようだった。ただし、廊下の音はいくらかは漏れて聴こえてきていた。

 特に、困ったのは、エアコン(空調設備)の音がすごかったことである。築40年とかになるらしく、あちこちにその影響が出てきているようであった。

 そこで、なるべくエアコン(空調設備)のスイッチを消すようにしたのだが、密閉性が良いせいか、60人近くの人間がいるとたちまち室温が上がってしまう。結果的には、エアコン(空調設備)のスイッチを頻繁に入れたり消したりすることになってしまう。

 そのエアコン(空調設備)のスイッチが、偶然に、講師席に坐っていた私のすぐ背後にあったので、結果的に私がそのスイッチ係を引き受けることになった次第である。



朗読漫画『花もて語れ』第4話

〔発行日〕 戦後65年(2010年)7月27日(木)

〔掲載誌〕 『月刊スピリッツ』(2010年9月号/小学館)

〔標 題〕 第4話「やまなし(3)」

〔内 容〕

 「聴いてあげる」という社長のお嬢さんの一言。
 「もう一度、最初からお願い」と言われたハナ。
 《視点の転換》を駆使し心情を込めた朗読表現。
 やがて聴き手の頭と心の中に浮かんできたのは、
 思いもかけなかった恐怖のイメージとその迫力。
 また幼い蟹の兄弟と父親の仲睦まじいイメージ。
 聴いていた社長のお嬢さんの眼に涙が溢れ出る。

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力〕東百道(日本朗読館)

〔取材協力〕NPO日本朗読文化協会
        (理事長・城所ひとみ)

〔参考文献〕『朗読の理論』(東百道著・木鶏社)

〔担当編集者〕高島雅

〔定 価〕550円

《館長メモ》

 今回が、宮沢賢治作「やまなし」の朗読表現の最大の山場。朗読における《視点の転換》の重要さを、蟹の子どもから見た川魚とカワセミのイメージを頂点に、絵画(漫画)的に迫力満点に描き出している。この「やまなし」シリーズは、この上もない《視点の転換》の解説となっている。漫画としても、一つの大きな山場になっている。



品川朗読交流会 Vol.3

〔日時〕戦後65年(2010年)7月10日(土)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕荏原第五区民集会所・第5集会室

〔プログラム〕

【13時30分〜14時00分】
 品川朗読サークル「あやの会」
 「オーロラの彼方へ」「クマよ」星野道夫原作/白澤節子
 「春の鳥」国木田独歩原作/赤塚弘子
 「十三歳の仲人」平岩弓枝原作/片桐瑞枝
【14時00分〜14時30分】
 サークルこだま
 『幻色江戸ごよみ』(宮部みゆき)より「紙吹雪」
 /細田良子/松本たまき/小田敬子/趙玉順/稲沢節子/芝則子
【14時30分〜15時00分】
 朗読の会「宙」
 「じゅげむ」「坊ちゃん」(夏目漱石)「お祭り」(北原白秋)
 /全員
【15時00分〜16時00分】
 懇親会

〔主催〕
 品川朗読サークル「あやの会」
 サークル「こだま」
 朗読の会「宙」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長メモ》
 私は、時間の都合で、これまで、この品川朗読交流会には一度も参加する機会がなかった。したがって、残念ながら、感想や意見などは何一つ記することができない。しかし、すでに、次回「品川朗読交流会 Vol.4」の日取りが11月13日(土)と決まったということを聞いている。このことからも、この品川朗読交流会が良い雰囲気であり、順調に定着しつつあることが伺える。これは、素晴らしいことである。



朗読発表会『忍ぶ川』

〔日時〕戦後65年(2010年)7月07日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕三鷹市芸術文化センター・星のホール

〔演目〕三浦哲郎原作『忍ぶ川』(全編)

〔出演〕
 飯塚ヒロ子、雀地真弓、須永孝子、高橋智江、長谷川恵理子、久木玲子、堀江三枝子、御手洗徹、米原幸雄 

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕三鷹朗読サークル「さつきの会」

〔参加〕入場無料(全席自由/250席)

《館長メモ》

 七夕(7月07日)の日に、午後1時30分開演ということで、三鷹朗読サークル「さつきの会」の朗読発表会『忍ぶ川』を行なった。会場は、三鷹市芸術文化センター・星のホールである。

 今回の朗読発表会は三鷹朗読サークル「さつきの会」にとって、朗読ステップ6を終了する記念でもある。私の朗読指導は、朗読ステップ1〜6で一段落するので、今回の朗読発表会は大きな区切りの節目でもあった。

 午前9時30分に会場へ全員が集合し、舞台&会場の設営準備、直前の最終ミニ・リハーサル、記念写真の撮影などを行なった。

 このグループは、今回、新規入会者が3人出演する。この3人は、新規入会者ではあるが、朗読経験があるなどで皆さんなかなか上手である。しかし、いずれにしても、今回のように1つの文学作品を2時間かけて読み継ぐ経験は初めてであるから、直前の最終ミニ・リハーサルでは、他の先輩会員よりは多少丁寧に最後の声出しをしてもらった。

