館長の朗読日記1363/体調はほぼ回復したが・・・
館長の朗読日記1363 (戦後69年03月13日 新規)
○体調はほぼ回復したが・・・(1)
昨日(3月12日)は、終日、自宅に籠っていた。体調は回復したはずだが、まだ本格的な仕事をする気力が出て来ない。近年は、病気が治った後もスッキリと治ったという実感がなかなか湧いて来ない。まだ、十分に回復していないせいなのか、年齢のせいなのか、怠け癖がついてしまったせいなのか。本来、これではいけないのだが。
そこで、やることがどうしても楽な仕事の方に傾いてしまう。今後、毎月のように私が指導している朗読サークルの朗読発表会が催される。その朗読発表会の打上会の席上で、その次に突入する朗読ステップのレッスン計画表を配布することにしている。昨日は今年の7月までに必要な3サークル分のレッスン計画表を作成したのである。
筑摩全集類聚『太宰治全集』の第10巻の随想篇も9割くらいまで読み進んだ。いわゆる随想を読了し、残るは本の序文とかあとがきの類だけである。近日中に第10巻を読了し、最後の第12巻の初期作品篇に突入できると思う。第11巻の書簡篇には、当面、手をつけないから、予定通り3月中には太宰治の通読を終了しそうである。
○体調はほぼ回復したが・・・(2)
筑摩全集類聚『太宰治全集』の通読は、今年の年末に予定している第7回「東百道・講演と朗読の会〜太宰治の文学とその航跡(死闘篇)〜」の準備の仕事の一環である。第10巻の随想篇に入った辺りから、太宰治という作家の全体像が朧げながら直感できたように思う。その直感をベースに、さらに時代毎に論理的な解読をしていく。
そして、さらなる直感の高みに自らを誘っていく。そして、さらに、その直感をベースに、さらに論理的な解読を進めていく。結局、私が文学作品や作家の営為を解読していく方法は、このように直感的な解読と論理的な解読を繰り返しながら、螺旋的にその文学作品なり作家なりのイメージを豊かにし、高め、深めていく以外にはない。
その解読の方法、プロセス、内容を、なるべくコンパクトにまとめて、毎年、年末に開催する「東百道・講演と朗読の会」において開陳している。いわば、凡なる迷探偵が、四苦八苦しながら本物の事件の謎を解いていく方法、プロセス、内容を公開するわけである。面白くないわけがない。面白くない人は、聴きに来なければよい。
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