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館長の朗読日記1347/朗読漫画『花もて語れ』の第94話と庭樹の野鳥

館長の朗読日記1347  (戦後69年02月20日 新規)



○朗読漫画『花もて語れ』の第94話

 昨日(2月19日)に小学館から『週刊スピリッツ』2014年12号が届いた。本号には朗読漫画『花もて語れ』の第94話「瓶詰地獄④」が掲載されている。この「瓶詰地獄」は、全部で4通の手紙文で構成された作品である。今回も、前回、前々回に続いて2つめの手紙の朗読である。朗読はその最後の部分の少しだけであった。

 今回は、朗読表現そのものや、朗読の理論的な解説よりも、朗読している五十土園子と、それを舞台袖で聴いている主人公・佐倉ハナと、同じく客席で聴いている藤色きなり先生の過去の想い出と絡み合いという、物語的な展開が中心になっている。今後のくわしい展開は、乞う御期待。大きな盛り上がりが待っていることは確かである。

 私は、日本のいわゆる朗読界とはほとんど無縁の人間だが、それでも時たま、そういう方面の情報が耳に入ってくることがある。どうやら、この朗読漫画『花もて語れ』は、いわゆる朗読家や朗読指導者の間でも、少しづつは読まれてきており、話題にもなってきているようである。それが良い方向に向っていくことを心から祈っている。



○庭樹の野鳥(1)

 昨日(2月19日)はどういうわけか、午の頃から自宅の庭樹にメジロが2番(つが)いとヒヨドリが1番いの計6羽が共存し、賑やかに夏蜜柑の餌を啄(ついば)んでいた。賑やかといっても、鳴き声はそれほどたてない。大小6羽の野鳥が、夏蜜柑の餌を啄んだり枝から枝に飛び移ったりする所作が、賑やかな印象を与えるのである。

 これまでの私のささやかな観察経験では、昨日のようにメジロとヒヨドリが共存して餌を啄むことはなかった。メジロは、ヒヨドリが来ると、サッと飛び去ってしまう。また、ヒヨドリが来ている間は、メジロは寄り付かなかった。私は野鳥の生態には疎いから何ともいえないが、昨日のような共存の光景は実に珍しいものであった。

 自宅の南側の庭には、居間の右前方に夏蜜柑の樹、隣室の私の書斎(旧客間)の左前方に梅の樹が植えてある。その2本の樹に家人が夏蜜柑を輪切りに2分し、針金で枝に括りつけて野鳥に餌を提供している。夏蜜柑の樹にはまだ5つほどの橙色の実を残している。梅の樹には紅い梅の花の蕾が膨らんで総ての枝にビッシリとついている。



○庭樹の野鳥(2)

 その2本の樹の枝から枝へ、2種類、3番い、6羽の野鳥が盛んに飛び回り、餌を啄んでいる。無精者でレッセフェールの野鳥の観察者としては、それだけで十分な光景であった。番いの野鳥は、ときには寄りそったり、ときには離れたり、片方が餌を啄んでいると、もう片方は辺りを警戒したり、ときには同時に餌を啄んだりしている。

 昨日のメジロは、ヒヨドリが同じ樹に飛んで来ても、まったく動じなかった。平気で餌を啄み続けたり、番い同士でじゃれ合ったりしている。ヒヨドリの方は、もちろん、メジロの動向など気にする素振りがまったくない。メジロは餌である夏蜜柑そのものに止まって餌を啄む。ヒヨドリは大きくて重いから、そういう芸当ができない。

 餌を取りつけてある枝から首を伸ばして啄んでいる。枝にくくりつけず、垂らすように吊ってある餌には、メジロは直に止まって啄んでいるが、ヒヨドリはそれができない。仕方なくヒヨドリは、ヘリコプターが空中で停止飛行するようにして餌を啄む。しかし、疲れるのか、長くは続かない。その一連の格好が、実に絵になっている。

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