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過去のイベント記録/戦後67年(2012年)前期

過去のイベント記録/戦後67年(2012年)前期

            (戦後67年01月30日 新規)
            (戦後67年02月28日 更新)
            (戦後67年03月08日 更新)
            (戦後67年04月01日 更新)
            (戦後67年04月30日 更新)
            (戦後67年05月28日 更新)
            (戦後67年06月21日 更新)
            (戦後67年07月05日 更新)


            


【過去のカレンダー】



6月30日(土)八千代「こちの会」朗読発表会 NEW
          〜朗読ステップ6修了記念〜
    /八千代朗読サークル「こちの会」主催

6月27日(水)第5回「東百道の朗読館」 NEW
    /「東百道の朗読館」実行委員会主催

6月11日(月)ボランティア朗読会『ホタル帰る』
          ——特攻隊員と母トメと娘礼子——
    /品川「あやの会」/於品川区立荏原第6中学校

5月24日(木)ふなばし東老朗読会(第6回)
    /船橋市東老人福祉センター主催

5月22日(火)朗読発表会『「ヴィヨンの妻」幻影』
           〜朗読ステップ6修了記念〜
    /品川朗読サークル「あやの会」主催

5月21日(月)朗読漫画『花もて語れ』の移籍連載開始
     /片山ユキヲ作/東百道(朗読協力&朗読原案)/小学館

4月25日(水)船橋「はなみずき」朗読発表会
          〜朗読ステップ6修了記念〜
    /船橋朗読サークル「はなみずき」主催

3月31日(土)第7回「品川朗読交流会」
    /品川「あやの会」など4グループ共催

3月30日(水)朗読漫画『花もて語れ』第4巻発売
     /片山ユキヲ作/東百道(朗読協力&朗読原案)/小学館

3月29日(木)ふなばし東老朗読会(第5回)
    /船橋市東老人福祉センター主催

3月23日(金)八千代「花ことば」朗読発表会
    /八千代朗読サークル「花ことば」主催

3月04日(日)第2回「小さな朗読館・ちば」
    /千葉朗読サークル「風」主催

2月24日(金)千葉「わかば」朗読発表会
         〜朗読ステップ6修了記念〜
    /千葉朗読サークル「わかば」主催

1月27日(金)富里市立七栄小学校を会場とする
          富里市教育研究会・公開研究会
    /富里市教育研究会主催

1月26日(木)ふなばし東老朗読会(第4回)
    /船橋市東老人福祉センター主催




【くわしい内容】



八千代朗読サークル「こちの会」朗読発表会 NEW
            〜朗読ステップ6修了記念〜

〔日時〕戦後67年(2012年)6月30日(土) 
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール(3階)

〔プログラム〕

1 螢(織田作之助原作)              植本眞弓
2 たきび(三浦哲郎原作)            井上八重子
3 ざしき童子のはなし(宮澤賢治原作) 須藤美智子
  雨ニモマケズ(宮澤賢治原作)      須藤美智子
              <休 憩>
4 十三夜(藤沢周平原作)           辻口恭子
5 太市(水上勉原作)               猪俣智子
6 神無月(宮部みゆき原作)         月舘はとみ

〔朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕八千代朗読サークル「こちの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 来場者の数は80人くらいであった。客席数264席の会場に観客が80人というと、いかにも少ないように聴こえるが、実際にはまあまあ観客が入ったという雰囲気になる。今回の朗読会は出場者がわずか6人と少なかったから、観客数がこのくらいであれば上々ではなかったかと思う。

 出演者は、皆、自分の持てる力を振り絞って朗読していた。もちろん、絶対的な朗読レベルはまだまだであるが、出演者のこれまでの朗読表現を知っている私、あるいは、毎年この朗読発表会を聴きに来てくださっている観客には、この1年の進歩向上の跡がはっきりと分かったと思う。

 いろいろな事情で、この八千代朗読サークル「こちの会」の朗読レッスンは、今回の朗読発表会を最後に終了することになった。残念な面もあるが、ほぼ全員が初心者のレベルからスタートしたグループとしては、6年間の朗読レッスンの成果として、まあまあの線まで到達したのではないかと思われる。

