館長の朗読日記1310/「貧の意地」の朗読練習を本格化
館長の朗読日記1310 (戦後69年01月07日 新規)
○「貧の意地」の朗読練習を本格化(1)
今日(1月7日)は、朝食に七草粥が出た。1月20日に開催される「『東百道の朗読館』納めの会」まで2週間となった。私は太宰治原作「貧の意地」を朗読することになっている。それに向けて、昨日(1月6日)から「貧の意地」の朗読練習を本格化させた。つまり、自分の朗読を録音して、チェックしつつ直していくのである。
それ以前は、自分なりのイメージや心情を表現する方に力点を置いて練習をしてきた。もちろん、自分の朗読を自分の耳で聴きながら、修正すべき点は修正してきた。それが、だいたい煮詰まってきたところで、初めて自分の朗読を録音し、客観的な耳で聴きながら、本格的な自己修正にとりかかっていくわけである。その段階になった。
それ以前から、朗読のテンポが速いのではないか、という気がしていた。自分なりのイメージや心情を表現する方に力点を置いて練習をしてきた結果、それなりのテンポになってきたのだから、語り手としてはこのテンポが最善だとも思われる。しかし、それを自分の耳で聴いている聴き手としては、少し速いのでは、と思った訳である。
○「貧の意地」の朗読練習を本格化(2)
昨日の最初の録音では、やはりテンポが少し速いように思われた。朗読時間は約26分である。そればかりではない、言葉の一つ一つをもっと大袈裟に語った方が良いように感じられた。この場合、テンポの速いことと、語り口が平板であることとは、密接に関連している。そこで、より丁寧に、より大袈裟に、朗読して録音してみた。
聴いてみると、より丁寧に、より大袈裟にやった朗読の方が圧倒的に良かった。このテンポと、この語り口をベースに、この「貧の意地」の朗読に磨きをかけていけば良い、という大まかな見当がついた。このような録音機を使った練習は、朗読をしながら、その自分の朗読を聴き手の立場の耳で聴き取る訓練にもなっている訳である。
この「貧の意地」に登場する9人の登場人物の人物像も、今後、さらに掘り下げていかなければならない。また、この場面は大晦日の数日前であるが、旧暦だから今の1月下旬〜2月中旬という極寒の時期に当たる。登場人物の服装の貧しさでは、いかばかり寒く感じられたことであろう。その寒い感じを、表現しなければならない。
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後69年/西暦2014年)」カテゴリの記事
- 館長の朗読日記1577/朗読でご縁のできた方々へこの1年の感謝(2014.12.31)
- 館長の朗読日記1576/年の瀬にいろいろとやっている(2014.12.30)
- 館長の朗読日記1575/ついに年賀状を総て投函した(2014.12.27)
- 館長の朗読日記1574/年賀状を書いている最中である(つづき)(2014.12.25)
- 館長の朗読日記1573/「佐藤久成 ヴァイオリン コンサート」を聴きに行った(2014.12.24)


コメント