館長の朗読日記1353/千葉「わかば」の朗読発表会
館長の朗読日記1353 (戦後69年02月26日 新規)
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会(1)
昨日(2月25日)の午後1時30分から、千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会『グスコーブドリの伝記』が開催された。朗読レッスン的には、第2期・朗読ステップ2の第21回目の朗読レッスン、台本『グスコーブドリの伝記』の9回目に相当する。朗読発表会は、この1年間の朗読レッスンの成果を確認する場でもある。
観客数は100人ほどであった。昨年は雨天のためか客足が悪く80人ほどであったが、今年は晴天かつ温暖であったため、昨年より観客数が伸びたようである。会場の千葉市生涯学習センターのホールは300席あるので、やはり空席が目立ったが、不思議なことに観客数が100人ほどになると、それなりの良い雰囲気が出てくる。
今年も、このサークルの会員たちがボランティアとして関与している視覚障害者施設から、視覚障害者と付き添いの方々が20人近くも聴きに来て下さった。この施設の行事・お楽しみツアー(年何回かの食事付き外出行事)の一環として、ここ数年間、千葉「わかば」の朗読発表会を聴きに来て下さっているのである。感謝感謝である。
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会(2)
朗読の出来栄は、立ち稽古や舞台リハーサルに比べれば2〜3割は良くなっていた。それは確かだが、私がイメージした作品世界、また、私がイメージした朗読作品からは、まだまだかなり乖離していた。これは、作品解釈が不十分なだけでなく、まだ「語り口」が自分の言葉になっていないための表現力不足によるところが大きい。
終演直後の楽屋で講評を求められたので、率直にそのような感想を話した。ところが、出演した会員たちは、皆それぞれ、かなりの達成感に浸っていたらしい。自分でもかなり上手く朗読出来たという自己評価をしていただけでなく、終演後の会場ロビーで聴きに来てくれた知人友人たちからかなり褒められたという。この落差は何だ?
その1つの要因は、このサークルの会員構成にあった。なにしろ1期生が全体の3分の1以下であり、レッスン歴がまだ2年ちょっとの2期生が3分の2以上を占めている。レッスン歴が2年強の朗読サークルとして聴けば、確かに上出来の朗読発表会であった。私は、何となく、レッスン歴8年の朗読サークルとして聴いていたのである。
○千葉朗読サークル「わかば」の朗読発表会(3)
その後、場所を変えて開催された打上会でも、いろいろと話しに花が咲いた。全体の3分の1に満たない1期生は、それだけに使命感も強く、全体の3分の2を越す2期生を熱心にリードしてくれたそうである。その1期生の毅然とした的確なリードぶりを、2期生はとても感謝していた。これは私の理想とする朗読サークルの形である。
また2期生の中に、このサークルに入る前に東京の朗読教室をいくつか体験した上で、最終的に私のレッスンを受ける決意を固めた会員がいることも分かった。決心を固めたのは、私が指導&演出したいくつかの朗読発表会を聴いて感動したからだという。私は、正直「へえッ、あの朗読発表会で感動ねえ〜」と思わないでもなかった。
同時に、この落差が、今回の朗読発表会における私の講評と出演者の達成感の落差にも通底している、とも思った。朗読は、聴く立場によって、受ける印象や感動の度合いがかくも大きく喰い違うのだと、改めて思ったりもした。ともあれ、次回から、第2期・朗読ステップ3の朗読レッスンに入っていく。会員の皆さん、共に頑張ろう!
| 固定リンク
「05館長の朗読日記(戦後69年/西暦2014年)」カテゴリの記事
- 館長の朗読日記1577/朗読でご縁のできた方々へこの1年の感謝(2014.12.31)
- 館長の朗読日記1576/年の瀬にいろいろとやっている(2014.12.30)
- 館長の朗読日記1575/ついに年賀状を総て投函した(2014.12.27)
- 館長の朗読日記1574/年賀状を書いている最中である(つづき)(2014.12.25)
- 館長の朗読日記1573/「佐藤久成 ヴァイオリン コンサート」を聴きに行った(2014.12.24)


コメント