館長の朗読日記1348/船橋「はなみずき」と習志野「茜」の朗読レッスン
館長の朗読日記1348 (戦後69年02月21日 新規)
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(1)
昨日(2月20日)の15時00分から、船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ2の17回目、今年4月に開催する朗読発表会『白旗の少女』の第5回目のレッスンである。この台本は2部構成であり、1部と2部を交互にレッスンしていく。従って、今回は第1部の3回目となる。
朗読発表会のための通常レッスンは6回である。その後に、立ち稽古とリハーサルを1回づつやって本番を迎える。通常レッスンでは第1部と第2部を交互に3回づつやる。したがって、通常レッスンでは今回が第1部の最後ということになる。会員の皆さんは各々それなりに仕上がってきた。全体のバランスは立ち稽古の場で調整する。
今回のレッスンで、このサークルも着実に上達してきた、と改めて思った。このサークルは1期生と2期生の人数がほぼ半々である。1期生はほとんどが朗読のまったくの初心者であった。したがって、最初の数年は、朗読もそういう事情を正直に反映していた。しかし今や、後輩の2期生をリードするような朗読表現になってきている。
○船橋朗読サークル「はなみずき」の朗読レッスン(2)
その点、後輩の2期生は、他所で朗読を経験してきた人がけっこう混じっている。なかには、司会業や声優業をやっているような人も混じっている。しかも、先輩の朗読を毎回のレッスンで聴いているのだから、上達も速い。そういう後輩をリードし続けるのは大変だと思うが、やはり6年のレッスンの積重ねは伊達ではなかったようだ。
また、後輩の朗読の上達ぶりに大いなる刺激を受けたことも確かである。特に、なかなか「語りかける語り口」を会得できなかった1期生が、最近、急速に「語りかける語り口」を修得しつつある。先輩の1期生は、後輩の2期生に恩恵を与えているばかりではない。逆に、多大な恩恵を受けている。少なくとも、私はそう実感している。
私の朗読レッスンは、ある意味で、すべて実験である。当面は、次の2点を重点的に意識している。1点目は、1期生と2期生を同じレッスンの場で共に上達させることができるか否か。2点目は、朗読の表現力と、朗読の指導力とを、同じレッスンの場で共に身につけさせることができるか否か。その2点の成否をかけた実験である。
○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(1)
昨日(2月20日)の18時30分から、習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスンを行なった。今回は朗読ステップ6の11回目。宮澤賢治原作「セロ弾きのゴーシュ」の5回目である。この「セロ弾きのゴーシュ」のレッスンも、次回は仕上げの通し読みである。今回は、レッスンの前に、その仕上げの通し読みの朗読分担を決めた。
このサークルは、7月に朗読ステップ6終了記念の朗読発表会を開催する。朗読ステップ1〜6終了記念ということで、1人1作品の上演形式で行なう。役員の方から、そのための立ち稽古とリハーサルのスケジュールと会場についての最終報告がなされた。立ち稽古が6月22日、リハーサルが7月22日、会場は八津公民館である。
その後、順々に1人4分弱づつ台本を朗読してもらいながら、その1人ごとに私からダメ出しやコメントをしていった。私の朗読指導は辛口で厳しいという風評があるので、最近は極力やさしく褒めるように心掛けている。しかし、もともと根が正直者であるから、ついつい思ったことを口にしてしまう。今回も結局はそうであった。
○習志野朗読サークル「茜」の朗読レッスン(2)
会員の皆さんも、そこら辺はすっかりお見通しのようである。なかには、最近の私のダメ出しやコメントが妙にやさしく、いやに褒めてくれるので、何だか気持が悪かった、などと憎まれ口をきく会員もいた。実際は、最近このサークルの会員が急速に上達し始めたので、本気になって褒めたのだが、どうもあまり信用されていないようだ。
会員の皆さんは中高年の女性が多いから、言葉の表現や駆け引きは極めて巧みである。その表現力を、もっと朗読の場で発揮して欲しいものだ、などと私もときどき憎まれ口をきく。しかし、とても言葉の表現や駆け引きで勝てる相手ではない。結局は、正直に思ったことを口にするのが、何よりも良いのだ、と思い直した次第である。
そういう次第で、結局は今回もかなり辛口で厳しい朗読指導をしてしまった。ただし、それでも、私としてはかなり控えめに言っているつもりなのである。そして、会員の1人に言っていることは、同席の全員に向かっていっているのである。そこを理解して、他の会員に対する私の指導を、ぜひ自分事(わがこと)として聴いて欲しい。
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