 会員の皆さんは、ある人は自分本来の舞台芸術の場で朗読レッスンの成果を生かしていくであろうし、ある人は他の朗読仲間や朗読グループといっしょに更に朗読の上達をめざしていくであろうし、ある人は私が指導する他の朗読サークルに移籍して第2期(朗読ステップ1〜6)のレッスンを続けていくであろう。

 いずれにしても、せっかくこの6年間で128回の朗読レッスンをこなしてきたのだから、今後も何らかの形で朗読を継続し、その経験と成果を有効に生かしていって欲しいと思う。そして、ご縁があって、またいつか今回と同じメンバーで朗読会を開く機会でもあれば、こんな嬉しいことはないと思う。



第5回「東百道の朗読館」 NEW
 〜〜朗読をフルートと篠笛の調べにのせて〜〜

〔日時〕戦後67年(2012年)6月27日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市ハーモニープラザ・ホール

〔プログラム〕

【第1部】
○宮澤賢治原作「おきなぐさ」
 トーク&朗読/東 百道
 フルート&篠笛演奏/大澤貴子
○フルート&篠笛独奏/大澤貴子 
        (ピアノ伴奏/伊藤由莉子)
 1 ひまわり(葉加瀬太郎作曲) 
 2 Song From A Secret Gerden(Secret Gerden)
 3 蘇州夜曲(服部良一作曲)
 4 リンゴ追分(米山正夫作曲)
 5 川の流れのように(見岳章作曲)
 6 「七つの子」変奏曲(林光作曲)
 7 情熱大陸(葉加瀬太郎作曲)
        <休 憩>
【第2部】
○火野葦平原作「皿」
  トーク&朗読/東 百道
  フルート&篠笛演奏/大澤貴子

〔主催〕「東百道の朗読館」実行委員会

〔後援〕千葉市教育委員会

〔参加〕前売券1500円(全席自由/200席) 要予約

《館長のコメント》

 千葉市ハーモニープラザのイベントホールは客席数が200席あるが、ほぼ満席であった。実際には空席がいくらかあったのだろうが、チケットは完売していたから、空席があったとすれば、それは当日事情があって来れなくなった方の1部である。一般的に、チケットは客席数の1割増を目途に販売する。

 今回は、フルート&篠笛演奏(演奏者:大澤貴子/ピアノ伴奏:伊藤由莉子)とのコラボレーションであったが、そのフルート演奏と「おきなぐさ」の朗読、篠笛演奏と「皿」の朗読とが、非常に合っていたと大変に評判が良かった。また、池田憲昭さんの絵とポストカードも大変に好評であったという。

 お客様の反応と「東百道の朗読館」実行委員会のメンバーが感じた手応えも、そして、私などが感得した実感においても、今回は前回よりもさらにお客様の満足度が上がったような気がする。毎回、お客様の満足度が徐々にでも上がっているならば、それは実行委員会のメンバーや私にとって非常に嬉しいことである。

 今回は、第1部の「おきなぐさ」の前に、私のトークで作品解読の一部を20分ちかく入れてみた。逆に、第2部の「皿」の朗読は、緞帳の上がる前から篠笛で緊迫した雰囲気を演出し、そのまま直ぐに朗読につなげ、朗読のみで第2部を終了させてみた。こうした演出は、実行委員会と大澤さんと私の合作である。

 この「東百道の朗読館」も、今回で第5回となった。5回も上演できたのは、一重に実行委員会の皆さんのお蔭である。また、実行委員以外でも、チラシなどの制作、会場の受付などの当日実務、池田さんの絵やポストカードを展示するボランティア活動、舞台周りなどなどを担当していただいている方々がいる。

 もちろん、会場に毎回ご来場いただくお客様あっての継続である。その中には、遠路、山梨県から駆けつけてくださった方々もいる。他に、朗読サークルの会員やその知人友人の方々もいる。もちろん、今回のコラボ相手の大澤貴子さん、伊藤由莉子さん、池田憲昭さんもいる。とにかく皆さんに感謝また感謝である。

 また、一言で5回といっても、1年に1回の上演であるから、その間に5年の歳月が流れたことになる。パワーのある実行委員会のメンバーも、年々、疲れやもの忘れなどが少しづつ嵩じているようである。もちろん私もその点は同じである。それだけに、毎回、少しでも良いものに仕上げたいと願っているのである。



