館長の朗読日記1320/朗読漫画『花もて語れ』の第91話
館長の朗読日記1320 (戦後69年01月20日 新規)
○朗読漫画『花もて語れ』の第91話
今日(1月20日)に、小学館から『週刊スピリッツ』2014年8号が届いた。本号には朗読漫画『花もて語れ』の第91話「瓶詰地獄①」が掲載されている。すなわち、今回から「瓶詰地獄」篇に突入したわけである。この「瓶詰地獄」は夢野久作の原作であり、朗読するのは藤色きなり先生のかつての朗読仲間・五十土園子である。
この「瓶詰地獄」は、1928年に発表された、全部で4通の手紙文で構成された作品である。1通目は、後の3通の手紙を受け取った経緯が書かれたもので、全体のプロローグの役割を果たしている。同じような構成の作品として1946年に発表された井上靖の「猟銃」がある。女性朗読者に「猟銃」は人気があり、よく上演される。
反面「瓶詰地獄」の方は、あまり朗読上演されていないのではないか。この作品も、担当編集者の高島雅さんからレクチャーを頼まれたもので、それまでは私も全く知らなかった。ちょっときわどい内容なので、これを朗読上演するには一種の思い切りが必要である。しかし、昭和初期の時代的な雰囲気も漂っている面白い作品だと思う。
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