館長の朗読日記1322/品川「あやの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記1322 (戦後69年01月22日 新規)
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(1)
昨日(1月21日)の9時30分から、荏原第5地域集会所で、品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスンを行なった。前回は、昨年12月03日だから、約7週間ぶりのレッスンである。随分と間が空いたものだ。今回は、第2期・朗読ステップ2の13回目、いよいよ5月に開催する朗読発表会『あ・うん』のレッスンに入る。
現在、このサークルは会員が最多であるが、欠席したのは1人だけだった。今回は『あ・うん』の台本の前半部分「第1部 狛犬」のレッスンをした。会員の皆さんは、しっかりと自宅練習をしてきたとみえ、なかなか上手な朗読であった。特に、1番手と2番手の朗読が終わった後などは、他の会員から自然に拍手が起こったりした。
また、なかには特に上手な2期生がいて、とても素晴らしい朗読を披露してくれた。その朗読表現は、他の2期生はもちろんのこと、先輩である1期生にも大いに刺激になるし、参考にもなっているようであった。このように、全員が前向きに刺激し合っていけば、サークル全体のレベルがドンドン上がっていくことが期待できる。
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(2)
朗読の基本がまだ十分にできていない会員には、その基本を繰り返し指導する。朗読の基本がほぼ出来てきている会員には、その基本をベースにして、さらに演出的な観点から指導していく。その両方を全部の会員が視聴している。こんな理想的な「朗読」指導と「朗読指導」指導が他にあるだろうか。私は、今や、そう確信している。
また、今回、朗読指導しながら、改めて向田邦子の文章の上手さや特長がよく分かった。やはり、テレビドラマのシナリオ・ライターだけあって、場面の視覚的なとらえ方とその場面を転換させる鋭く鮮やかな切れ味の素晴らしさといったらない。それが作品のあらゆる所に行き渡っている。それを1人1人の朗読部分で解説していった。
また、登場人物が発するセリフが素晴らしい。特に、短いセリフが面白い。しかし、それだけに、それを朗読表現することはむずかしい。深い人間洞察が必要となる。それをどのくらい的確に認識し、さらに、それを自分の音声言語でいかに表現していくか。この『あ・うん』は、いろいろな意味で、朗読しがいのある面白い作品である。
○品川朗読サークル「あやの会」の朗読レッスン(3)
このサークルは、だいたい3ヵ月ごとに『あやの会通信』を発行している。今回は平成25年度第4号が配布された。その中に、荏原地域の民生委員が企画し、昨年12月26日に開催された「一人暮らしの高齢者の方のお食事会」に、このサークルの有志が朗読出演した模様が、以下のようにこのサークル代表の筆で記事になっていた。
「年末12月26日には、第5出張所において、民生委員企画の、『一人暮らしの高齢者の方のお食事会』に参加させていただきました。根本さんが持ってきてくださった、お庭の柿は、枝とともにオブジェのように会場を飾り、『トキ』の朗読の前には、岡林さんが、トキの大きなカラーコピーを、みなさまにおみせしたり、やさしい心配りがステキでした。
プログラムは、岡林さんの表情豊かな『トキ』で始まり、つづく『花咲き山』では、味わい深い根本さんの読みに、大型絵本が花を添え、最後の『かさじぞう』は、昔なつかしい紙芝居を、白澤さんが、リズミカルに演じてくださいました。渡辺さんの拍子木、私、山本の鈴も、楽しい演出になったと思います。
当日の参加者は、40人ぐらいでした。お天気の都合で1週間遅れになったのですが、ちょうど年の瀬に合った、ほっこり、あたたかな時を持つことができました。おいしいお弁当と、年末ということで、特別にお赤飯のおみやげもいただきました。尚、プログラムはなかなか好評で、今後も出演依頼があるようです」(『あやの会通信・25年度第4号』平成26年1月21日発行)
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