ボランティア朗読会『ホタル帰る』
  ——特攻隊員と母トメと娘礼子——

〔日時〕戦後67年(2012年)6月11日(月) 

〔会場〕品川区立荏原第6中学校/教室

〔演目〕赤羽礼子・石井宏原作『ホタル帰る』

〔プログラム〕

1回目『ホタル帰る』 8時50分〜9時40分
2回目『ホタル帰る』 9時50分〜10時40分

〔出演〕
 岡林和子、白澤節子、高橋朝子、根本泰子、山崎光世、山本淑子、山本扶美子、渡辺芳枝
(品川朗読サークル「あやの会」の会員有志)

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔参加〕品川区立荏原第6中学校/生徒

《館長のコメント》

 品川朗読サークル「あやの会」の会員の有志8人が、品川区立荏原第六中学校の3年生(品川区では小中一貫学習として9年生と称している)の社会科の授業の一環として、先の大戦時の特攻隊の悲劇をテーマにした『ホタル帰る』を、読み継ぎ形式で上演した。

 品川区立荏原第六中学校の3年生は2クラスあるので、それぞれのクラスで上演した。1番目のクラスは、バック音楽の準備がもたついたため、上演の最後の最後の部分で終業のチャイムが鳴ってしまったが、2番目のクラスは大丈夫であった。

 今回は急な話しだったので、先生との事前の打合せや会場(教室)の下見などが一切できなかった。先生の方からは、できれば来年も依頼したいというお話しがあったので、その場合には、前もってスケジュールを立て、事前の準備をしたいと考えている。

 これを機に、今後もこの『ホタル帰る』のボランティア朗読の機会が増えることを見越して、上演体制を整えることにした。台本は、今回は授業時間が50分ということなの急きょ40分版の台本を作成した。これで120分版、50分版、40分版が整った。

 バック音楽も、品川朗読サークル「あやの会」の方でCDにダビングしておき、最悪の場合でも手持ちのラジカセで再生できるような体制を整えることになった。この「あやの会」の皆さんは積極的だから、こういう話しがドンドン進行していく。

 演出も、品川朗読サークル「あやの会」はこれまで自主勉強会を積み重ねてきたので、会員同士がお互いの朗読表現について積極的に意見を出し合う雰囲気と能力が出来ている。朗読の理論も、朗読を聴く耳も、自主的に演出できる水準に達している。

 今回のボランティア朗読『ホタル帰る』の模様は、品川区立荏原第六中学校のホームページに「9年社会科 知覧特攻隊の朗読」として紹介された。http://school.cts.ne.jp/~ebara6/student/student_study/24.6.11.9nen-syakai/24.6.11.9nen-syakai.html



ふなばし東老朗読会(第6回)

〔日時〕戦後67年(2012年)5月24日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・図書室

〔プログラム〕 

1「小切」川端康成原作     畑野欸子

2「菅笠」山本周五郎原作   河西礼子

3「雪の夜の話」太宰治原作  内田洋子

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員20名)

《館長のコメント》

 この「ふなばし東老朗読会」は、奇数月の第4木曜日に定期的に開催される。同じ日に朗読レッスンのある私は、残念ながら聴きに行くことができない。今回は新年度で最初の朗読会であったが、やはり聴きに行けなかった。今回で、この「ふなばし東老朗読会」も通算で6回目となる。

 今回も、来場者数は、関係者を含めて、約20人だったという。この数値は、昨年からだいたい横ばいに推移している。私は、この「ふなばし東老朗読会」をとても重視している。今後の展開の可能性を感じるからである。しかし、今のところは、まだ新たな展開の兆しは見えない。

 しかし、焦る必要はまったくない。こういうことは継続が生命である。来場者数が横ばいに推移している期間を、しっかりとした気持で継続していけば、何らかの転機が必ず訪れて、その後の新たな展開に結びついて行く。毎回の朗読会を大切に楽しみながら悠々と継続していけばよい。



朗読発表会『「ヴィヨンの妻」幻影』

〔日時〕戦後67年(2012年)5月22日(火) 
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕品川区五反田文化センター・音楽ホール

〔構成〕

 

