館長の朗読日記1352/朗読漫画『花もて語れ』の第95話
館長の朗読日記1352 (戦後69年02月25日 新規)
○朗読漫画『花もて語れ』の第95話(1)
昨日(2月24日)に小学館から『週刊スピリッツ』2014年13号が届いた。本号には朗読漫画『花もて語れ』の第95話「瓶詰地獄⑤」が掲載されている。この「瓶詰地獄」は、全部で4通の手紙文で構成された作品である。今回は、2つめの手紙(1つめの瓶の手紙)の末尾から3つめ(2つめの瓶の手紙)の手紙の朗読に入る。
朗読漫画『花もて語れ』のこの「瓶詰地獄」篇においては、書簡文を朗読する場合の「視点の転換」をかなり徹底的に展開している。手紙を読んでいる海洋研究所員、手紙の書き手(その書き手が手紙を書いている現在、書いている内容が起こった過去の場面)、この作品の読者、この作品の作者、この朗読の聴き手、など様々な視点。
また、朗読ステップ6についても、聴き手の立場で自分自身の朗読を聴く場合には2通りの聴き方がある、という点まで展開している。1つは「朗読に精通した玄人的な聴き方」。2つは「普通のお客さんの聴き方」。この2通りの聴き方が出来なければ、朗読の指導も、朗読の演出も、朗読の批評も、本当のところはできないのである。
○朗読漫画『花もて語れ』の第95話(2)
昨日(2月24日)の午後10時30分ごろに、朗読漫画『花もて語れ』の担当編集者・高島雅さんから電話がかかってきた。この「瓶詰地獄」篇における今後の連載部分の朗読に関する相談(確認)と、その「瓶詰地獄」篇の次の篇に関する問い合わせであった。高島雅さんからの電話は、これまでもほとんどがこの時間帯であった。
この時間帯に電話を受けると、漫画の制作には昼も夜もない、ということが実感として伝わってくる。特に、朗読漫画『花もて語れ』が週刊連載になってからは、その緊迫感が他の側面からもヒシヒシと感じられてくる。そこで、私も、極力、高島雅さんからの電話に対して、丁寧かつ迅速に対応するように努めているつもりである。
片山ユキヲさん(漫画家)と高島雅さん(担当編集者)が、この朗読漫画『花もて語れ』にかける熱意と努力を考えると、私ももっともっと自分の仕事(朗読やその他)に力を注がなければならないと想いを新たにする。片山さんと高島さんはまだ40歳代だから、体力的にも、精力的にも、同等の力を注ぐことはとても不可能であるが。
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