 今回の来場者数は大体100人くらいであったと思う。人数の割にそれほど少なく感じられなかったのは、この会場の座席数が250席ともともと少な目であるせいであろうか。

 会員の皆さんの朗読表現は、まあまあので出来栄えではなかったかと思う。もちろん、一人一人の朗読を細かく見ていけば、いろいろと言いたいことはある。しかし、現在の朗読水準からすれば、皆、精一杯頑張ったと思う。また、朗読ステップ6の段階ともなると、本番だからといって、普段の実力からそれほど飛び上がることも出来ないという事情があったかも知れない。

 照明関係は、前回と同様にホリゾントの照明は使わなかった。出演者に当てる照明も、昨年と同じにした。会場スタッフの方々のアドバイスもいただいて、この点はなかなかうまくいったと思う。バック音楽(BGM)の音出しは私が受けもったが、それもかなりうまくいったと思う。最後部の座席でモニターしていた家内によれば、音声との音量バランスもまあまあ良かったということであった。

 ロビーで何人かの観客の方々とお話しした。

 八千代朗読サークル「新・みちの会」の会員が数名聴きに来てくれていて、上手だったとほめてくれた。考えて見れば、三鷹朗読サークル「さつきの会」は、八千代朗読サークル「新・みちの会」の次に立ち上がった二番手のサークルである。したがって、三鷹朗読サークル「さつきの会」にとっては、八千代朗読サークル「新・みちの会」が唯一の先輩サークルということになる。その先輩サークルの会員にほめられたということは、私としても大変に嬉しいことであった。

 また、品川朗読サークル「あやの会」の会員も数名聴きに来てくれていた。その会員たちも上手だとほめてくれた。品川朗読サークル「あやの会」は、三鷹朗読サークル「さつきの会」よりも2年ほど後輩に当たる。同じ東京都内の朗読サークルとして、また、2年先輩のサークルとして、やはり特別の関心をもって聴いたのであろう。そういう後輩サークルの会員にほめられたということも、私としては大変に嬉しいことであった。



朗読『ホタル帰る』ミニ再演

〔日時〕戦後65年(2010年)7月05日(月)
     開演13時30分

〔会場〕品川区立荏原文化センター・第3講習室(2階)

〔演目〕赤羽礼子原作『ホタル帰る』

〔出演〕
 片桐瑞枝、関国子、高橋朝子、田中早苗、山本扶美子
 (品川朗読サークル「あやの会」の会員有志5人) 

〔企画・演出・朗読指導〕 東百道

〔主催〕「歴史と文学を語る会」

○品川区の社会教育団体、高齢者福祉団体に加入している自主グループである

○終演後、出演者と会員の交流を兼ねて「感想交歓」を行なう

【注】
 今回の朗読『ホタル帰る』のミニ再演は、品川区内の自主グループ「歴史と文学を語る会」に依頼されて行なうものである。昨年の朗読発表会(上演時間2時間)で用いた台本を半分にカットし、上演時間を50分に縮めて上演する。

 今回は「歴史と文学を語る会」が定期的に開催している読書会の題材として、その台本を朗読し、終演後にそれについて「感想交歓」を行なうという。

 すなわち、この「歴史と文学を語る会」は、本来「感動をつくる・日本朗読館」とは何の関係もないグループではある。しかし、今回そこで行なう朗読は、私が朗読指導している品川朗読サークル「あやの会」が昨年開催した朗読発表会『ホタル帰る』のミニ再演ということができる。また、私が朗読指導する朗読サークルが、外部から朗読を依頼された初めての例なので、ここに掲示することにした。

《館長メモ》

 このミニ再演を、私はスケジュールの都合で聴きに行くことができなかった。そこで、主催者「歴史と文学を語る会」との窓口になってくれた品川朗読サークル「あやの会」の会員が、そのミニ再演の模様をメールで報告してくれた。それを、本人の了承を得た上で、以下に掲載する。

+++++++++++++++++++++++++++++

 今、私は ほっ 肩から大きな重荷が取れたような状態です。
 今日、おかげさまで、無事、ホタル帰る 短縮版発表会
 終えることができました。
 ご協力いただき、ご指導いただきありがとうございました。
 25名ほどの方に聞いていただきました。
 皆様、戦争体験をしてきた方ばかりですので、共感していただけたようです。
 終了後の歓談会において

○お国のためには、死ぬことに対して、抵抗がなかった。
○日本は強い、神の国であると信じていた。
○自決できなかった方、また、広島出身原爆被爆者である方、は長い間隠さなければならなかった。
○汽車で9時間のところを28日かけて歩いて逃げた。
○日本の平和のために、という気持ちで出撃したのではなく、もっと深い覚悟で、死に向かったのであるから、ホタルになって帰ってきたということに人間味を感じる。
○2時間ものでは長いので、「1時間なら機会があるのでは」と思い聞いてみようと。
(この方は、中学校にて演じられるか? 考えてくださっているようです)
○若い人に平和の大切さを話していかなければ、語り継いでいくことが必要である。

とうとうのお話しがありました。
                      <戦後65年7月05日受信>

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