第一部 「燈籠」「散華」
      <休 憩>
 第二部 「ヴィヨンの妻」

〔原作〕太宰治原作『燈籠』『散華』『ヴィヨンの妻』

〔出演〕
 赤塚弘子、岡林和子、片桐瑞枝、亀井久子、佐々木澄江、佐藤えつ子、志村葉子、白澤節子、高橋朝子、根本泰子、山崎光世、山本淑子、山本扶美子、渡辺芳枝
(品川朗読サークル「あやの会」の会員)

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕品川朗読サークル「あやの会」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 観客数は受付数から140人ということであった。遅れて来た来場者が少なからずいたので、実際はもう少し多かった可能性がある。会場の五反田文化センター・音楽ホールは客席数が250席であるから、雰囲気はまあまあの入りであった。雨が降り、気温が3月下旬並みに寒かった中をありがたいことである。

 私は、舞台袖で、バック音楽の音出しをしていたので、客席から聴いた朗読表現の出来栄は分からないし、観客の反応も定かには分からない。聴いていてくださった関係者に様子を訊くと、観客は心から感動して下さったかどうかは分からないが、最後まで舞台に集中して下さっていたようであった。

 私の録音機は、私がうっかりしていたものだから、第1部は録音ができなかった。しかし、第2部はしっかり録音できていたので、後日それを聴いたところ、朗読表現はなかなか良い出来栄えだった。少なくとも、現在のこのサークルの実力からすれば、上出来の出来栄えだったように思われる。



朗読漫画『花もて語れ』
『週間 BIG COMIC スピリッツ』移籍連載開始

〔連載誌〕『週間 BIG COMIC スピリッツ』

〔発売日〕戦後67年(2012年)5月21日(月)

〔内 容〕

第1話(通算第20話) ごん狐

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕 東百道(日本朗読館)

〔出版社〕小学館

〔連載担当&単行本編集責任〕高島雅

〔定 価〕定価320円(本体305円)



船橋朗読サークル「はなみずき」朗読発表会
            〜朗読ステップ6修了記念〜

〔日時〕戦後67年(2012年)4月25日(水)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市宮本公民館・みやもと三百人劇場

〔プログラム〕

1「ひいふう山の風の神」斎藤隆介原作    下野圭子、小林いさを
2「天の笛」斎藤隆介原作              中浜ツトム、井上みつ江
3「ドンドコ山の子ガミナリ」斎藤隆介原作  飯野由貴子、村木ひろみ
4「小切」川端康成原作                           畑野欸子
5「父と呼べ」藤沢周平原作                        中山慶子
6「清兵衛と瓢箪」志賀直哉原作                  遠田利恵子
              <休 憩>
7「花かんざし」立原えりか原作                     昌谷久子
8「踊る手」藤沢周平原作                       野中れん子
9「窓」堀辰雄原作                               亀田和子
10「虹の空」藤沢周平原作                      久保田和子
11「雪の夜の話」太宰治原作                     内田洋子

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 来場者の数は110人を超えていたようである。この三百人劇場は、名前の通り座席数が300席である。300の座席に110人以上が座ると、まあまあの盛況感が出てくる。その盛況感が、出演者を大いに力づける。朗読表現も、1人1人の会員のこれまでのどの朗読表現よりもレベルが上がっていた。

 もちろん、絶対的な朗読レベルはまだまだであるが、会員のこれまでの朗読表現を知っている私、あるいは、毎年この朗読発表会を聴きに来てくださっている観客の皆さんは、年々の進歩向上がはっきりと分かるのである。6年間の成果としては、まあまあの線まで行っているのではないかと思われる。

 現に、会場ロビーで、2人の方から入会を希望する旨の申込みをいただいた。朗読発表会での朗読表現が大したことがなければ、こういう入会希望の申込みはないはずである。また、このサークルが「ふなばし東老朗読会」を行なっている船橋市東老人福祉センターの関係者の方々も聴きに来てくださった。

 昨年の朗読発表会のさいには、上演中の会場内で携帯電話で話しをしていた来場者が2人もいたようである。今年は、さすがに、そういう不心得者はいなかった。もう一つ、昨年は、上演中に誰かが出入口の扉に鍵をかけてしまったため、終演後、来場者が外に出ることができずに、一時、大さわぎになった。

