館長の朗読日記1360/八千代「新・みちの会」の朗読レッスン
館長の朗読日記1360 (戦後69年03月09日 新規)
○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(1)
昨日(3月08日)の13時30分から、八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスンを行なった。今回は第2期・朗読ステップ5の第8回目、三浦哲郎原作の「とんかつ」と「じねんじょ」の2本を併行して行なうレッスンの2回目である。前回は「とんかつ」組が先だったが、今回は「じねんじょ」組に先にやってもらった。
私が指導している朗読サークルの多くは、会員数が10人〜15人である。その数の会員が、それぞれ朗読の上達を目指して、それぞれの事情の中で練習を積み重ねている。その積み重ねの中で月2回のレッスンをすると、ほぼ毎回、それぞれのサークルの誰かが朗読的な飛躍を示す現場に立合うことになる。実は、今回もそれがあった。
従来は、アナウンサー的なはっきりとした音読ながら、的確な心情表現やイメージ表現が欠けていた会員がいた。ところが今回のレッスンで、急にシットリとやさしい声出しと共に、かなり的確な心情表現やイメージ表現の朗読に変貌をとげていた。ここ数回のレッスンで若干その兆候はあったのだが、今回は突如それが鮮明になった。
○八千代朗読サークル「新・みちの会」の朗読レッスン(2)
このサークルの会員たちは、朗読を聴く耳は十分に肥えている。直ちに、その会員の朗読的な飛躍を聴き取ったとみえ、朗読が終わった瞬間に会場から自然と拍手が湧き起こった。私も、思わず「オーッ、良いですねー」という趣旨の嘆声を発していた。そして、さらに「やはり、朗読は続けるものですねえ」と思わず発言したのである。
その会員は旧八千代朗読サークル「こちの会」で朗読ステップ1〜6を終了した。それを機に「こちの会」が2012年6月に解散した際、ただ1人、第2期の朗読ステップ1〜6を改めてたどるために「新・みちの会」に転入してきた。従って、私のレッスンをすでに8年も継続している。そして、ついに今回の飛躍を遂げたのである。
他の会員の皆さんも、それぞれ頑張っている。私が「○○節」と揶揄した、特有な語り癖のあった会員も、その癖がほとんど直ってきた。文末の「〜た」を「〜たー」と延ばす癖のあった会員も、その癖がかなり直ってきた。表現力はあるのだが、下に低く出る語り口だった会員も、徐々に高く上に出てくるようになった、等々である。
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