 最初は来場者の誰かが悪戯をしたものと推測していたが、事実は違うようである。この会場の扉は、鍵をかけておかないと、上演中に自然に開いてしまうという。そのために、それをふせぐために、鍵をかける人間が出てくる。そして、鍵を開けるタイミングが少しでも遅れると昨年のようなことになるそうである。

 今年も、昨年と似た状況が起こりそうになった。私は、これまで、上演中に鍵をかけないと扉が開いてしまうホールなどというものに出遇ったことがない。これは施設上の欠陥ではないか。早急に対策を打つべき問題である。上演中に地震や火災でも発生して、パニックになり、怪我人でも出たら大変ではないか。



第7回「品川朗読交流会」

〔日時〕戦後67年(2012年)3月31日(土)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕荏原第五区民集会所・第1集会室

〔プログラム〕  司会進行/朗読サークル「こだま」 

【1時30分〜2時00分】  朗読サークル「こだま」
○群読「にごりえ」樋口一葉原作

【2時00分〜2時30分】  朗読の会「宙」
○「はなたれ小僧さま」(日本の昔話)
○「動物園」(落語集)
○「ソメコとオニ」斎藤隆介原作

【2時30分〜3時00分】  「朗読塾 LIVE」
○「九官鳥」西山登志雄原作
○「かあさんになったあーちゃん」ねじめ正一原作
○「三枚のお札」(東北の民話)

【3時00分〜3時30分】  品川朗読サークル「あやの会」
○「モチモチの木」斎藤隆介原作/佐藤えつ子
○「白」芥川龍之介原作/赤塚弘子
○「爺様の湯治」(福島の遠藤とき子さんの話)/志村葉子

〔主催〕 朗読の会「宙」
      「朗読塾 LIVE」
     品川朗読サークル「あやの会」
     サークル「こだま」

〔参加〕 入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 今回の交流会も、私は行くことができなかった。そのため、私の方から積極的に言及することは何もない。参加した「あやの会」の会員の話しでは、激しい風雨のなか、出演者は大いに健闘したようである。また「あやの会」から出演した3人の会員の皆さんの朗読は、なかなか良かったということであった。

 今年から、交流会は年2回になって、回数は1回減らすことになった。そのかわり、2回のうちの1回は品川区五反田文化センターの音楽ホールで少し大々的に行なうことになった。これから、その準備にかかるというが、4つのグループが歩調を合わせていくのは大変だと思う。是非、成功させて欲しいものである。



朗読漫画『花もて語れ』単行本(第4巻)発売

〔発売日〕戦後67年(2012年)3月30日(金)

〔発行日〕戦後67年(2012年)4月04日(水)

〔出版社〕小学館

〔目 次〕

 【第15話】花咲き山(7)
 【第16話】トロッコ(1)
 【第17話】トロッコ(2)
 【第18話】トロッコ(3)
 【第19話】トロッコ(4)

〔作 者〕 片山ユキヲ

〔朗読協力・朗読原案〕 東百道(日本朗読館)

〔カバー・デザイン〕黒木香+ベイブリッジ・スタジオ

〔連載担当&単行本編集責任〕高島雅

〔定 価〕本体590円(+税)

《館長のコメント》

 朗読漫画『花もて語れ』の第4巻は『月刊!スピリッツ』に連載された最後の部分を収録したものである。連載誌を『週間 BIG COMIC スピリッツ』に移籍することが決まったのは、たしか第4巻の中心「トロッコ」編が始まった頃ではなかったかと思う。

 単行本の掲載頁数から逆算して「トロッコ」編の分量が定められた。「やまなし」編の連載回数が5回、「花咲き山」編が7回に対して、この「トロッコ」編が4回と少なめなのはそのためである。これだけの内容を4回に収めるのは大変だったと思う。

 「トロッコ」編は朗読理論の点で大きな山場であり、とても大切なところである。かなり高度な内容を含んでいるため、この「トロッコ」編が一般の読者にどのように受け入れられるかが、『花もて語れ』という朗読漫画の大きな分岐点になると思う。

 この第4巻が、第1巻〜第3巻と同じように、あるいは、それ以上に読者に受け入れられるならば、この朗読漫画の試みは確かに成功したと言えるであろう。その意味で、朗読協力&朗読原案者としての私は、第4巻の評判を特に注目している。



ふなばし東老朗読会(第5回)

〔日時〕戦後67年(2012年)3月29日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・和室

〔プログラム〕

1「鼓くらべ」山本周五郎原作
       中山慶子、遠田利恵子、畑野欸子、野中れん子
        亀田和子、昌谷久子、久保田和子、内田洋子
        (船橋朗読サークル「はなみずき」1期生)
              <休 憩>
2「龍」芥川龍之介原作             東 百道

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(50人程度)

《館長のコメント》

 船橋市東老人福祉センターが主催する「ふなばし東老朗読会」は、同センターから船橋朗読サークル「はなみずき」が依頼されて、今年度(2012年度)の7月から奇数月の第4木曜日に定期的に開催しているものである。今回は今年度の最後であるので、スペシャル版として、第5木曜日にズラして開催した。

 どこがスペシャル版かというと、今回は「はなみずき」の第1期生が全員で山本周五郎原作「鼓くらべ」を読み継ぐ点、しかも、それにバック音楽を入れる点、また、私が芥川龍之介原作「龍」を朗読する点、そのために、会場をいつもの読書室(観客数上限20人)から和室(観客数上限50人)に変えた点である。

 観客数は関係者を含めて約40人であった。読み継ぎの「鼓くらべ」も独演の「龍」も、まあ大過なく上演することができた。特に、バック音楽付きの朗読を初めて聴いた観客は、かなり感動してくれたようであった。まあ、船橋市という地域に、この朗読会が機縁となって朗読文化が育ってくれれば本望である。



八千代朗読サークル「花ことば」朗読発表会

〔日時〕戦後67年(2012年)3月23日(金)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕八千代市勝田台文化センター・ホール(3階)

〔プログラム〕

1「春の雲」斎藤隆介原作      高橋初栄、松本恵
2「蜘蛛の糸」芥川龍之介原作         志波澄子
3「捨子」芥川龍之介原作            永田 空
4「助け合い運動」「豆腐」向田邦子原作   百咲文恵
             <休 憩>
5「菅 笠」山本周五郎原作            河西礼子
6「山 桜」藤沢周平原作             本間かおる
7「小ぬか雨」藤沢周平原作 守田公子、安部奈々子

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕八千代朗読サークル「花ことば」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 今回は、気温が寒い上に雨が降った(天気予報は大雨)せいか、観客数は100人ほどにとどまっていた。今回は1人1作品の上演形式でもあり、会場スタッフも慣れているので、本番中、私はただ観客席で朗読を聴いていた。今回は、会場スタッフが3人もついてくれた。これはありがたかった。

 本番の朗読表現は、なかなか良く出来ていた。少なくとも、出演者それぞれの今までの朗読表現のうちでは最も良い出来であった。今回が初めての観客はもちろん分からないとは思うが、毎年聴きに来てくれている観客には、1年1年と進歩していることが分かってくれたのではないだろうか。

 昨年の朗読発表会は、東日本大震災と福島原発人災が勃発してから1ヵ月も過ぎていなかった。その余波が濃厚に漂い、会場のエレベーターも動かない状況だったが、思い切って開催したのである。今回の朗読発表会の開催中、私がもっとも心配していたのは、開演中に地震が発生することであった。

 幸い、開演中に地震も起こらず、また、ミニ・リハーサルでくり返し確認した、蔭マイク、開幕ベル、緞帳、照明、音響、司会、出演者の出入り、舞台挨拶などの所作&動作や手順も、おおむね大過なく進行した。朗読表現も、出演者の今までのものでは最も良い出来であった。まあ、目出度し、目出度し。



第2回「小さな朗読館・ちば」

〔日時〕戦後67年(2012年)3月04日(日)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市生涯学習センター・メディアエッグ(地下1階)

〔プログラム〕

1 美少女(太宰治原作)
     杉山佐智子、大島範子、助川由利、吉田光子
2 檸檬(梶井基次郎原作)         藤田多恵子
3 鼻(芥川龍之介原作)          内嶋きみ江
               <休 憩>
4 へんろ宿(井伏鱒二原作)       村井とし子
5 燈ともせと(塩谷靖子原作)       内田升子

6 コスモスの咲く庭(江國香織原作)  吉永裕恵子

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「風」

〔参加〕入場無料
   (客席数80席分の整理券を事前に発行/全席自由)

《館長のコメント》

 このホールの座席数は80席である。客席数が少ないので、整理券を発行している。整理券は約90席分出たというが、客席は20席分くらい空いていた。また客席にはこのグループの会員(出演者)も座っていたから、その分を差し引けば来場者は実質的には約60人だったということになる。

 有料の場合でも販売チケット数の1〜2割は来ないといわれている。今回のように無料の場合には整理券発行数の2〜3割は来ないと考えた方が良い。今後、無料整理券を発行する場合には、この点を考慮すべきである。他の朗読サークルの会員の中には、整理券はないために来場を諦めた人がいるのだから。

 肝心の朗読表現は、普段のレッスンや直前の会場リハーサルに比べて3〜5割ほど良くなっていた。出演者も終演後のロビーで知人友人たちからかなり褒められたらしい。たしかに、今日の朗読表現を聴く限り、このグループは、全体的に、ようやく「語りかける語り口」ができるようになってきた感じである。

 舞台挨拶でも話したが、朗読には文学作品を認識する力と、その認識内容を表現する力の二つが必要である。第1期のステップ1〜6は、どうしてもレッスンの重点が表現する力の方に向いてしまう。表現する力がある程度ついた第2期のステップ1〜6では、認識する力に重点を置いてやっていくことにしたい。



千葉朗読サークル「わかば」朗読発表会
          〜朗読ステップ6修了記念〜

〔日時〕戦後67年(2012年)2月24日(金)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕千葉市生涯学習センター・ホール

〔プログラム〕

【第1部】  花咲き山ファンタジー〜斎藤隆介の世界〜

「モチモチの木」       神田和子、田中和代
「死神どんぶら」       大山玲子、藤本敦子
「もんがく」        石井せい子、吉野久美子
「三 コ」              仲田紘基、的場正洋
            <休 憩>
【第2部】
「一週間」(井上ひさし原作)       小出ケイ
「ハナレイ・ベイ」(村上春樹原作)   井手陽子
「春の鳥」(国木田独歩原作)     金子可代子
「二十三年」(山本周五郎原作)    高木幸恵
「木綿触れ」(藤沢周平原作)      石井春子

〔企画・朗読指導・演出〕 東 百道

〔主催〕千葉朗読サークル「わかば」

〔参加〕入場無料(全席自由)

《館長のコメント》

 観客数は受付の記帳数が約100人ということだから、おそらく100人を少々超えていたと思われる。ホールの座席数は302席であるが、雰囲気としてはまあまあの入りであった。

 午前中のミニ・リハーサルでは、進行のやり方やマイクの使い方についてかなりダメ出しをしたが、午後の本番ではおおむね上手くいったと思う。朗読表現も、普段のレッスンや最終の舞台リハーサルのときに比べて3〜5割ほどは良くなっていた。出演者も終演後のロビーで知人友人たちから褒められたらしい。

 何度か経験している1期生もそうだが、今回が初めての舞台である2期生は、皆、大いに達成感に浸っているようであった。そこで、思わず「達成感には大いに浸ってよろしいが、くれぐれも慢心しないように。終演直後に朗読をけなすような知人友人はいませんから」と言わずもがなのことを言ってしまった。

 千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会には、ここ数年、ある視覚障害者の施設から視覚障害者と付き添いの方々が合わせて10数人も聴きに来て下さっている。お楽しみツアーとかで、年何回か食事付きの外出をしているのだが、その一つをこの朗読発表会の鑑賞に当てていただいているということである。

 しかも、年々、少しづつ参加希望者が増えているという。こんな嬉しいことはない。この施設には、千葉朗読サークル「わかば」の会員の有志がボランティアでお手伝いに行っており、ときには朗読をリクエストされることもあるという。リクエストされれば嬉しいから、喜んで朗読させていただいているという。

 朗読サークルも、長く続けていると、このようにいろいろな形で社会に貢献する機会が生じてくる。そういうご縁を大切にして、せっかく身に付けた朗読表現を役立ててもらえば、私としてもこれにまさる喜びはない。少しづつで良いから、どのサークルにも、着実にこういう機会が増えていくことを期待したい。



富里市立七栄小学校を会場とする
富里市教育研究会・公開研究会

〔日時〕戦後67年(2012年)1月27日(金)
     13時00分〜16時30分

〔会場〕富里市立七栄小学校

〔全体プログラム〕

 13時15分〜14時00分 授業展開
 14時10分〜14時20分 5〜6年生群読発表
 14時45分〜16時30分 全体会(含む記念公演)

〔記念講演〕(全体会の中で60分間の記念講演を実施)
 ○講師 東百道
 ○演題 「朗読のための文学作品の解読法
        〜斎藤隆介「花咲き山」を事例として〜」

 ○教材 斎藤隆介原作「花咲き山」

〔主催〕富里市教育研究会主催

《館長のコメント》

 小学校の授業を参観して、小学生は何て可愛いんだろうと改めて思った。私の講演は、演題を「朗読のための文学作品の解読法〜斎藤隆介「花咲き山」を事例として〜」とし、レジュメと「花咲き山」の台本を資料として事前に配布してもらって、持ち時間60分で実施した。聴き手は50〜60人くらいはいたと思う。

 60分の間、皆さん熱心に聴いてくださったが、私の主旨がうまく伝わったことを祈っている。斎藤隆介「花咲き山」の解読を通して、文学作品に書かれた文字言語を解読して、作品世界を豊かにイメージする方法をお話ししたつもりである。朗読というものは「読む」「語る」「聴く」「書く」すべてに役立つのである。



ふなばし東老朗読会(第4回)

〔日時〕戦後67年(2012年)01月26日(木)
     開場13時00分 開演13時30分

〔会場〕船橋市東老人福祉センター・図書室

〔プログラム〕

 「風の旅」星野富弘原作               畑野欸子
 「ト キ」斎藤隆介原作                     昌谷久子
 「年老いた雌狼と女の子」野坂昭如原作  吉田光子
 「朝」太宰治原作                     内田升子  

〔主催〕船橋市東老人福祉センター

〔参加〕入場無料(定員約20名)

《館長のコメント》

 この「ふなばし東老朗読会」は、奇数月の第4木曜日に定期的に開催される。同じ日に朗読レッスンのある私は、まだ1回も聴きに行ったことがない。今回は4回目であったが、やはり聴きに行けなかった。私は、この「ふなばし東老朗読会」をとても重視している。今後の展開の可能性を感じるからである。

 聴き手に満足していただくためには、本当は第1期を修了した会員を主にした朗読会にしたい。しかし、船橋朗読サークル「はなみずき」はまだ第1期の最終年段階だから、第1期を修了した会員は一人もいない。次善の策として、出演者を1期生に限定したのだが、その1期生だけでは手が足りない。

 そこで、船橋「はなみずき」が第1期を修了して、さらに2期生のレベルがもう少し上がるまで、他の朗読サークルで第1期を修了した会員に依頼して、ゲスト出演してもらうことにしたのである。昨年は八千代市の「花ことば」と「新・みちの会」が、今回は千葉朗読サークル「風」の会員がゲスト出演した。

 また、今回は、九州の福岡県下のある公共図書館に勤務している方(男性)が、東京に出張したついでに、わざわざ見学に来られた。拙著『朗読の理論』や朗読漫画『花もて語れ』を読んで、私が提唱している「感動をつくる朗読」に関心をもったと、事前に丁寧な電話をいただいた。

 地域住民の文学書ばなれに歯止めをかけるために、朗読を介して文学作品に興味をもってもらう方法を模索しているという。そういう趣旨には、私も大賛成である。今回は、直接会えなかったのが残念であったが、朗読会の前後に出演者の皆さんのところに挨拶に見え、いろいろお話しをされたという。

 今後は、そういう、いわゆる図書館運動的なものにも、微力ではあるが、できるだけ寄与したいと思っている。少しづつだが、朗読を介して、いろいろな方面に展開して行ければよいと思う。朗読という芸術は、それだけの土台性というか、本質性が備わっているため、幅の広い応用が効く分野なのである。



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